愛犬チワワに嫌われたと感じた時の飼い主さんが取るべき行動
愛犬の名前を呼んでも近寄ってこない。
それどころかプイって感じで目をそらされてしまった。
こんな行動をチワワに取られてしまえば、飼い主さんはショックで立ち直れないですよね。
完全に愛犬との信頼関係が崩れてしまっています。
はたしてどんな原因があったのでしょうか?
飼い主さんが、愛犬に嫌われていると感じた時に取るべき行動である対処法を紹介します。
愛犬に嫌われたと感じる場面
「愛犬が目をそらす」
みなさん愛犬に嫌われたと感じる理由で、愛犬が飼い主さんと目を合わせないことを上げます。
しかしこのワンちゃんが目をそらす行動は、なかなか意味深なので最初に詳しく説明してみましょう。
まず最初にチワワが目を合わせない行動は、必ずしも飼い主さんが嫌われているわけではないと認識しておきましょう。
かえって視線が合う方が、危険なパターンでもあったりします。
ワンちゃんが相手と目を合わせるということは、敵意を示している証拠であり、ケンカの意思があるともいえるのです。
ワンちゃんたちのように群れの生活をしている動物は、縦社会であるため、本来自分より上の立場にある存在とは、まともに目を合わせることはありません。
したがって、飼い主さんをリーダーとして目上の存在だと認めるケースでは、服従しているために目を合わせないことがあるのです。
また、飼い主さんに敵意がないことを伝えるために、目を合わせないようにしているケースもあり得ます。
もちろん甘えたかったり、好きだと言う気持ちを伝えたいときに、目を見つめてくるケースがありますが、飼い主さんを目上として信頼し、上下関係が構築されていれば、長くは続かず目をそらしてしまいます。
このため、チワワが目をそらしても、必ずしも飼い主を嫌っているわけではないと知っておきましょう
「呼んでも近寄ってこない」
愛犬の名前を呼んでもなかなか近寄ってこない。
近寄って来る場合でも、真っすぐに来ないでいやいやという感じで蛇行したりして近づいてくる。
また、普段の家に居るときには、不自然なくらいに距離を取る。
こんな具合に、明らかにチワワが避けていると感じ取れる時は要注意です。
その外にも服従のポーズと言われるお腹を見せたり、背中をみせるような行動を見せないケースでは、信頼関係が無い証拠とも言えます。
「スキンシップを嫌がる」
愛犬は好きな飼い主さんには、抱っこしてもらったり、ナデナデしてもらいたいはずです。
ところが、そのようなスキンシップをとろうとすると、スッと逃げてしまうような場合は、明らかに嫌われていると言えます。
もちろん、撫でようとしたときに、唸られたり、吠えられれば話になりませんよ。
愛犬に嫌われてしまう原因
「すぐに叱る」
飼い主さんは愛犬が嫌いなわけではなく、しつけをしようと考えて、チワワをすぐに叱ってしまっているケースがあります。
しかし叱り方はとても難しいものです。
ワンちゃんは、時間が経った悪さを後から叱られても、叱られる意味が理解できません。
また、あまりにも頻繁に叱られたり、強く大声で叱られすぎれも、叱る相手が嫌いになってしまいます。
それこそ極端なケースでは、たった1回の心無い叱り方で、信頼関係を崩してしまうことだってあり得るのです。
「嫌がる事をする」
それこそ尻尾を直ぐに握ったり、激しく抱いて揺らすなど、チワワが怖がったり、嫌なことを無理強いしてしまっていては、嫌われてしまって当然です。
しかし飼い主さんは、ワンちゃんのことを思って、歯みがきをしたり、シャンプーなどをしているつもりであることも多いのです。
また、いつも動物病院に連れて行く役目があなただと嫌がれる可能性もあります。
このように、ワンちゃんのためだと良かれと考えて行っている行動によって、愛犬に嫌われてしまうこともあり得ます。
確かにワンちゃんのための行動であっても、チワワが嫌がっているケースで、無理強いして強引に行っていないか見直してみましょう。
飼い主さんが、いくら愛犬のためだと思って行う行動であっても、言葉が分からないワンちゃんにとっては、行動の意味が理解できません。
無理強いしていれば、あなたは嫌な事ばかりする人だと思われ、嫌われてしまうことになってしまいます。
「構ってあげない」
ワンちゃんは信頼する飼い主さんと一緒に遊んだりして、コミュニケーションを図り、スキンシップをとるのが大好きです。
だから無視されて構ってもらえないことが一番辛いわけです。
家族の中で忙しいあなたが、どうしても愛犬を構ってあげることがなかなかできないとすれば、嫌われてしまっても仕方がないことです。
