チワワはツンデレ犬か?愛情表現が下手くそな犬がよくする態度

 

チワワはうるうるした瞳が特徴で、あの愛くるしい可愛らしさに騙されて、可愛くておとなしいと思っている人が多いみたいですが、実はあの小さな体からは予想外なやんちゃ坊主で、気も強く活発です。

世間一般が抱いているチワワの可愛くておとなしいイメージは、チワワの人気が爆発したあの可愛くておとなしいCMの影響でしょう。

チワワは献身的ですが、その反面とてもマイペースであり、ちょっとニャンコに似た感じもあります。

凛とした面を併せ持ち、むやみやたらに誰にでも愛情を振りまくわけではないため、一見ツンデレ犬に感じてしまうことさえあります。

チワワを含めて、愛情表現が下手くそな犬が結構います。

本当は飼い主さんが大好きなのに、愛情表現が苦手な犬がついとってしまう態度について、今回は紹介します。

人間だってそのようなタイプの人はいるものです。

ちょっと意味合いが違うかも知れませんが、不器用な犬だっているのです。

不器用といえばちょっと人気を博した、「お手」が下手くそすぎて話題となったワンちゃんを最初に見て笑いながら、愛情表現が下手くそなワンちゃんだって一杯いると知っておきましょう。

犬の愛情表現

通常の不器用な犬でなけれは、以下のような愛情表現を愛犬は示してくれるものです。

・しっぽを左右に激しく振って飼い主さんを出迎える。
・前足を乗せて抱き着いてくる。
・口を舐めてくる。
・お腹を見せ甘える。
・一緒に寝ようとする。
・擦り寄って体やお尻をくっ付ける。
・飼い主さんを見上げてじっと見つめてくる。
・名前を呼べばすぐ寄ってくる。
・お気に入りのおもちゃを持ってくる。

こんな感じで愛犬が、愛情表現をしてくれると飼い主さんは勇気百倍で、疲れていたり落ち込んでいても元気がもらえてしまいます。

しかし中には、愛情表現が苦手で下手くそなワンちゃんだっているものです。

思わず私のことが本当に好きなのかと疑問が生じたりしてしまいがちでしょう。

そのような、愛情表現が苦手な愛犬の態度を見て知っておきましょう。

愛情表現が下手なワンコがよくとる行動

「帰宅時の反応が薄い」

多くの愛情表現が上手い愛犬は、飼い主さんが帰宅した際には、尻尾を激しく振って出迎え、前足を乗せて抱き着いて歓迎してくれます。

このような熱烈歓迎を受けてしまうと、飼い主さんもつい嬉しくなってしまいますが、チワワのようなツンデレ犬や、愛情表現が苦手なワンちゃんはいたって冷静です。

耳を動かし、飼い主さんが帰ったことはしっかり確認していますが、飛び出して来るわけでもなく、冷静に落ち着いており反応が薄いのです。

しかし嬉しくないわけではなく、心は踊っているのです。

でもわざわざ出迎えなくても、そのうち飼い主さんが向こうからやってきて、構ってくれることをちゃんと知っており、冷静に待ち構えているのです。

ある面これは信頼関係が強く構築された結果ともいえます。

愛犬から出迎えなくても心待ちにしているので、必ず着替えなどが終わり一段落した後には、愛犬としっかりコミュニケーションを取って構ってあげましょう。

「呼びかけても尻尾の一振りでなかなか来ない」

愛情表現が下手なワンちゃんは、名前を呼んでもなかなか近づいてきません。

でもよく観察すれば、無視していないことが分かります。

必ず尻尾を一振りするなどの態度を返しています。

「分かったよ」とサインをしっかり返してくれているのです。

仮に直ぐに近寄って来なくても、ちゃんと気持ちは伝わっており、信頼関係が築かれている証拠と言えるので安心してください。

「すり寄ってお尻などをくっ付けながらも無反応」

横に擦り寄り、体やお尻をくっ付けながらあらぬ方向を向いているのが、愛情表現が下手なワンちゃんの特有の行動の一つです。

このような子は、背名などがくっついているだけで、ぬくもりを感じ安心感を抱いているのです。

だから、体を引っ付けながら平気でそっぽを向いたりしているわけです。

そっぽを向いていても、愛犬がリラックスしている感じが読み取れるはずです。

「遊びながら唸る」

ワンちゃんは、大好きな飼い主さんとのおもちゃの引っ張り合いなどが大好き。

そのくせ思わず唸っちゃう子もいます。

愛情表現が下手な子は、夢中になり、唸っているのは楽しい証拠なんです。

安心して声を出して唸ったりしているのです。

でも楽しすぎて、少し興奮しずぎているサインでもあるため、愛犬があまり唸ってしまうようならば、少し間を置きクールダウンさせてあげることも大事となります。

「気兼ねなく夢中でご飯をがっつく」

周りの様子を気にすることなく、夢中になってご飯を食べたりします。

これは安心仕切っている証拠であり、愛情表現が下手な子が気が寝なく行う行動です。

本来であれば、大事なご飯は絶対取られたくないため、周りを警戒しながら、少しずつ様子を見ながら食べたりするものです。

ご飯を食べている最中に、撫でてあげても平気でいるようであれば、かなり深い絆が築けている証拠といえます。

手から直接フードなどを与えてあげるのも、安心して食べることができるよと気づかせてあげる方法となりますよ。

まとめ

ちょっと愛情表現が苦手なワンちゃんがいることも知っておきましょう。

そんなワンちゃんも、冷静にチェックすれば、ちゃんと愛情表現のサインを送ってくれていることが分かったはずです。

名前を呼べば、尻尾を一振りする。

体の一部をくっつけて安心している。

なんて具合に、大げさな目立つ愛情表現でなくともきちんとサインを送ってくれています。

なお、普段しっかり愛情表現を表す愛犬が、そっけない態度をとるケースでは注意が必要です。

奥の場合で体調不良のケースが考えられます。

また、だんだん信頼関係が薄れてきている可能性もあります。

甘やかしてしまうと、犬は時には自分の方が上だと勘違いしてしまうこともあり得るので要注意です。

愛情表現が下手くそなワンちゃんでも、必ず何らかのサインを送っているので、日ごろから愛犬の様子をチェックして、そんなワンコの愛情表現の態度を読み取って愛情を感じてあげましょう。