チワワの性格の特徴を知ろう!オスやメスで違ったり注意点はあるの?

2021年1月14日

 

チワワと言えばあなたはどのようなイメージを浮べますか?

まず脳裏に思い浮かぶのが、あのうるうるした瞳でしょう。

チワワのあの愛くるしい可愛らしさはバツグン。

そして意外に可愛くておとなしいと思っている人が多いみたい。

でも実際のチワワは、あの小さな体からはイメージできないほどパワフルで、元気にちょこちょことよく動き回って、活発で元気一杯のワンちゃんなのです。

ではなぜ世間一般の人たちが、チワワにおとなしいイメージを持ってしまっているかと言えば、

もちろんチワワの人気に火をつけたあのテレビCMの存在でしょう。

 

チワワは1970年代ころから飼われ始めましたが、爆発的な人気が出たのが2002年からです。

そのきっかけが、お茶の間を湧かしたあのCMであることは言うまでもありませんね。

 

ところがあのCMの特徴が、とにかくチワワの愛くるしい可愛さを前面に押し出したものであり、動かずじっと愛くるしい瞳で見つめてきて、ビンビンにうるうる光線をまき散らすという、思

わず見る側の心を可愛いと感動させるようなシーンを多用したわけです。

 

だから皆さんが抱いてしまったイメージが、チワワは可愛くておとなしいワンちゃんだってこと。

だけどおとなしいなんて聞けば、チワワの飼い主さんたちはみんな思わず吹き出しそうですね。

毎日どれだけチワワのやんちゃぶりに振り回されていることやら・・・。

まあ、正直ちょっと違ったイメージが先行で広がってしまったチワワですが、今回しっかり本当のチワワの性格について紹介していきます。

チワワの性格

「献身的」

実はチワワはあの小さい体に似合わず、とても飼い主さんに対して忠実で献身的です。

つまり、自分を可愛がって守ってくれる飼い主や信頼がおけるリーダーには敏感に反応して依存し、非常に忠実な面を示してくれるのです。

これはどうしても、チワワは小さくて力が弱いという面が影響しており、やはり自然に守られるケ-スが多いためでしょうかね。

 

この献身的でさらに愛情を目一杯に表現してくれる愛嬌たっぷりな仕草などが、思わず飼い主さんを感動させ、根強い人気の一つになっていると言えるでしょう。

本当に嬉しいときにはしっぽを振りまくって、小さな体全体をこれでもかと躍動させて、精一杯に嬉しさを表現してくれるとても愛らしい性格が特徴的です。

 

しかしチワワは凛とした面を併せ持ち、むやみやたらに誰にでも愛情を振りまくわけではありません。

結構好きな人にこだわり、一緒に暮らす家族の中でも比較的一人に執着して、愛情を集中する傾向が強いワンちゃんなのです。

 

好き嫌いのこだわりが明確で、このようにはっきりした性格が特徴。

特になつかれた人はもう最高、優越感に浸って手放せませんね。

こんなはっきりした自己主張の強い性格も魅力の一つで、見方によっては可愛い一面だと言えるのではないでしょうかね。

「勇敢」

チワワは体が小さくて愛らしい見た目から、弱弱しい印象を受けるかも知れませんが、それは大きな間違い。

じつはとっても勇敢なワンちゃんなのです。

あの小さな体からは、想像もできないくらい勇敢な一面を併せ持っていますよ。

 

我が家のチワワのビビも、見知らぬ客が来れば必死で吠えて威嚇してくれます。

だから見かけに反して、番犬にも持ってこいの頼もしい奴なんです。

 

これはチワワの性格が、縄張り意識や警戒心が強いためです。

謙虚にこの性格が表れるのが、散歩の途中で大きな犬などに出会った時。

それこそ踏みつぶされそうな、大きなワンちゃんにも全く動ぜず、向かって行って吠えて威嚇します。

先ほども言ったようにこれは、縄張り意識や警戒心が強いために生じる行動であり、気が強いのとはちょっと違っており、本来臆病な性格ゆえの裏返しで戦う姿勢が生まれ、その勇敢さにつながっていると解釈できます。

