チワワの鳴き声や鳴き方を聞き分けて気持ちを理解しよう

2019年5月8日

チワワとは会話を交わせませんね。

それだけに、チワワの鳴き声や鳴き方に注意して、聞き分けてもらいたいのです。

ちょっと注意して、ワンちゃんの泣き声などを聞いてみれば、いろんなバリエーションがあり、決して同じ鳴き方をしていないことに気づけるはずです。

チワワの鳴き声や鳴き方を聞き分けてあげることで、随分ワンちゃんの気持を理解できるものですよ。

チワワの鳴き声のパターンを聞き分ける

ちょっと注意するだけで、チワワの鳴き方に大きな特徴があることに気づくことができます。

今回は3つのポイントについて紹介します。

ポイント1声の高低

少し注意して耳を澄ませるだけで、チワワの泣き声に高低の違いがあることに気づけるものです。

一般的にワンちゃんが低い鳴き声のケースでは、警戒心が強いケースだとされています。

また、高い鳴き声のケースでは、喜んで興奮しているケースが多く、まず敵意は抱いていないと判断できます。

あなたが仕事から帰ってきて、愛犬が喜んで歓迎してくれている時の泣き声を、少し注意して聞いてみればすぐに分かりますよ。

ワンちゃんの嬉しい時の鳴き声の定番として紹介されるのが、吠えないことで有名な「バセンジー」の緩急と高低をつけて鳴く、ヨーデル風の鳴き声ですね。

鳴くことがなかなか珍しいバセンジーの鳴き声興味がでますね。

どの程度喜んでいるかは疑問ですが、バセンジーの鳴き声を聞いてみましょう。

ポイント2声の長さ

ワンちゃんたちが威嚇を含んだ唸り声を出すときは、長く唸りが続きます。

来るなら闘うぞとの気持ちが詰まった威嚇です。

唸り声を聞いていても、ワンちゃんのヤル気がビンビン伝わってきて、思わず恐怖感が生じてきます。

一方、短い唸り声は、反対にチワワの方が恐怖心を持って唸っていたり、それほど相手を気にせず、うっとうしいからあっちへ行け何て程度の気持ちのようです。

結構、声の長さ一つからでも気持ちを読み取れるものなのです。

ポイント3くり返して鳴く回数

激しく、絶え間なく、チワワが鳴き続けるケースでは、かなり危険や恐怖などを敏感に感じ取って興奮している状態といえます。

それに反して鳴き声が、2、3回程度までで途切れるケースは、さほど激しく興奮しているわけではなく、少し興味を相手に示している程度だと言えます。

つまり少し吠えてみて、「何なの?」何か問題でもあるという感じで、相手の反応を伺っているような状態といえるでしょう。

チワワの吠え方の違い

ワンちゃんたちのいろんな吠え方のバリエーションを紹介します。

確かにいろんな吠え方がありますが、チワワが吠えるにはちゃんと理由があるのです。

注意してチェックすれば吠え方の意味が理解できます。

ワンちゃんたちは、無駄吠えしているわけではないということを認識しておきましょう。

「警戒して吠える」

何か物音がしたようなケースで、危険を察知して吠えるケースです。

鳴き続けるわけではなく、低く短く数回吠えて様子を伺うのが特徴。

中程度の大きさの鳴き声ですね。

「嬉しくて吠える」

少し高い声で短く吠えるのが特徴。

ウキウキ気分なわけですね。

さあこれから大好きな散歩だ!

やったあ、大好きな飼い主さんが帰ってきたぞという具合ですね。

「威嚇して吠える」

低い声で相手めがけて、唸り声を交えながら吠え続けます

最も大声を発します。

相手がいる間中吠え続けます。

「要求して吠える」

よく言う要求吠え。

問題の吠え方で、しつけし直す必要があります。

飼い主に対して何かを要求して吠えるのであり、主従関係が逆転しています。

「ご飯頂戴」「散歩に連れて行って」と要求しているわけで、聞きようによっては、喋っているようにも聞こえますよ。

少し高い声で、ごにょごにょと口ごもったり、それこそ泣いている感じに聞こえたりします。

声の大きさは中程度より少し小さめ程度の感じです。

「甘えて吠える」

吠えるというイメージより「クーン・クーン」と喋る感じ。

少し高い声で、声の大きさは抑え気味です。

体をすり寄せながら鳴いてきます。

「楽しくて吠える」

まさしく楽しく飼い主さんと一緒に遊んでいる最中に出る吠え方。

高い声で短く「わん・わん」としっかり吠えます。声の大きさは結構大きめです。

「叱って吠える」

これは子犬がいたずらした時などの、母犬の吠え方。

1回短く低い声で、それ程大きくない程度ではっきり吠えます。

「悲しくて吠える」

感情がこもっているので、

悲しくて吠えていると、ちゃんと伝わってきます。

もう泣いている感じなわけですね。

ちょっと特徴がある吠え方で、高い声で語尾を伸ばすような感じで吠えます。

中程度の音量です。

本当にチワワの吠え方は、ちゃんと心が伝わってきて、気持ちが読み取れますよ。

世界各国ごとのワンちゃんの鳴き声

日本でチワワの鳴き声を表せば「ワンワン」となります。

でも同じ鳴き声が、世界まで耳を広げれば、まったく聞こえ方が違って聞こえてしまうから不思議であり、面白いものです。

これは各国の言語が違うからなのです。

このため、同じチワワの鳴き声でも、自然と聞こえ方も違ってくるわけです。

英語の発音でよく例えられるのが、「L」と「R」、「B」と「V」の発音ですね。

日本人ではなかなかこの発音の違いが聞き取れませんが、聞き間違えると全く違う言葉の意味となってしまって、大変な勘違いが生じたりしてしまいます。

同じワンちゃんの鳴き声が違って聞こえてしまうわけですからユニークですね。

では実際に、どのように各国でチワワの鳴き声が聞こえているのか比較してみましょう。

犬の鳴き声
日本 ワンワン
アメリカ バウワウ
スペイン ラドラール
イギリス ウーッ
フランス ワフワフ
イタリア バウバウ
オランダ ブラフフラフ
ロシア ガフガフ
中国 ウォンウォンあるいはワンワン
韓国 モンモン
インドネシア グッグッ
アイスランド ヴォフヴォフ
ルーマニア ハムハム
イラン ホップホップ
トルコ ヘヴヘヴ

 

まったく愉快になってしまいますね、唯一日本と中国が比較的同様に聞こえるようですが、これだけ多くの国が、ワンちゃんの鳴き声がまったく違って聞こえてしまうわけですからね。