チワワと一緒にお風呂に入って大丈夫?注意点や気になる感染症

2019年5月4日

 

可愛い愛犬のチワワと一緒に、お風呂に入りたいと思う飼い主さんもいることでしょう。
テレビを見ているとよく、日本猿が温泉に気持ち良さそうに浸かっている風景が写っています。
このようにお風呂好きな動物は多く、あなたのチワワがお風呂好きならば、一緒に浴槽に浸かってのんびりしたい欲望が生まれてきます。

しかしはたして、チワワと一緒にお風呂に入っても良いのでしょうか?

チワワと一緒にお風呂に入る注意点

「チワワが毎日お風呂に入るのはNG」

人間であれば、毎日お風呂に入りたいところですが、チワワを毎日お風呂に入れるのはNGだと認識しておきましょう。
チワワをシャンプーするのも、月に1、2度が限度なのです。

毎日愛犬をお風呂に入れてあげることで、清潔に保てると思ってしまいそうですが逆効果です。
チワワの皮膚はとてもデリケートなため、頻繁にお風呂に入れて刺激を与えてしまうと、皮膚を傷めたり肌荒れを起こしてしまいます。

また、被毛に大切な油分まで流れてしまうのが非常にまずいのです。
洗いすぎてしまうと、チワワに必要な皮脂などが失われるため、バリア機能が低下してしまいます。

バリア機能が失われた免疫力が低下した皮膚では、感染やアレルギーによる皮膚炎を直ぐに発症してしまう原因となってしまいます。

「風呂の温度に注意」

人間とワンちゃんでは適温に差があります。
何とワンちゃんの皮膚は、赤ちゃんより薄く敏感なのです。
だからもしも、チワワを40度を超えたお湯に入れてしまえば、皮膚にダメージを与えてしまいます。

ワンちゃんの体温は約38℃。
チワワに適したお湯の温度は、体温より少し低めの35~37℃当たりがおすすめです。
この温度で人間が一緒に浸かっていては、寒く感じてしまいますね。

また、飼い主さんとチワワがお風呂に一緒に入ってしまうと、つい長風呂になりがちなものです。
長時間チワワがお風呂に浸かっていると、脱水やのぼせの危険が生じます。
チワワたちワンちゃんが、熱中症にかかってしまう体温は、41℃~42℃くらいなのです。
この意味からも、40℃を超えるお風呂にチワワを浸からせたり、長風呂は要注意となります。
チワワは体調の悪さを口に出して喋れないから、油断大敵でうっかりして体調不良に気づくのが遅れると、大事になる可能性もあります。

「別風呂がオススメ」

人間とワンちゃんでは適温が異なり、湯舟を共有して一緒に浸かることは困難だと分かったはずです。
しかし可愛いチワワと一緒にお風呂タイムの時間を共有することは可能です。
そのためには、別風呂を準備して別々の浴槽に浸かることです。

チワワには、赤ちゃん用のベビーバスなどを使うことで可能となります。
なお、ポイントは調子にのって、決してチワワに長風呂をさせないことです。
長くても10分までとして、チワワは先にあがらせましょう。

なお一緒の湯船に入った場合、感染症の心配も生じてしまうため、この意味からも別々の浴槽に浸かることがおすすめとなります。

「入浴剤に注意」

入浴剤が大好きで、当たり前のように使用している飼い主さんも多いかもしれません。
しかし、刺激が強い香料などが含まれているものは、チワワの肌を痛めてしまう可能性があるため要注意です。
よくお風呂に入れると、色が緑や黄色などに変化するような着色剤が含まれた入浴剤は使わないのが無難です。

乳幼児でも使えるような、肌に優しい入浴剤ならほとんど問題ありませんが、使いたい場合は、犬用入浴剤がすすめです。
ワンちゃん用の入浴剤ならば、チワワの膚に良い影響を与えてくれます。
最近では、ペットサロンでも入浴剤が活用されています。
ペットサロンでもよく使われるオススメ入浴剤を紹介しておきましょう。

