チワワのおすすめのしつけ方!大げさに褒めるタイミングが大事

2019年8月22日

 

チワワは賢い犬種なので、物覚えもよくしつけはしやすいです。

でも、チワワの小さい体や愛くるしいうるうるの瞳についほだされて、甘やかしてしまう飼い主さんが後を絶ちません。

しつけはできる限り幼年期からしっかり行うことが肝心。

甘やかせてしまうと、吠え癖がついたり、甘噛みから本当に噛みついてしまう問題犬になってしまうことさえあります。

チワワは大げさなくらいしっかり褒めてあげるのがコツ。

笑顔で撫でてあげるとすごく喜びますよ。

そしてしかる時にはしっかり叱ります。

また、叱るタイミングがとても大切です。

悪さをしているまさにその最中や、直後に叱ることが大事。

後から叱ってもチワワには、何故叱られているのか理由が分かりません。

叱る時には短い覚えやすい言葉を選び、毎回もそれを用いて叱ることが大切なコツです。

毎回決まった言葉で叱ることで、チワワはその言葉を使われた時は怒られていると理解できるようになります。

なお、最初はいろいろ失敗してしまいますが、叱りすぎないことも大切。

怒りすぎてしまうとチワワが怖がって萎縮してしまいます。

性格も明るさを失ってしまうので注意が必要です。

叱った後では、一緒に遊んでコミュニケーションを取ってあげるのも大事。

それでは今回は、一番問題となる吠え癖と甘噛みのしつけの仕方について紹介していきます。

チワワのおすすめのしつけ方

「叱り方」

チワワをしつけていくに際して、叱り方がとても大事になります。
まずは、最低限度の守るべき叱り方を紹介するので、しっかり身に付けてください。

・短い言葉を決めて毎回その言葉を使って叱りましょう。

例えば「ダメ!」という言葉だけでも十分です。

チワワに「そんなに吠えちゃだめだよ」何て長い言葉を使って言い聞かせても分かりません。
また、毎回違う言葉で「ダメ!」「黙れ!」「うるさい!」「バカ野郎!」「おとなしくしろ!」「鳴くな!」なんて調子で叱っても効果が上がりません。

・声に高低をつける。

例えば叱る時に、「褒める時は高い声」「叱る時は低い声」と高低差をつけてみるのも有効。
意外にチワワは敏感に感じとりますよ。

・大きな声を出さない。

大きな声をだすと、チワワの興奮を一層煽ったり、飼い主さんも一緒に応援してくれてるなんて勘違いしたり、また反対に萎縮してしまうなど、ろくな効果を与えません。

「褒め方」

褒めてもらえれば、チワワだって嬉しいもの。

習性的に、信頼するリーダーから褒めてもらうことを凄くチワワは喜びます。

少し大げさすぎるくらいで構わないので、目一杯愛情を示して褒めてあげましょう。

声かけのみならず、さすってあげる、はぐしてあげるなどボディータッチも加えてあげましょう。

「無駄吠えのしつけ方」

チワワが吠える原因をつかんでおくことが大切。
大別すれば次の2つの原因があります。

1. 警戒・威嚇吠え
2. 要求吠え

「警戒・威嚇吠え」

これが犬本来の他の犬や人などに対して吠えるケース。

縄張り意識が強いなんていうのも吠える原因の一つだったりします。

「要求吠え」

これはチワワがあなたに早く散歩に連れてってとか、ご飯頂戴なんて具合に要求しているケース。

つまりこれは、チワワがワガママなわけです。

このような行動が見られ場合、あなたのことをチワワがリーダーとみなしておらず、主従関係が逆転してしまっています。

これは今まであなたがしっかりチワワしつけず、甘やかしていた証拠です。

このように、主従関係の誤認が生じないように、チワワを飼い出した子犬の時期からしっかりしつけることが大切なのです。

これからしつけ方法を紹介していきますが、チワワと飼い主さんとの間にきちんとした主従関係が成立していれば、吠え癖や他のしつけも何度か教えれば言うことを聞き、吠えなくなるものなのです。

いろんな悪癖が出ているのは、根本にきちんとした主従関係が構築されていないことが原因となっていることが多いのです。

だからしつけを行いながら、きちんと主従関係を根本から作り直していくことが大切となります。

チワワの警戒・威嚇吠えをしつけるおすすめの方法は、他人や他のワンちゃんに慣れさせることです。

今まで室内で大事に飼われており、他のワンちゃんたちとの接触機会がなかったことが大きな要因となっていることが多いのです。

だから来客がくると鳴くからなんていう理由で人から遠ざけたり、散歩をさせても他の犬や人影を見かけれべ避けるなどの行動をとっていると、それはマイナス行動であり良かれと思っていたのが実は逆効果だったと認識しましょう。

散歩などを利用して、どんどん他人や他のワンちゃんたちと触れ合う機会を得させる必要があります。

そして、吠えた場合には、手で吠えないようにチワワの口を軽くつまんで閉じ、「ダメ」と叱るのです。

そして吠えやんだ場合はすかさず褒める。

放して吠えたらまた同様の動作を繰り返し、「ダメ」と叱ります。

根気よく何度も繰り返してしつけを行っていきましょう。

少しずつですが繰り返して経験させることで、無暗に吠えてはダメだと覚えていってくれます。

主従関係ができていないケースだと、なかなかいうことを聞いてくれませんが、これらのしつけをしっかり行うことで、主従関係も同時に構築し直していきます。

他のワンちゃんたちと触れ合う機会としては、ドッグランなどに参加させたり、ドッグサロンに連れていったりいろんな機会を作ってあげるように工夫してみましょう。
友達がワンちゃんを飼っていれば、一緒に遊ばせてあげましょう。

