チワワたち犬の風呂嫌いを克服!原因を知り工夫で解決する

 

愛犬をお風呂に入れようとすると、嫌がりその気配を感じ取って隠れて逃げてしまったりするものです。

本当にお風呂嫌いなワンちゃんが多いので、困っている飼い主さんがたくさんみえます。

しかし本来犬は、必ずしも水が苦手なわけではありません。

水遊びが大好きで、川やプールなども平気だったりします。

では何故あんなにお風呂やシャワーを嫌がり、苦手にするのでしょうかね。

チワワたち犬の風呂嫌いの原因を探り、ちょっとした工夫で苦手意識を克服させていきましょう。

シャンプーの頻度

人間ならば毎日のようにお風呂に入りますが、犬の適したシャンプーの頻度を知っておきましょう。

当然ワンちゃんは犬種により個体差があり、毛の長さや生え方に違いがあります。

それぞれの犬種の特徴にしたがって、適正回数は変化しますが、一般的には月に1・2回ぐらいが目安とされています。

ブラッシングをこまめにしてあげていれば、月1度程度でも十分です。

ただし、愛犬が皮膚病を患っている場合は話が異なり、回数が増えるケースもあるでしょうが、このような場合は、獣医師の指示に従い適切なシャンプーの頻度を決定すべきといえます。

犬の皮膚は人間よりはるかに薄く敏感なため、シャンプーのやりすぎは厳禁なのです。

必要な皮脂を落としてしまうこととなり、皮膚が乾燥することで、返ってフケが出やすくなるなどの症状が起こり、皮膚炎を誘発してしまう原因となってしまいます。

水が苦手なワンちゃんもいる

猫は水が苦手だが、犬は水好きとよく言われたりしますが、実は犬にも水を怖がり苦手とする犬種もいます。

水が得意な犬種は、猟犬として湖や川で狩りをして活躍した犬種とされています。

反対に水を苦手とするのは、穴掘りをして地上で狩りを行う犬種とされ、体の構造からして泳ぎが苦手なようです。

日本犬も本来あまり水が得意ではないようです。

とても敏感な子が多く、特に足先が神経質らしく、足先に水をかけるだけでもとても嫌がるそうです。

このように、元来水が苦手でお風呂嫌いの犬種もいると認識しておきましょう。

犬がお風呂(シャワー)が苦手な理由
・過去に目や耳に水が入って不快だったトラウマがある

・シャンプーが目に染みて痛い思いをした

・シャンプーやせっけんの香りがきつくて苦手

・シャワーの音が怖く感じる

・過去のシャワーの温度が熱すぎた

・シャワーの水圧が怖い

・シャワーの飛沫が嫌い

・顔に水がかかるのが嫌い

・お風呂は怖いとインプットされている

・お風呂の後のドライアーが苦手で嫌い

犬がお風呂場の前のドアで踏ん張って動かず、入るのを拒否するようなお風呂嫌いになった場合、必ず過去に嫌な思い出があるはずです。

始めからお風呂が怖いものだとは誰も分からないからです。

例えばあなたが愛犬を初めてお風呂に入れた時に、無造作に配慮せずにシャワーを頭からかけてしまったかもしれません。

やはり第一印象はとても大切であり、最初にお風呂が怖いとインプットさせてしまうと、その後とてもお風呂嫌いを直すのに苦労することとなります。

犬がお風呂を苦手にしないための注意点

ちょっとした気配り工夫を行うことで、愛犬がお風呂嫌いとなることを防ぐことが可能となります。

注意点
・風呂のドアを開けておき、壁掛けのシャワーを弱い水圧で出しておき、愛犬に浴室から自由に観察させ慣れさせる。

・シャワー温度は37〜38度くらいに保つ。

・シャワーにタオルを巻いて水圧を減少させる。

・音や飛沫を減らす対策として、シャワーヘッドを犬の体に近づけて使う。

・シャワーの音を怖がるようならば、シャワーヘッドを外してホースとして使い、シャワーの音が出ないようにする。

・目や耳に水を入れないように注意を払い、目の周りが濡れたらすかさず拭いてあげる。

・嫌がらなければ、両耳に柔らかい綿などを詰めて耳に水がはいらないようにして入浴させましょう。

・シャワーは顔に遠い後ろの足先から徐々に頭に向かってかけていくようにします。

・シャンプーの泡で洗う際には指の腹で優しくし、気持ち良く感じる箇所をマッサージする。

・愛犬をシャンプーする場合、必ず爪は切っておく。

・シャンプー時に体を強く抑えすぎない。

・ドックバスに入れる場合、お湯は入れ過ぎず浅めにして決して目を離さない。

・ドックバスに慣れるまでは、上半身を抱っこするように支えてあげましょう。そしてドックバスの外側が見渡せるようにしておきましょう。

・お風呂にいれている間は、常に優しく声かけしてあげる。

・シャンプーは必ず犬用の刺激の少ないものを選ぶ。

・初めて使用するシャンプーは、手や足の一部にのみ使用して、アレルギーや炎症などが起こらないか確認する。

・シャンプーはゴシゴシ擦りすぎないように注意しましょう。あくまで泡立てる目的は、皮脂汚れや細かな汚れを浮き上がらせて落とすためであり、汚れ落としのメインは最初のシャワーによる流しとなります。

・シャンプー剤やリンス剤の使い方の基本は、温かいお湯で溶いてから使ってください。これでムラなく洗剤が体に行き渡りやすくなり、使用時に冷たく感じることもなくなります。

・時間をかけずに素早く洗う。

・風呂場の床が滑りやすくないか注意する。

・お風呂の後は一杯褒めてあげ、特別なおやつなどを与える。

ワンちゃんがお風呂嫌いになるのは、嫌な思い出があるからです。

このため初めてワンちゃんをお風呂にいれる子犬の時が肝心です。

上記注意事項を参考にして、徐々にお風呂に慣れさせていってあげてください。

愛犬自身がお風呂好きになってくれれば、かなり作業が楽になりますよ。

「ドライヤーが苦手」

愛犬がお風呂嫌いな理由の一つに、シャンプー後にされるドライヤーが苦手なケースがあります。

音に敏感なワンちゃんは、ドライヤーの音からして既に苦手で怖がっていたりします。

ドライヤーは時間もかかり、上手く行えないと乾燥にムラが生じ、皮膚が荒れてしまう原因となり、ドライヤーが苦手とする飼い主さんがとても多いことがアンケート調査でも判明しています。

そこで今回は、お風呂上がりの愛犬をドライヤーで乾かすのが苦手とする飼い主さんにとって、救世主となりえる秘密兵器の商品を紹介します。

「ペットドライルーム」という商品で、その中に愛犬を入れておくだけの手間いらずで、長毛犬なら25分、短毛犬なら15分程度で根元から毛先まで見事にムラなく乾いてしまします。

ペットを乾かすストレス解消!【ペットドライルーム】


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製品サイズ:720(W)×470(D)×480(H)mm

小型犬ならば、2匹同時にも乾かせてしまう大きさがあります。

ペットドライルームについて詳しく知りたい方は、次の記事を参照してみましょう。

ペットドライルームの快適空間でお風呂上がりのチワワたち犬を乾かす