 

だからチワワは、大きな音に怯えたりよくします

ウチのビビも掃除機をかければもう怯えてしまってぜんぜんダメ。

このように一見勇敢に見えるチワワですが、本来はとても怖がりな憶病者なのです。

そのためチワワには、飼い主さんがたっぷり愛情をかけてあげることがとても大切です。

 

また、当然体が小さく華奢なチワワです。

大きなワンちゃんに、万が一攻撃を受ければイチコロでダウンです。

散歩中に大きい犬とすれ違うケースなどでは、必ず十分に注意してあげることが必要となります。

チワワは本当にちょっとした衝撃を受けただけでも、骨折してしまうか弱い犬種であることをしっかり念頭に置いていてください。

「甘え上手」

チワワは本来とても憶病な犬種であり、ちょっとした物音でも跳びはねて驚いてしまうほどなのです。

それこそ、そんな感じでチワワが驚いた時には、抱き上げるとこちらがビックリするほど心臓が大きくバクバクしていたりしますよ。

こんな調子なので、飼い主さんはつい「守ってあげたい」という気持ちが生まれてしまい、甘やかせることが多いみたいですが、しつけはしっかりすることが大切となります。

 

チワワは物覚えも良く、しつけやすい犬種です。

憶病者のチワワですので、特に何かに驚いたりして怖がっているときには、信頼を寄せる飼い主さんにすり寄ってきてたくさん甘えてきてくれます。

このようにチワワは、とても甘え上手な犬種のワンちゃんで、飼い主さんと一緒にいるのが大好きです。

 

チワワは、「自分だけに目一杯注目してほしい!」と思うことが多い、贅沢な甘えん坊の性格なのです。

そのため、しっかり飼い主さんの様子もうかがい、怒られないように気を使ってもいます。

だからチワワの性格は、「甘え上手でありながらも警戒心が強い」と言えます。

 

この性格の根拠としては、チワワが警戒したときや恐怖を感じたときなどに、すぐに飼い主さんのところに飛んできて甘えることで分かります。

このように、チワワは自分だけに注目してほしいという欲求が強いワンちゃんなのです。

 

そのため、もしもあまり飼い主にかまってもらえないケースでは、ときにいたずらをしてみたり、より吠えるようになったりするものです。

ときにはあえて凶暴な一面を見せて、ストレスを発散させているケースもあり得ます。

 

チワワにストレスを感じさせないためには、沢山遊んであげてコミュニケーションを取ってあげることが大切となります。

またチワワは、一人でいることが多くなる長時間の留守番も苦手で向いていません

チワワを一人でいさせてしまったケースなどは、その分しっかりコミュニケーションをとってあげて、一緒に過ごしてチワワに大好きな飼い主さんに目一杯甘える機会をタップリとってあげましょう。

「警戒心が強い」

チワワは警戒心がとても強いワンちゃんです。

だから、見知らぬ人にはなかなか懐かないのが特徴。

急に近づこうとして、噛まれてしまう人も思った以上に多いので十分気をつけなくてはいけません。

 

初対面のワンちゃんと仲良くなるコツを紹介しておきましょう。

目線を合わせるのが怯えさせないために大事なので、まずはしゃがみましょう。

そして挨拶代わりに手の甲をゆっくり鼻に近づけて匂いをかがせてあげるのがコツなのです。

これでワンちゃんに、その人は自分に危害を加えない安全な相手なのだと理解させることができます。

 

チワワの憶病さには、体の小ささなどが影響しているのかは疑問ですが、とにかくチワワは非常に警戒心が強い犬種だと言われています。

そしてさらに、物音一つでも飛び上がってしまうほど、非常にビックリしやすい性格だという特徴も併せ持っています。

ですから、普段から十分注意を払ってあげて、とにかくチワワをあまり驚かしたりしないようにしてあげる事が大切になってきます。

「好奇心旺盛」

チワワは何にでもすぐ興味を示す特徴があり、とても好奇心旺盛な犬種

だから機敏に動き回り、特に子犬の時にはイタズラが目立ってしまいます

届く範囲の物は、何でもくわえて引っかき回してしまいます。

 