また、要求吠えのしつけのケースでは、完全に主従関係が逆転してしまっています。

だからチワワが吠えても、決して食べ物を与えてはいけません。

吠えればもらえると思わせてしまうのが一番ダメなわけです。

頂戴とチワワが吠えたケースでは、しっかり「ダメ」としかり、場合によっては吠えた場合は叱って、それからしばらくケージに閉じ込めるなどの処置をするのも有効です。

とにかくワガママを言ってもダメなことを教え込みましょう。

またさらに細かく、どのようなケースで吠えてしまうか確認することも必要です。

ピンポーンとチャイムが鳴っただけでも吠えたりするのか、また、一人にすると吠えだすのかなどをチェックして、対応していく必要があります。

「道具の使用はNG」

よくしつけで道具に頼ってしまう飼い主さんがみえますが、道具の使用はダメです。

臭いのスプレーをかけたり、超音波や振動が出る首輪などが有名です。

しかしこれらを使用することで、一時的に吠えなくさせても意味がありません。

根本解決にいたっていないからです。

しっかり主従関係を構築しなおすことが大切なのです。

これは、飼い主さんがチワワを自らが、叱って褒めるの動作を繰り返すことで初めて築ける信頼関係なのです。

時間はかかりますが、必ず出来ることです。

ところが安易に道具を使っても、無理矢理吠えるのを抑えているだけで、かえってチワワのストレスを加えているだけだと知っておきましょう。

また、どうしてもなかなか上手くいかないケースでは、専門の調教師に一度頼んでみるのもおすすめです。
やはりしっかりしたノウハウを持っていますから効果がでます。

でも、私はあなたが愛犬のチワワに対してしっかり愛情を抱いてさえいれば、多少時間がかかってしまっても、必ずしつけは成功すると思いますよ。

噛み癖のしつけ方

噛み癖はしっかりしつけて治しておかないと大変です。

本当に人を噛んでしまうようになれば大事です。

子犬が甘噛みをするのは当然で問題ありません。

そこでしっかりしつけてあげれば良いのです。

本来であれば、母親のワンちゃんが、しっかりしつけてくれるものなのです。

チワワの甘噛みは、よく兄弟ゲンカでジャレながらお互いが噛みあうことで、相手の反応をうかがったり、自分も噛まれて痛い思いをして限度を知っていくものなのです。

また、チワワの親犬は、子犬の甘噛みに対しては毅然とした態度でしつけて怒るといいます。

このように本来であれば、きちんと親子や兄弟を通して甘噛みは矯正されるものなのです。

ところが近頃では、チワワがこのような最低限度の社会性を犬社会で学ぶ前に引き離されて、無理矢理ショーウィンドウに商品として並べられてしまうわけです。

だから飼い主さんが親犬に変わって、しっかり甘噛みはダメだとしつけてあげなくてはなりません。

甘噛みの理由がよく、子犬の歯の生え変わりのためうず痒いからと言われています。

これも理由の一つでしょうが、いろんな物を甘噛みせずに、人間の手足のみを狙って執拗に噛むケースは要注意です。

甘噛みのしつけはそれほど難しくありません。

チワワが甘噛みしてしまう理由は、飼い主さんにある場合がほとんどだからです。

だからしっかり飼い主さんが、自覚を持ってさえいただければ、チワワの甘噛み治せます。

チワワが甘噛みしてしまう原因は、飼い主さんが「そんなに痛くないからと」許してしまい、一緒に遊んだりしているためです。

つまりちょっと噛む程度ならかえって可愛いからと許してしまっており、あまり重要視していないことが問題なのです。

だから子犬の甘噛みに対して親犬が、毅然とした態度でしつけるように、飼い主さんが重要性を認め、しっかりしつければよいだけの話なのです。

「しつけ方」

チワワが甘噛みしたケースでの有効な叱り方が何パターンかあります。

一番オーソドックな方法が、手で軽く口を押えてしまうこと。

これでもはやチワワは噛むことができません。

そじて同時に「ダメ」と声かけします。

手を開放して、また噛みついてくれば再度「ダメ」と言って、同様の対処を繰り返すのみです。

根気がいりますが、何度も繰り返すうちにだんだん噛まなくなっていきます。

そして噛まなくなった時には、すかさず大げさに褒めてあげましょう。

これを何度か繰り返すのみです。

あなたが許してしまっていたから、甘噛みが起こっていたわけです。

毅然とした態度でしつければ治ります。

口を手で押さえる時に、ワンちゃんの服従ポーズであるあお向きにしてから口を押えるとより有効だと言われていますね。

他にはチワワが指を噛んできたときに、すかさずその指を口の中につっ込んで丸めてしまうのも有効だとされています。

この状態だとチワワは呼吸もできないくらい苦しいわけです。

そしてその状態で「ダメ」としっかり叱ります。

チワワにとっては苦しい状態で印象にも残り、してはダメだと強く脳裏にきざみ込まれるわけです。

噛み癖矯正効果の確認は、指を出しても噛まずに舐めるだけになれば安心でしょう。