チワワたちワンちゃんのいびきは病気?しくみや原因と対処法

 

愛犬がいびきをかいても大丈夫なのか心配になります。

「くーくー」と可愛い寝息を立てて寝ている分には、可愛いなぁという感じでほんのり気分で眺めていられますが、これが一転して「グー」「ガー」なんて、飼い主さんも顔負けの大きな音のいびきをかきだせば、ちょっとびっくりして不安になってしまいます。

実はこんな具合に、ワンちゃんも人間と同じでいびきをかきます。

うちのチワワのビビも、名前のような「ビービー」という音をよく出してます。

あなたはタバコを吸いますか?
ワンちゃんは、たばこの煙が原因となって鼻粘膜が傷ついて、鼻詰まりとなり、いびきをかくケースもあるというから注意してあげてください。

チワワのいびきも原因が病気である可能性もあるため、注意が必要となります。

危険な注意すべきいびきもあるので、そのようないびきの特徴も紹介していきます。

今回は、特にワンちゃんのいびきのしくみや原因と、対処法について話していきます。

いびきのしくみ

ワンちゃんも人間も同じく、寝ている時に呼吸するには、空気を鼻や口から吸い込んで喉や気管から肺に送ります。

この通り道が十分に広く、スムーズに空気が通過できれば何ら問題はありません。

しかし、もしもこの空気の通り道が何らかの理由で狭くなってしまうと、そこを空気が通ることで粘膜などが振動してしまい、音が生じていびきとなってしまうのです。

いびきの原因

ワンちゃんがいびきをかく原因は、大きく次の5つに大別できます。

1. 犬種
2. 体型
3. 環境
4. 老化
5. 病気

「犬種」

犬種によっては、いびきをかきやすいワンちゃんがいると知っておきましょう。

「短頭犬種」

鼻ぺちゃとされる短頭犬種は、鼻が短いために空気が通りにくく、そのため呼吸がしづらくその結果いびきが出やすくなります。
パグやブルドック、シーズー、ペキニーズ、ボストンテリア、ボクサー、チャウチャウ、マルチーズ、キャバリアなどが該当します。

「トイ種」

トイ種と呼ばれているワンちゃんたちは、体が小さく鼻から肺までの距離が短く、さらに空気が通る鼻道(びどう)が曲がっているため、いびきが出やすくなります。
トイプードルやチワワ、ポメラニアン、マルチーズなどが該当します。

「唇が垂れたタイプの犬種」

左右の下唇が垂れたようなタイプの大型犬は、よくいびきをかきます。
セントバーナードやニューファンドランド、レトリバー系の大型犬などの犬種が該当します。

このようなワンちゃんの中でも、特にいびきをかきやすい傾向があるとされるのが、生まれながらにして、軟口蓋(なんこうがい)という鼻と喉の中間にあるひだが長く大きいケースです。

このような特徴を持つ犬は、水を飲む時にむせやすく、よくゲホゲホしていたりします。

「体型」

太っている人ってよくいびきをかきますね。
それは、ワンちゃんにも当てはまります。

理由は、太っているために、喉や首の周辺に脂肪がついてしまい、気管を圧迫して喉が狭くなってしまうためです。

このため、いびきを改善するためには、食事管理や運動量を増やすなどの努力を行い、ダイエットを実施することが必要になります。

「環境」

薬の副作用であるケースがあります。
抗生剤や精神安定剤、痛み止めの薬などは、筋肉をゆるめるような作用が働きます。
このため、気道を狭めてしまうこととなり、いびきをかきやすくなります。

また、飼い主がタバコを吸っているケースも要注意です。
タバコの煙は、犬の鼻の粘膜を傷つけてしまうほどの強い刺激物なのです。

その結果、粘膜を守ろうとして鼻水が多く出てしまい、呼吸時の空気の通りが悪くなり、いびきをかきやすくなるのです。
飼い主さんは、出来る限り野外や犬のいない場所で喫煙するように心がけてください。

この他にも、花粉なども刺激物となります。

寝る体勢も大事です。

気管を圧迫する様な寝方をしてしまうと、いびきをかいてしまいます。

クッションなどが、気道を圧迫する姿勢を作っているケースがあるので注意してあげましょう。

意外に手足を伸ばして寝ている体制が、いびきが出やすかったりします。

このため、愛犬がいびきをかいている時には、寝ている体勢を変えてみてあげるのも有効な手段です。

「老化」

加齢により歳をとり老犬になってくると、手足の筋肉と同様に喉や首周りの筋肉も衰えだし、気管を圧迫することになったりします。
このため、成犬期にはいびきなどかいたことがなかった愛犬が、老犬になってくると、いびきをかくようになってしまうことも多いです。