うっかりゴミ箱などおいておけば一巻の終わりです。

ワンちゃんは何でも丸のみしてしまうのが特徴であり、誤飲がよく問題となっています。

特にチワワは超小型犬で、口や喉が小さいため誤飲した物が詰まってしまう可能性が高いので要注意です。

 

後注意したいのが、電気コード。

うっかり噛んでしまって、感電なんて事態を生じないようにしてあげましょう。

 

とにかくチワワがイタズラしそうなものは、全てチワワの口の届かない所に片付けておくようにするのが大切となります。

でも、そのチワワの好奇心旺盛で適応能力がある性格のおかげで、コミュニケーションをしっかりとってあげれば、簡単にすぐに仲良くなることが可能ですよ。

「知的で学習能力が高い」

あなたは、チワワが警察犬として大活躍しているなんて知っていますか?

結構話題を集めて、ニュースでも取り上げられたので、ご存知の方も多いかも知れませんね。

チワワファンの私としては、非常に嬉しいニュースでしたね。

 

チワワはあの小さな体でも警察犬として活躍できるほど、訓練にも向いています

小さくて弱弱しく見えてしまうため、つい甘やかしてしまう飼い主さんも多いようですが、

チワワは知的で学習能力が高い犬種なのです。

 

だから、パピー期からきちんと飼い主さんがしつけをすることがとても大切となります。

チワワがよくわがままな攻撃的な性格と言われるのは、しっかりしつけをせず、甘やかしてしまうからです。

チワワは頭の賢いワンちゃんだけに、パピー時に甘やかすことで、「この人には何しても大丈夫だ」と思われてバカにされてしまい、その結果、わがままでなおかつ攻撃的な性格になってしまいやすいのです。

チワワがそのような性格になっている場合、飼い主の責任だと自覚しましょう。

 

例えば、チワワは小さい犬種のため、気軽にすぐ抱っこができます。

そして頭より高い位置に持ちあげたり、体の上に置いたりしがちです。

このような行動を何気なく飼い主さんがとっているだけでもチワワは、上から飼い主を眺めるだけで見下ろすこととなり、自分の方が優位だと思ってしまったりするのです。

 

チワワをしっかりしつければ、ちゃんといろんなことを守っていうことを聞いてくれます。家族のパートナーとして、強い味方になってくれますよ

チワワの性格、オスとメスで違う?

チワワのオスとメスの性格について言えば、特に明白なはっきりとした違いはありません

基本的にチワワは今まで紹介したように臆病な反面で勇敢さを併せ持ち、活発な甘え上手な性格です。

個体差も当然ありますが、一般的に言えばオスとメスでは以下のような点が特徴として目立つケースが多いです。

「オスの性格」

男の子はやんちゃな性格であり、かつ活発で元気なわんぱくな子が多く、時には攻撃性が高かったりします。

その反面甘えん坊であることが多いのが特徴。

攻撃的な行動を取るのは、甘えん坊の裏返しなわけです。

「メスの性格」

女の子は男の子に比べると、比較的おとなしい性格となります。

一般的に賢く要領がよい傾向がみられます。

そのためやはりメスの方が、オスより飼いやすい傾向が生じます。

だから初めてワンちゃんを飼う初心者の飼い主さんで、チワワを選ぼうと考えているケースでは、おとなしそうなお利巧なメスのチワワを選ぶのがおすすめです。

はっきり言ってオスとメスの性格は、まったく基本的には人間と同じで笑っちゃいますね。

スムースコートとロングコートのチワワでは性格は違う?

チワワには、スムースコートとロングコートの2種類が存在します。

日本では、特に女性に毛の長いロングコートチワワが人気となっています。

はっきり言って、この2種類のチワワによる性格の差はほとんど何にもありません。

今まで散々紹介してきた通り、どちらも飼い主さんには献身的であり、甘えん坊で好奇心旺盛で無邪気な性格です。

ちなみに、ウチのチワワのビビはロングコートチワワですよ。