「声が大きい」
ワンちゃんは、大声を出す人が苦手です。
特に男性の声は低いため、嫌われやすいといわれます。
ワンちゃんは聴覚が発達しているため、必要以上に大きな声は、威圧されているような気分になってしまうわけです。
つい大きな声を出してしまう方は、注意して声を抑えると同時に、少し声のトーンを高めにして、穏やかに接するように心がけるのがおすすめです。
「フードをすぐに与えない」
ワンちゃんの好きな楽しみは、ご飯を食べることと遊び、そして散歩です。
だから普通であれば、大好きなご飯を与えてくれる飼い主さんが大好きになります。
しかし特に家族みんなで与えているようなケースで、顕著になる注意点があります。
他の人は大好きなご飯をスムーズに与えてくれるのに、あなたがなかなかフードをすぐに与えない問題には、愛犬に嫌われてしまうことがあります。
よくあるケースが、フードを与えるときにしつけをしようと考える人です。
これは決して悪いことではありません。
しかし度が越してしまえばよくありません。
チワワの目の前にフードを置きながら、「待て」をさせ、なかなか食べさせずに、さらにその間に執拗にお手などのしつけをくどく行っている飼い主さんがいます。
これは良くない行動と言えます。
大好きな食事を目の前にして、「おあずけ」をくらうことは、ワンちゃんにとっては、ものすごくストレスが生じる行動となるのです。
本来いくらしつけとはいえ、大好きなフードを目の前にして、必要以上の時間「待て」と言われ、おあずけをされるという行為は、考えられないことなのです。
したがって、いつもこの人の時には、ご飯がなかなかもらえないと思ってしまうと、愛犬に嫌われてしまう原因となり得ると知っておきましょう。
「香りがきつい」
ワンちゃんは、臭覚がとても敏感です。
このため、ニオイには凄く反応を示します。
このため強い香水などをいつもつけていたりして、強烈なニオイをさせていると愛犬から敬遠されて、嫌われてしまう原因となります。
また、あまりにも派手な服装も嫌われやすいですよ。
「しつこくかまう」
あまりにも愛犬をしつこくかまってばかりいても、嫌われる原因となります。
あなたはワンちゃんが可愛くて仕方がないのかも知れませんね。
しかし、度を越えてかまいすぎてしまうのはよくありません。
ワンちゃんは睡眠をよくとる動物です。
寝させてあげないと、疲れてしまいます。
愛犬だって眠くて疲れていて、遊ぶ気分でもない場合もあります。
このような時に、しつこくかまわれてしまえば、嫌われる行動になってしまいます。
よく酔っ払ったときに、思わず必要以上に絡んでしまう何て話もよく聞きます。
あなたは大丈夫ですか?
チワワに嫌われたと感じた時の対処法
原因をしっかり分析して行動を改めていきましょう。
「ジーッと目を合わせない」
目を合わせるのは、ワンちゃんにとっては、相手とケンカをするための合図となります。
このため、つい可愛い愛犬の目を見つめてしまっていた飼い主さんは、ジーッと目を合わせないように注意して改善しましょう。
「大声を出さない」
ワンちゃんは大声が苦手、地声が大きな人は要注意です。
また特に男性は、少し高いトーンを意識して、低い声を出さずに優しく接してあげましょう。
「嫌がることをしない」
チワワが嫌がる行動を今まで行っていなかったか反省し、思い当たる行動があれば見直し、これからは行わないように改めましょう。
「いきなり近付かない」
チワワに嫌われたと感じているケースでは、愛犬にいきなり近付かないように注意しましょう。
あまり好きでもない人に、いきなり近づかれてしまうと、チワワは怯えてしまいます。
近づく時はチワワの様子を伺いながら、ゆっくりと行い、低い姿勢とするのが大切となります。
高い所からいきなり撫でられしまうと、チワワは威圧感を感じてしまいます。
そのため、姿勢を低くして、目線も低くしてスキンシップをとるようにしてみましょう。
そしていきなり触らず、匂いを嗅がせてみましょう。
焦らず一歩ずつです。
ワンちゃんが互いのお尻のニオイを嗅ぎ合うように、あなたのニオイを嗅がせてあげましょう。
「叱りすぎない」
しつけに際してつい叱ってしまっている人は改めましょう。
叱るより褒めてあげる方がしつけも効果がありますよ。
失敗したときにチワワを叱るのではなく、出来た時にご褒美をあげて、大げさなくらいに目一杯褒めてあげましょう。
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