「オススメ入浴剤」

アニマー湯プラス(¥ 2,484)



「シャンプーに注意」

使うシャンプーに注意を払いましょう。
チワワに人間用のシャンプーを使ったりしていませんよね?
人間用のシャンプーでは、チワワにとっては刺激が強すぎ、皮膚を傷めてしまいます。
中には人間用のシャンプーでも、薄めて使えば大丈夫と思っている飼い主さんもいるかもしれません。
しかし、人間用のシャンプーは薄めたとしても使うのはNGです。

ワンちゃんと人間では全く皮膚の構造が異なります。
人間用のシャンプーを使ってしまうと、チワワは皮膚の病気に繋がる恐れがあります。
また、犬用のシャンプーにはワンちゃんに合った低刺激のものだけでなく、ノミ・ダニを予防する効果があるなど、様々な種類があり効果が期待できます。

「ドライヤーに注意」

チワワの体を乾かすのに、当たり前にドライヤーを使用することでしょう。
ただし、ドライヤーの熱には要注意です。
ワンちゃんの皮膚はとても薄いため、至近距離で当ててしまえば、皮膚を痛めたり、火傷を起こしてしまう恐れさえあります。
1mは離して使用するのがポイントです。

なお、ドライヤーの熱が危ないとして、自然乾燥させたり、半乾きの様態は厳禁です。
お風呂やシャンプー後の愛犬の被毛や皮膚は、きちんと完全に乾かしてあげることが必須です。

ワンちゃんは毛が密集しているので注意が必要、しっかり乾かさずに半渇き状態で湿気やムレが残っていると、湿気で細菌がどんどん繁殖してしまいます。
また、寒い冬場に毛が湿っていれば、愛犬の体温を奪ってしまう恐れもあります。
そのためしっかりと乾かすことが大切となり、さらに被毛だけにこだわらず、皮膚の表面や足の裏や肉球の間まで丁寧に乾かしてケアするように心かけてあげましょう。

また、チワワの場合、ドライヤーで乾かしてタオルで拭いてあげれば問題ありませんが、犬種によっては注意が必要となります。

例えば、プードルのような毛質の犬は要注意。
タオルとハンドドライによって乾かしてしまうと、根元がフェルト状のもつれになり毛玉だらけになってしまいます。
だから、プードルの場合、スリッカーやピンブラシで梳きながら乾かすことが必須です。
プードルの飼い主さんであれば、自分で洗って根元を毛玉だらけにしてしまい、トリミングで丸刈りにされてしまった経験がある方も多いはずです。

注意が必要なプードルの毛の乾かし方を動画でチェックしてみましょう。

感染症に注意

チワワたちワンちゃんと、お風呂に一緒に入ることで注意すべきなのが人獣共通感染症です。
動物から人に感染する病気のことですが、主な人獣共通感染症を紹介します。

「パスツレラ症」

犬や猫の口内に存在する菌であり、犬は50~75%、猫には100%存在するとされています。
犬や猫に人間が、噛まれたりひっかかれたりすることで体内に菌が入り、痛みや腫れを伴います。

「皮膚糸状菌症(真菌症)」

ワンちゃんの皮膚に発生するカビであり、皮膚の一部が円形上にハゲて行き、痒みが生じます。
人にも移ってしまい、皮膚が円形上に赤くなります。

「犬回虫症(トキソカラ症)」

犬のお腹に寄生する回虫です。
ワンちゃんのウンチに虫卵が存在しており、ウンチを触った手などを経由して口から侵入します。
内臓や眼などに障害が発生します。

チワワと一緒にお風呂に入ることで、感染症にかかるリスクが生じます。
チワワが皮膚炎などを起こしているケースでは要注意です。
飼い主さんが風邪などで体調不良で免疫力が低下していたり、幼児や高齢者などは感染しやすいですね。

感染症のリスクも踏まえ、前述したような問題点があるため、チワワと同じ湯船に入るのは止めて、別風呂で時間を共有して楽しむのがおすすめです。