犬とペットショップで運命出会いで衝動買いする理由と実はダメな理由

ワンちゃんがあまりにも可愛くて、思わず一目ぼれで買ってしまったという話をよく耳にします。

「ペットを飼いたいな」とあなたが感じている時、思わず吸い寄せられるようにふらふらとペットショップに足を運んでしまうことがあります。

ペットショップには、一番可愛い盛りの子犬たちが勢ぞろいしています。

ついそれこそ衝動的に一目ぼれしてしまい、思わずこの子を家に連れていきたいと、真剣に運命の出会いを感じたりしてしまうものです。

事実その通り、この運命的出会いで、ワンちゃんを衝動買いしてしまう人が、思った以上に多いのです。

しかししっかりした事前準備もなく犬を飼ってしまうと、現実とのギャップに悩まされ悩んでしまうケースが多いと言えます。

しかし一度犬を飼ってしまった以上、後戻りはできないのです。

電化製品などであれば、「大きい買い物を失敗したな」の一言で済ませることが可能ですが、生き物で命がある犬の場合、決して失敗したでは済ませられないことを心に刻む必要があります。

ひょっとすれば、衝動買いをしてうまくいくケースもあるかも知れません。

しかしやはりそれは稀なことであり、その人が偶然たまたまペットを飼う適正に優れていたのでしょう。

犬を飼おうと考えた場合は、冷静になって自分の現状を振り返ってみましょう。

つまり現状のあなたの生活やお金事情などを考慮すべきです。

 

犬などのペットを購入する一番の理由は、あなたが愛玩動物として可愛い犬に癒しを求めているからです。

犬を購入する主な理由は次の通りです。

・一人暮らしが寂しいから

・犬が好きだから

・子供にねだられた

・子供の情操教育のため

・つい衝動買いしてしまった

 

今回はワンちゃんの衝動買いにスポットを当て、衝動買いする理由や危険性、実はしてはいけない理由について紹介します。

 

つい犬を衝動買いしてしまう理由

「運命の出会いの一目ぼれ」

ペットショップに足を運ぶ人は生き物好きなわけです。

ペットショップには、最も可愛い盛りの2~3ヶ月程度の子犬たちが勢ぞろいして待ち受けています。

子犬は本来好奇心旺盛で、自然とよく視線が合います。

したがってよく、自分の事を見つめてくれている何て勘違いしてしまいやすいのです。

このため多くの人が運命の出会いを感じ、一目ぼれしてしまうわけです。

また、そんな可愛いと感じた子犬を抱っこさせてもらえば、もうメロメロです。

自分にすがってくる姿に愛情や安心感を感じ、その愛らしさに参ってしまい、思わずその場で購入を決めてしまう人が多いのです。

ペットショップの店員も商売柄当然ですが慣れたもので、上手くあなたの心をくすぐって誘惑してくるわけです。

これであなたは一貫の終わり、考えなしで一目ぼれで犬を購入してしまうのです。

 

「子供にねだられる」

子供は欲しいという衝動を抑えられません。

たまたま訪れたペットショップで、可愛い子犬を目にしてしまえばもう手放せません。

子供と一緒にペットショップを訪れるということは、元来あなたも犬などの生き物が好きなわけです。

したがって、子供にねだられるという体裁をとっていますが、実はあなたも一緒に可愛い子犬に一目ぼれしていたりするわけです。

このケースでは、あなたの一目ぼれに加えて、子供の強い力が加わります。

そして先ほども述べた、ペットショップ店員の強いプッシュも加わり、ついに子供にねだられるという理由の体裁をつけながら、犬を衝動買いしてしまうのです。

 

「芸能人や流行の影響」

あなたが大好きなファンである芸能人が、ワンちゃんを飼っていると、どうしても同じ犬種を自分も飼ってみたくなる衝動に駆られる人も少なくありません。

結構この単純理由で、犬を衝動買いする人が多くいます。

また、流行の影響は大きくて、日本ではCMに登場したチワワの愛らしいウルウル瞳が人気を呼び、一気にチワワ人気が上昇して、チワワをペットショップでみなさん衝動買いしていったのです。

アメリカでは、一時的な流行でダルメシアンの子犬の人気が急上昇したのが有名で、猫も杓子もダルメシアンを欲しがったといいます。

この流行による人気の秘密は、人気映画の「101匹わんちゃん」の主人公が、ダルメシアンであったからです。

このように流行の影響とは恐ろしいものであり、みなさん流行に流されて衝動買いに走ってしまうのです。

 

