チワワを連れて行くなら犬カフェとドッグカフェどちら?2つの違いは

2019年5月8日

愛犬家のみなさんであれば、憩いの場としてドッグカフェを訪れ、愛犬と共にランチやドッグランを楽しんだ経験をお持ちの方も多いことでしょう。

ところが最近、「犬カフェ」というお店ができており話題となっていますが、あなたは知っていますか?

「ドッグカフェ」と「犬カフェ」と言われれば、よく知らない人であれば、単に犬の言い方を英語で言っているかどうかだけで、同じ種類のお店だと勘違いしてしまうことが多いみたいです。

実は「ドッグカフェ」と「犬カフェ」は、全く違う種類のカフェなので、注意が必要です。

まだ犬カフェは、ドッグカフェに比べると数も少なく、世間の認知度も低いようです。

猫カフェの方が先行で広がったため、もしかすると、猫カフェならば聞いたことがあるという人もみえるかもしれませんね。

基本的には、猫カフェと犬カフェは同様であり、犬カフェは、猫カフェの犬バージョンだと思ってもらえればいいでしょう。

最近では、「保護犬カフェ」なんてお店も誕生しはじめてき、注目を集めています。

今回は、「ドッグカフェ」と「犬カフェ」のシステムの違いについて、分かりやすく説明すると同時に、「保護犬カフェ」についても簡単に紹介します。

ドッグカフェ

ドッグカフェはかなり認知度も高まり、チワワと一緒に来店して楽しんだ経験を持つ飼い主さんも多いことでしょう。

簡単にドッグカフェを紹介すれば、愛犬と一緒にお茶や食事が楽しめる店と認識してもらえばOKです。

つまりドッグカフェとは、ワンちゃんと一緒に行っても拒否されることのない、犬同伴で行けるカフェということです。

そのため、犬専用メニューなども充実しており、チワワたちワンちゃんも十分楽しめること請け合いです。

ドッグカフェによっては、そのカフェのオーナーの愛犬が、看板犬となって人気を博しているケースも多いですよ。

ドッグカフェの場合、犬連れでなくても入店可能であり、普通に人間が食事をしても何にも問題がありません。

そのため初めてのケースでは、チワワと一緒に行く前に一度事前に飼い主さんが店に行ってみて、どんな雰囲気の店なのか確認してから、愛犬と一緒に訪れれば安心かもしれませんね。

店によって特徴があり、例えばテラス席のみ犬同伴可などという具合に、店の形態はいろいろです。

何にせよ、愛犬と気を使うことなくゆったりとしたカフェタイムが楽しめるのは、とても魅力的ですよ。

上手くすれば「犬友達」を作ったりもできますし、何よりもたくさんの人やワンちゃんたちに触れ合わせてあげることができるため、愛犬の社会化訓練の場として最高の環境となります。

猫カフェの場合は、料金が滞在時間によって決定しているシステムが多いのが特徴です。

漫画喫茶をイメージしてもらえれば分かりやすいでしょう。

それに対してドッグカフェの場合は、まったく人間用のカフェと同じシステムであり、オーダーした飲食物に対してのみ、料金を払えば良いという形がほとんどです。

なお、ドッグカフェに行く前の心得として、チワワに「オスワリ」「フセ」「マテ」程度のしつけはマスターさせておきたいものです。

さらに、感染性の病気に感染しているワンちゃんは連れて行かないことは常識ですし、行く前にシャンプーを行い、チワワを清潔に保ち、抜け毛対策としてブラッシングしておくのも最低のマナーだと知っておきましょう。

愛犬の排泄を済ませておくのもおすすめであり、当然ですがリードが必須となります。

犬カフェ

最近話題の犬カフェの特徴は、犬が接客するというスタイルのカフェであることです。

あくまで細かい接客は人間が行いますが、最大のウリがワンちゃんの接客となります。

つまりワンちゃんと触れ合うことができるカフェということです。

店によっては、愛犬が同伴できない場合もあるので注意が必要です。

「犬カフェのシステム」

犬カフェのシステムは、大きく2つのタイプに大別できます。

それはあなたの愛犬であるゲスト犬が、OKの店とNGの店があることです。

「愛犬OKのケース」

飼い主さんのチワワを同伴して店に入ることが可能。

看板犬やキャスト犬と、ワンちゃん同士の交流が可能であり、飼い主さん同士の交流などもできます。

「愛犬NGのケース」

ワンちゃんはどうしてもテリトリー意識が強いため、自分の縄張りに入ってくるのが見知らぬ人間であればまだ許容できますが、他の見知らぬワンちゃんが、自分の縄張りに入ってくることに対しては、強烈なストレスを抱く原因となります。