「病気」

病気が原因でいびきが出ていることもあるため、要注意です。

気管や鼻などに異常がある場合、いびきがよく出てしまいます。

いびきが出ている時に注意すべき主な病気は以下の通りです。

・軟口蓋過長症(なんこうがいかちょうしょう)
・気管虚脱(きかんきょだつ)
・心臓肥大(しんぞうひだい)
・鼻腔内腫瘍(びくうないしゅよう)
・風邪
・アレルギー

注意すべきいびきの症状

・慢性的に頻繁にいびきをしている
・いびきが急にひどくなった
・それまでいびきをしていなかった愛犬が、突然いびきをかくようになった
・いびきの音が、だんだんと大きくなってきている
・いびきと共に咳が出る
・いびきをしながら、呼吸がとても息苦しそうな感じである
・高齢になってからいびきがひどくなった
・いびきの様な呼吸をしている

鼻腔内腫瘍の場合、急にいびきをし出すのが特徴。

いびきと咳を一緒にする場合には、心臓肥大が疑われます。

心臓肥大によって気管支を圧迫するため、いびきに似た呼吸音が生じる場合もあります。

高齢犬になってからいびきがひどくなれば、注意が必要と認識しておきましょう。

また、犬にも無呼吸症候群があるといわれます。

上記の様ないびきを愛犬がしている場合には注意が必要となります。

何かしらの病気の疑いが高いため、早めに一度愛犬を動物病院に連れていってあげましょう。

最近はスマホで簡単に動画が撮れるので、愛犬が実際にいびきをかいて寝ている様子を撮って、獣医師に見せることで正確な診断を行う手助けになります。

犬のいびき対策

愛犬のいびき対策は、原因をつきとめ、その状態にあった対策を講じる必要があります。

「アレルギー対策」

原因がアレルギーであり、鼻水が寝ている間に出てしまい、空気の通りが悪くなり、いびきをかいているケースがあります。

このケースにおいては、チワワがアレルギーを起こしているアレルゲンを取り除く必要があります。
アレルギー原因を見つけるために、動物病院で検査を行っておくのがおすすめです。

毎日しっかり掃除を行い、アレルゲンとなりやすい、ハウスダストやダニなどを排除するように心がけましょう。
犬にも花粉症があり、鼻水が出たり、鼻づまりになってしまいます。

チワワの鼻が詰まっているケースでは、ガーゼなどでこまめにとってあげることで、少しは息苦しさを和らげてあげることができます。

対策としては、散歩時に注意を払い、草むらや花を避け、公園などに咲いている花の匂いをチワワが嗅いだりしないようにしてあげてください。

花粉の時期は、多く舞うとされる早朝などの時間帯は避けるように注意しましょう。

また、散歩から戻った際には、チワワの被毛をタオルなどで拭き、さらに丁寧にブラッシングをしてあげましょう。

飼い主さんが吸う煙草の煙が原因となるのは、紹介した通りです。

このため、室内で吸ったケースでは窓を開けて喚起に努め、愛犬の側では喫煙しないように注意しましょう。
空気清浄機を付けるのもおすすめです。

「肥満に注意」

ワンちゃんが肥満となってもいびきをかきやすくなります。

このため、体重管理に努め、運動や食生活の見直しを行い、ダイエットをする必要があります。
肥満は万病の元なので、是非頑張って行ってあげましょう。

「寝ている体勢を変える」

愛犬が決まった体勢の時によくいびきをかくと感じる場合、寝ている体勢を変えみましょう。
いびきは、手足を伸ばした姿勢でも出やすく、背中を丸めてあげると抑えやすくなります。

「病気に注意」

病気が原因でいびきをかいているケースがあります。
気管虚脱は、小型犬が高齢犬になると多く見られるとされています。

気管虚脱や軟口蓋過長症などは、呼吸困難や熱中症にもなりやすい病気のため、特に注意が必要と言えます。

前述した、注意すべきいびきの症状に該当する症状が感じられた場合、少しでも早く獣医師の受診を受けさせることが、一番の対策となります。