絶対に犬の衝動買いをしてはいけない理由

思わず犬を衝動買いしてしまった場合、失敗しやすことは火を見るよりも明らかです。

ペット先進国のイギリスやドイツなどでは、お金で犬を買うようなことは禁止されています。

日本も安易に誰でも思いつきで、金さえ払えばワンちゃんが飼えてしまう環境を見直すべきかもしれませんね。

それだけ、犬たちペットの命を大事にすべき状況になっていると思えます。

 

「無責任な飼い主の増加」

犬を衝動飼いするような多くの飼い主は、どうしても無責任となってしまいます。

このため、飼い主の無責任な勝手な一方的都合により、ワンちゃんを手放してしまいます。

・上手くなついてくれない

・思ったより世話が大変

・成長して成犬になったら可愛くなくなった

・お金がかかる

・犬が病気になった

・思っていた理想と愛犬生活が異なった

・犬が歳をとって介護が大変

・イタズラが直らない

・言うことを聞かない

・長期の旅行に行けない

・引っ越し先で犬が飼えない

・赤ちゃんが産まれた

・予定外の出産で、たくさん子犬が産まれた

・飼い主が他界してしまった

こんな具合にすべてが、飼い主さんのわがまま勝手な理由ですから上げてもきりがなく、とにかくあきれるばかりです。

この結果どうなるかと言えば、保健所などにあずけられ、愛犬の飼育放棄となるのです。

平成28年度では、4万頭を超える犬が保健所に引き取られているといいます。

そしてこのうちの約25%、1万頭近くが殺処分されて命を失っているのです。

衝動買いしたケースでは、事前にあらゆる場面の想定がなされていないため、理想と現実のギャップを感じる人が多いようです。

もちろん愛犬を手放すケースは、衝動買いをした人に限りませんが、その割合が圧倒的に多いのが事実です。

 

「理想と現実のギャップに悩む」

ペットショップで子犬を衝動買いした場合、その理想と現実のギャップに悩む飼い主さんが多いようです。

可愛いくて愛らしい子犬の姿に癒しを覚え、一目ぼれして衝動買いしたはずが、実は可愛い子犬の時期などあっという間に過ぎてしまいます。

犬の成長スピードはすさまじく、半年もすれば成犬の仲間入りをしてしまうのが現実世界なのです。

特に大型犬の変化スピードは早く、衝動買いした方はそのギャップに戸惑ってしまいがちです。

また当然のパターンですが、子供にねだられて衝動買いをしたケースでは、「ちゃんと世話するから買って!」の言葉を信用したとは思えませんが、多くのケースで愛犬の世話が結局すべて親にまわってきます。

もともと子供は三日坊主だし、今の時代、塾や習い事などで忙しい子供は、家を空けることが多く、なかなかワンちゃんの面倒まで手が回りません。

この段階で改めて衝動買いをしたしっぺ返しが生じ、飼育方法やしつけの勉強を行い、その大変さを目の当たりにするのです。

 

「費用がかかる」

ワンちゃんを衝動買いしたケースでは、これから必要となる費用をまず計算していません。

家計に余裕があれば問題ありませんが、多くの家庭がそんな余裕がないのが現実です。

まず犬の購入費としての初期費用に、30万程度はかかってしまっているはずです。

これで大分貯金をはたいてしまったわけですが、これで終わりではありません。

当然ですが、まずは生き物でしから食費がかります。

これが毎月1万円程度は必要です。

この他、絶対の必要経費が予防接種等代であり、毎年3万円くらいは必要となります。

その他、病気や介護等などいろいろ費用がかさんできます。

特に犬は保険が効かないため、病気やケガで病院にかかった際は大変です。

実は「ペット破産」などという言葉があるほど、犬を飼うにはお金がかかってしまうのです。

先ほど述べたようなお金を犬が死ぬまでの十数年間、継続して払い続ける経済力が本来犬を飼うためには必要となるのです。

衝動買いしたケースでは、これらのお金に対する考慮が抜け落ちているでしょうが、必要最低限のお金がなければ、いくら愛情があっても愛犬を幸せにしてあげることができないのです。

お金がないばかりに、安価な添加物がてんこ盛りのフードを与えていては、愛犬が病気になるリスクが高まり、いくら愛情を注いでいるつもりでも、病気にしてしまっては本末転倒であり本当に幸せにはできていないわけです。

