チワワを預けるおすすめ施設の選び方!思った以上に候補がある

いろんな事情で愛犬を預ける事態が生じるものです。
まっ先に思い浮かぶのがペットホテルでしょう。
しかし実は、チワワを預けるおすすめ施設は、みなさんが思った以上に候補があるものです。
どのような施設があるか紹介しながら、特徴などを紹介していきます。

預ける前の準備

愛犬をペットホテルなどに預ける必要は、ワンちゃんを飼っていれば、どうしても起こってしまう可能性がある事態です。
このためにも、チワワを施設に預けるための、最低限の事前準備を行っておく必要があります。

「留守番に慣れさせる」

チワワを日頃から留守番や、一人遊びに慣れさせておくことが大切です。
留守番に免疫がない状態であると、施設に預けた際に、愛犬に強いストレスを生じさせる原因になってしまいます。

チワワを一人遊びや一人でいる状況に慣れさせる方法は、ちょっとした工夫で実施できます。
生活にメリハリをつけてあげることが大切になります。
飼い主さんが家にいる状態の時に、愛犬と常にべったりなんてことを無くし、一日のうちの一定時間は、チワワを一人でいさせる時間を作ってしまえばよいのです。
慣れた部屋でなら、少しの間であればチワワもストレスを感じることなく、自然に一人でいることができるものです。
ただし最初から長時間一人にせず、まずは5分、10分、30分、そして1時間という具合に様子を見ながら時間を徐々に伸ばしていってあげましょう。

「ケージに慣れさせる」

ペットホテルなどの施設に愛犬を預けたケースでは、多くの時間、チワワはケージなどに入って過ごすことになります。
このため、愛犬がケージのような空間に入ることに慣れていることが求められます。
こちらの練習も先ほどとイメージは同様です。
一日の一定時間をケージに入れて過ごさせることで、少しずつチワワをそのような環境に慣れさせてあげる必要があります。

「ワクチン接種、予防接種を済ませておく」

愛犬を施設に預ける際には、条件として大抵の場合、毎年の混合ワクチン接種、狂犬病予防接種を受けていることが必要となり、証明を求められます。
これらは、施設にチワワを与える予定がなくても、愛犬の健康のためにも必要なためしっかり済ませておきましょう。
本当にワクチン接種を済ませていないと、いざという時に利用できない事態に陥ってしまいます。
また、ドッグランなどに連れて行ってあげようとしても、ワクチン接種を済ませていないと同様に利用できませんよ。

チワワを預けるおすすめ施設

ペットホテル

ペットホテルとは、ペットの宿泊施設ですが、いろんな形態に分かれます。

「ホテル専門」

まさしく、愛犬が泊まるだけの専用の部屋が用意されています。
個室だと高くなります。
最近では、ドッグラン付の大きさのケージを用意している所もあります。
いろんなサービスを加えることも可能であり、送迎等のサービスはもちろんのこと、散歩代行やペットシッターを派遣するケースもあります。
WEBカメラで、愛犬の様子を確認できるサービスが増えています。
環境は、夜間は無人となったり、反対に24時間スタッフ常駐の形などに別れます。
最近は、個室をオーダーすれば、まったくフリーに縛りなく自由に過ごせるケースもあります。
料金の相場:
・1泊2,000~5,500円程度。
・個室7,000~10,000円程度。

「保育園併設」

ペットホテルが、犬の保育園を併設しており、送迎付きで一時預かりからお泊りまで行ってくれます。
昼間はフリーのケースが多く、他の犬やスタッフと自由に遊べたり、ケースによっては、しつけをしてくれるところもあります。
寝る時のみはケージというパターンが多いですが、スタッフが一緒に寝てくれるところもあります。

他の犬にまだ慣れておらず、遊ぶのが苦手なワンちゃんは、ストレスを感じてしまう可能性もありますが、保育園などに通って他のワンちゃんにも慣れているケースでは安心できておすすめです。
料金の相場:
・小型犬5,000~7,000円
・中型犬6,000~8,000円 
・大型犬7,000~10,000円