そのため、犬同士のトラブルを防ぐ意味合いも含め、愛犬と同伴できないケースも多いのです。

このため、犬カフェに愛犬を同伴したいと考えているケースでは、必ず事前にその店のホームページなどで、愛犬の同伴が可能であるかどうかチェックしておく必要があります。

犬カフェといいながらも、ドッグカフェと異なり、愛犬を同伴できないケースがあるのは、そもそも根本の目的に大きな違いがあるためです。

ドッグカフェは主役がワンちゃんであり、愛犬の社会交流の場です。

犬カフェは主役が人間であり、ワンちゃんと触れ合いたい人が訪れるためのお店なのです。

犬カフェのニーズ

「ペットが飼えない人」

ワンちゃんが大好きな人であっても、各種の諸事情で愛犬が飼えないケースがあります。

ペット不可のアパートなどに住んでいれば、愛犬を飼うことができません。

また、家族がアレルギーを持っていたりするようなケースもあるでしょう。

さらに一人暮らしで、仕事の都合上留守がちであることが理由かもしれません。

家族の中に犬嫌いな人がいることもありそうです。

このようにいくらあなたが犬好きで、愛犬を飼いたくても飼えない事情が伴うケースは多く存在します。

犬カフェは、このような犬好きだけどワンちゃんを飼うことができない理由を持つ人に対して、大好きなワンちゃんと心置きなく触れ合う場を提供してくれる店なのです。

犬好きでありながら、大好きなワンちゃんを飼うことが出来ずに淋しい想いをしている人たちに、犬カフェはたとえ一時的としながらも、飼い主気分を味わせてくれるわけです。

店によっては、ワンちゃんと一緒に散歩が体験できるようなサービスまで用意されていたりしますよ。

犬カフェは、このような事情を持った犬好きの人たちには、欠かせない貴重なお店として需要が高まっています。

「ペットロスの人」

可愛い愛犬は家族も同然です。

愛犬が亡くなってペットロスに陥った状態で、寂しい気持ちに陥っているケースであっても、すぐに次の新しいワンちゃんを迎えるまでは心の整理がついていない。

しかしワンちゃんとの触れ合いが恋しくて、どうしても我慢できないなんていうケースでは、「犬カフェ」を利用してみるのもオススメです。

とりあえず店にいる一時期の間とは言え、心が癒され、少しは淋しさを紛らわせることができるのではないでしょうか。

心が癒され、気持ちが落ち着きだせば、次のワンちゃんを購入する気持ちも生まれてくるかもしれませんよ。

「ペットを飼いたい」

まさしくペットとしてワンちゃんを飼いたいと考えている人が、飼う前に実体験をしてみたいケースでも犬カフェはおすすめです。

見ているだけと、実際にワンちゃんと触れ合う体験ができるのとでは、大違いであるものです。

ワンちゃんの体臭を体験してみましょう。

ゴールデンレトリバーなんて大きな犬がいれば、多分そんな大型犬に接する機会など初めて体験できることでしょう。

また、ゴールデンレトリバーのヨダレの多さにビックリするかもしれませんね。

ワンちゃんの抜け毛の体験をするだけでも、ブラシングなどのケアをしてあげる必要があることを実感できることでしょう。

また、ワンちゃんを飼うにあたって、いろいろ確認したい質問事項があるかもしれませんね。

そのようなケースでも安心です。

犬カフェには、「動物取扱責任者」という資格を持った、ワンちゃんの専門家が常駐しています。

そのため、安心してこれから愛犬を飼いたいケースでの、疑問点や不安なことを、気楽に何でも相談できます。

保護犬カフェ

あなたは保護犬カフェって知っていますか?

最近にわかに注目を浴びてきているのが保護犬カフェです。

保護犬カフェとは、犬猫の保護を目的としたタイプの犬カフェのことです。

保護犬をキャストにした保護犬カフェが開店し出しています。

特徴の一つとして、里親募集型の犬カフェもあります。

このため、保護犬の里親になりたいと思っている人たちには朗報です。

気に入った子がいたケースでは、家に迎える事も可能となります。

今まで里親になってみたいと興味を抱いていても、保健所に行くのはなんとなく気が引けると感じて、二の足を踏んでいた人も多いはずです。

そのような人には特におすすめです。

気楽に訪れて、里親募集している子たちに触れ合うことができてしまいます。

また、先住犬がいるケースなどでは、飼い犬を同伴してお見合いさせ、相性を確認することも可能だったりします。

また保護犬カフェでは、飲食したりした際の代金の一部が、保護活動の活動資金に充てられるようなシステムも導入されていたりします。