愛犬チワワが「おいで」と呼んでも来ない拗ねた時の心理
幼児などは少し叱られたりしてしまうとふてくされてしまい、呼んでも来ないなんてことがよくありますが、この心理は愛犬にだって働き、同様にいくらチワワを呼んでも来てくれない時があります。
まさしくそのケースでは、チワワも拗ねてしまっているわけです。
今回は、愛犬が「おいで」と呼んでも来ない拗ねた時の心理などについて紹介します。
愛犬が呼んでも来ない時の心理
愛犬をいくら呼んでも来てくれないケースがあります。
そのようなワンちゃんの状態時の心理や場面を紹介します。
「拗ねてふてくされている」
愛犬が呼んでも来ない時は、拗ねてふてくされている可能性があります。
そのような時は、どんな仕草をするのかチェックして覚えておきましょう。
体外うつ伏せになっていますね。
そしてむすっとした表情で硬く口を結んでいますよ。
また、目の瞬きが多くなることもあるそうです。
愛犬がこんな様子を浮かべている時は、当然その原因が存在します。
拗ねる原因を考えてみましょう。
「構ってくれない」
圧倒的に多いとされる原因が、一緒に遊んだり、撫でたりして構って欲しいのに無視された時です。
飼い主さんもいろいろ忙しく手が放せない時があって当然ですが、長時間構ってあげないと愛犬はストレスが溜まり、拗ねてしまいます。
忙しくていつものようには無理でも、ほんの1~2分でも十分なので、合間を見つけて構ってあげましょう。
「いつもと同じことをして叱られた」
特にイタズラなど悪さをしたわけではなく、いつもと同じように構ってと甘えたところ無視されたり、叱られてしまった。
飼い主さんも気分がいら立っていたり、忙しいケースもあるでしょうが、ワンちゃんは普段と同じ行動を取って、このような態度を返されてしまえばふてくされたくなるのも当然ですね。
あなただって、話しかけても素っ気なく無視されたり、邪険な態度で返されれば、頭にくるはずです。
愛犬だって同じなわけです。
「なかなかおやつが貰えない」
おやつやご飯などが、いつものように直ぐに貰えない場合も拗ねてしまう原因となります。
大抵、おやつなどを与えるケ-スでは、基本のコマンド指示をさせてから与えるはずです。
愛犬は、いつものようにちゃんとお利巧に指示に従って動作をこなしたにかかわらず、なかなかOKサインが出ずにおやつが貰えない場面では、不平が溜まり拗ねてしまいます。
「嫉妬心」
嫉妬心は多頭飼いしていたりすると、よく頻繁にみられます。
平等に扱っているつもりでも、つい構ってあげる時間が片方の子に集まってしまうこともあります。
仮に順番に構っていても、相手が構ってもらっている間に、嫉妬心を生じてしまったりもします。
片方を構っている間に、もう一匹がぬいぐるみにマウントし出したなんて話もよく耳にします。
このように、嫉妬心から拗ねてしまうこともよく起こってしまいます。
「大好きなことができない」
大雨で今日は大好きな散歩にいけない。
大好きなおやつが貰えない
このようなケースでも愛犬は拗ねてしまいますよ。
愛犬の大好きなことを、我慢させたケースで注意を払いましょう。
「今は構って欲しくない」
眠いなど、ワンちゃんだって気分が乗らず、一人でいたい時だってあります。
このようにワンちゃんの気分が乗らないときに、いくら名前を呼んでもダメです。
このようなケースでは、目も合わせようとしないことが多く、飼い主さんが敏感にその時の愛犬の気持ちを読み取り、無理強いしないようにしてあげましょう。
「他の事に夢中になっている」
愛犬が好きなおもちゃで夢中になって遊んでいたり、一生懸命ガムなどを噛んでいる場面では、いくら飼い主さんが名前や「おいで」と呼んでも無理ですよ。
「呼んでも段々来なくなった」
少し注意が必要なのが、愛犬が呼んでも段々来なくなったケースです。
この場合、あなたが何か問題行動を起こしている可能性があるため注意が必要です。
愛犬を「おいで」とせっかく呼んでおきながら、中途半端に接していませんか?
ワンちゃんだって呼ばれわざわざ行った以上、嬉しいことがあって欲しいものです。
愛犬を呼んでおきながら、少し撫でてそれで終わりでは、ワンちゃんだってわざわざ行くのがだんだん嫌になってしまいます。
後、絶対にしてはいけないNG行為が、名前を呼んだり、「おいで」と言って、愛犬が来てから叱ることです。
これでは、名前を呼ばれたり、呼ばれて行ったら叱られてしまうわけだから、当然呼んでもだんだん来なくなってしまうのは当たり前ですね。
「体調不良・病気・老化」
いつもなら呼んだら来る愛犬が、今日に限って来ないという場合、体調不良の可能性があります。
そのようなケースでは、いつもより元気がなかったり、食欲も低下しているかもしれません。
このように、体調チェックのバロメーターにもなります。
外耳炎や内耳炎などの病気によって、聴こえづらくなっている可能性もあるため、耳をチェックしてみることも大切です。
まずは耳のニオイを嗅いでみることをおすすめします。
異様なニオイがする場合は要注意です。
また、耳垢にも注意が必要です。
耳の入り口当たりで十分なので、耳垢が出ていないか確認してみましょう。
シニア期に突入すれば、だんだん老化現象が現れてきます。
7歳を過ぎてから、反応が鈍くなっているケースでは、老化から耳が遠くなっていることだってあります。
しっかり大きな声で呼んで反応をうかがってみるのも大事です。
愛犬が拗ねた時の対応
ワンちゃんが拗ねてしまう原因のナンバーワンが、あなたがあまり構ってあげないからです。
したがって、ワンちゃんの様子が拗ねた感じのケースでは、お詫びの気持ちも込めて思い切り構ってあげましょう。
おもちゃなどを使って一緒に遊んであげるのが有効です。
また、紹介した原因を頭に入れて、愛犬が夢中で遊んでいたり、明らかに気分が乗らない時など様子を伺い、悪いタイミングで呼ばないようにも気を付けてあげましょう。
そして最後に体調面のチェックです。
体調不良や病気、ケガなどしていれば、呼んでも来ないため、そのような状態のときは、愛犬を早めに動物病院に連れて行ってあげましょう。
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