「旅行先の旅館と提携」

観光地の旅館と提携して、その周辺にペットホテルを併設するケース。
ワンちゃんとの同泊ができない旅館がまだまだ多いものです。
しかし、愛犬と一緒に旅行を望む愛犬家も多いのが事実。

そのような客を狙って、施設の別棟やその周辺にペットホテルを併設しています。
ケージ預かりのみが相場であり、基本的な世話もすべて飼い主が行えて安心、また料金が安価なのも魅力です。
愛犬がすぐ近くにいるため、昼間は愛犬と一緒に観光地巡りも楽しめてしまいます。
愛犬がひとりでケージで眠れる場合は、特におすすめです。
料金の相場:1,000~3,000円程度。

トリミングサロン

行きつけのサロンが、預かってくれるサービスを行っている場合があります。
トリマーも愛犬も慣れているため比較的安心できます。
預けた際に、トリミングなどのトータルケアを一緒に依頼することが可能でおすすめです。
ケージ預かりが一般的となります。
料金の相場:
・小型犬1,500~2,000円 
・中型犬2,500~4,000円

動物病院

最も安心なのが動物病院です。
何か起こっても、専門家だから安心できます。

スペースに限りがあるため、基本的にケージ預かりで、フリーにはできません。
ただし最近は、別棟で手広くホテルを展開する病院も増えてきました。
このようなケースでは、散歩のサービスがあったり、手作りごはんのサービスと、いろんなサービスが付いていたりします。
何といっても一番のメリットは、愛犬が万が一ケガや病気で体調が悪くなったときには、即対応可能ことです。
頼めば、健診・血液検査などもOK となります。
料金の相場:
・小型犬・中型犬2,600~5,800円 
・大型犬5,000~6,000円

ペットシッター

最近は、愛犬を預けずに反対に家に来てもらう、ペットシッターを利用する飼い主さんも増えてきました。
チワワも慣れた自宅にいることが出来るため、慣れない不安な場所に預けられるよりもストレスが少なくてすみます。

また、ペットシッターは、犬の知識が豊富なケースが多く安心できます。
ワンちゃんの散歩・食事・清掃などのトータルの世話を行ってくれます。
料金の相場:
・大型犬3,000~4,000円
・中型犬3,000~3,500円
・小型犬2,500~3,000円
ペットシッターの料金プランの基本は、1時間コースが相場。
また、延長する場合の料金は、通常30分あたり1,000円程度ほどかかります。

ペットシッターについて詳しく知りたい場合、次の記事を参照してみましょう。
関連記事:「チワワにペットシッターを頼むメリット・デメリット!料金や依頼方法」

「訓練所」

特徴は、散歩サービスが充実している所が多く、環境的にチワワがのびのび過ごせることでしょう。
しつけもしてもらえますが、2~3日程度だと、しつけ習慣の違いから返って愛犬が戸惑うことも多いと言います。
料金の相場:2,000~6,000円

「友人・知人宅」

ワンちゃん好きの信頼できる友人・知人がいればおすすめです。
愛犬情報をメモに書いて渡しておくことがおすすめです。
飼い主の匂いがついた物や、チワワが大好きなおもちゃなどを一緒に渡しておきましょう。

ただし以下のようなメリットとデメリットが生じます。

デメリット
・先住犬がいる場合、ストレスとなってしまいます。

・専門知識がない人に預けるケースでは、危険物が置いてある可能性があり、ケガや誤飲などのリスクが高まります。

・万が一トラブルが生じたケースでは、その人との関係が壊れる危険があります。

・謝礼で気を使うことになります。

メリット
・先住犬がいても、普段からワンちゃん同士が仲良しで交流があれば、一緒に遊べてしまいます。

・愛犬が友人・知人に慣れていれば、ストレスが少なくてすみます。