お金のことを考えれば、安易に犬の衝動買いに走らずに、シビアになって当然なのです。

 

「一人暮らしで寂しい」

特に都会で一人暮らしをしていれば、その寂しさからペットを飼おうと考える人も多いでしょう。

そのため、ついペットショップであまり深く考えずに、出会った子犬の可愛らしさに癒しを求め、衝動買いしてしまうパターンも多いようです。

しかしよく考えれば、一人暮らしをしていて働きながら犬を飼うということは、自分以外に愛犬を世話する家族がいないということです。

つまり家を留守にして、愛犬に寂しく留守番をさせてしまうことが多いわけです。

本来犬は群れる生き物のため、一人でいるのが苦手であり、留守番を多くさせてしまうと寂しさが増し、愛情不足を感じストレスが生じ、体調不良を起こし、その結果病気になってしまうこともあります。

最近の夏は強烈で、家の中にいても熱中症になってしまう程です。

このため、家族がいない一人暮らしであれば、あなたが会社に行っている間の愛犬が、一人で過ごす間の夏の暑さや冬の寒さ対策も不安になります。

また、留守番中には寂しさからイタズラをしてしまったり、食べてはいけないものを食べてしまうような心配もあります。

また万が一、あなたが病気などにかかってしまい、愛犬の面倒を見られなくなればどうしますか?

このようなことまで考えだせば、なかんかワンちゃんを飼うことが困難になってしまいますが、少なくとも衝動買いをする前に深くこのあたりの問題考えた末に、購入に至って欲しいものです。

経済的に余裕があれば多頭飼いして、一人で留守番させないなどの対策も考えられます。

また性格的に、一人暮らし向きと言われている犬種もいます。

さらに最近では、留守番中のワンちゃんの様子を確認できる優れものの商品だってあります。

 

心配な愛犬のお留守番の悩みを解消【Furboドッグカメラ】

Furbo(ファーボ)ドッグカメラを利用すれば、上の画像のような調子で、あなたのスマホに情報が届くのです。

愛犬の気になる留守番時の様子を見事に逃さず通知してくれるので安心できます。

例えば、ドッグアクティブ通知などは、愛犬のイタズラやおもちゃで遊ぶ瞬間などを認識して、自動通知してくれます。

また、ドッグセルフィ通知であれば、愛犬がurbo(ファーボ)に近づいてきた瞬間の表情を認識し、その瞬間の写真を撮ることで、愛犬がおやつを欲しがっている表情を写真に撮って通知してくれるのです。

「ワンワン!お知らせ機能」などもあり、愛犬の鳴き声を素早く感知して、あなたのスマホに自動通知してくれます。

通知が届けば、あなたが確認して愛犬に話かけてあげることができます。

 

スマホ操作も簡単で、上の画面通りの箇所をタッチするだけで、写真や動画が撮れて、またマイクから話しかけたり、おやつを与えることができてしまいます。

 

イメージをつかむために、実際にFurboを使用する動画を見てみましょう。

 

動画で見たように、Furboではこちらから愛犬に話しかけたり、おやつをあげることも可能です。

 



 

またあなたが、どうしても部屋を留守にしがちであれば、まずは一人暮らしでも大丈夫な鳥やハムスター、ウサギ等の小動物、爬虫類や熱帯魚等を考えてみてもいいかもしれません。

少なくとも少しは気持ちが癒されるはずです。

 

まとめ

今回はワンちゃんを衝動買いしてしまう理由や、実はその衝動買いがNGである理由について紹介しました。

さて、みなさんはこの記事からどのように感じたことでしょうね。

犬たちペットと触れ合うことはとても大切であり、世話など大変な面もありますが、その苦労の何倍もの幸せを返してくれるのも事実です。

犬などの生き物が大好きな私としては、是非たくさんのみなさんにワンちゃんを飼って、充実した楽しい体験を知ってもらいたいところですが、犬などの生き物を飼う以上、命を尊ぶことが最も大切であり、一旦飼った以上は責任を持って面倒を最後まで見続けて欲しいと願っています。

そのためにも、愛犬を飼うことはたくさんの幸せをもらえますが、その反面大変なこともあります。

しっかり事前に勉強や準備を重ね、衝動買いして愛犬を手放すようなことがないようにしてもらいたいと切に願います。

 

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