チワワが急死する要注意は低血糖!その他の犬の突然死の原因と予防法
犬の突然死とは、症状が現れて24時間以内に亡くなってしまったケースを刺します。
チワワのような超小型犬は、低血糖に要注意です。
ワンちゃんが、中毒を起こすような危険な食べ物を致死量摂取してしまった場合の急性中毒なども怖いですね。
この場合、飼い主さんの責任も大きそうなので、本当に注意が必要です。
あと良く起こるのが、大型犬に多い、胃捻転などでしょうか?
現在の犬の死亡原因のナンバーワンはガンであり、50%を超えます。
続いて、心臓病、腎不全となり、これが死亡率ベストスリーの病気です。
突然死は現在第10位だそうです。
割合は1%、つまり100頭に1頭が突然死しているわけです。
昨日まで元気一杯であった愛犬が、いきなり100頭に1頭の割合で突然死してしまうと考えれば、心の準備も一切なく、かなり怖い出来事だと思えてしまいます。
6位に胃拡張・胃捻転が入り、これもわずか数時間で急死してしまう病気と言えて、確立は4%程度。
あと2位の心臓病17%のなかにも、急死してしまうケースがあり得ます。
また、4位のてんかん発作も急死の可能性が高い病気です。
このように見ていけば、これに事故死なども加えれば、全体では急死は10%程度あるのかも知れませんね。
突然死はまだ解明できていない点が多いとされていますが、突然の分かれ程辛い別れはありません。
そのような辛い思いをすることが無いように、少しでも突然死の原因と予防法を把握しておきましょう。
犬の突然死の原因
現在犬の突然死の原因は原因不明とされていますが、本来必ず何らかの原因があるはずです。
とりあえず影響すると考えられている要因が次の3つです。
1.遺伝
2.環境
3.ストレス
遺伝というのは親の影響を受け継いでおり、生まれつき体が弱かったり、どこかに異常が隠れていたりするものです。
そして何らかのちょっとした引き金を知らずに引いてしまい、それが引き金となって突然死が起こる可能性があるということです。
ペットショップなどで、明らかに異常な安値がついている子犬がいたりします。
このようなケースでは、やはり何らかの懸念する要因があるはずです。
また、悪質なブリーダーからの子犬も要注意、このような子たちはやはり突然死するリスクが高いといえます。
次の環境とは、まさに普段の生活が当てはまり、飼い主さんの対応が大きく物を言います。
それこそ例えばドッグフードはピンキリです。
愛犬の健康を害するような安価な危険な添加物を含んだフードから、健康維持に繋がるプレミアドッグフードまでいろいろあります。
なかには愛犬が中毒を起こすような危険な食べ物も沢山あります。
本の一例ですが、食品だけでの環境面をとって考えてみて大きな影響をワンちゃんに与えるわけです。
最後のストレスも、突然死が引き起こされる引き金となり得るとされています。
ワンちゃんの気質や性格などによっても差が生じますが、心は万病の元であり、ストレスの最大の原因は、飼い主さんの愛犬への接しかたによるケースが殆どといえます。
スキンシップ不足から、寂しい気持ちにさせてしまうことが一番のストレスを与える問題となります。
遺伝はなかなか防ぎようがありませんが、少なくとも環境とストレスは、少しでも影響を与えないように努力してあげましょう。
「低血糖」
子犬やチワワなどの超小型犬において注意を払って欲しいのが低血糖です。
低血糖とは、血液中の血糖値が下がることで、体の機能に異常をもたらす危険な状態を刺します。
これはただ単に、愛犬が長時間ごはんを食べないことだけで簡単に起こってしまう症状です。
このため、一度に量が食べられない子犬や超小型犬などは注意が必要です。
特に子犬は、何度にも分けて時間をおかずにご飯を食べさせてあげることが大切です。
低血糖は重篤化すると急死してしまうこともあると知っておきましょう。
特に生後2~3か月のチワワは低血糖になりやすく、それこそ突然死を招いてしまわないように注意してください。
「予防法」
・とにかく食事をこまめに与えることにつきます。6時間空けてしまうと低血糖症を起こす場合があると認識しましょう。
「急性中毒」
犬には食べると危険な中毒を起こしてしまう食べ物がありますが、あなたはちゃんと把握できていますか?
もしかして不安ならば次の記事を参照してみましょう。
特にチワワなどの超小型犬は、体が小さくほんの少しの量でも大きく影響を及ぼしてしまい、体調が急変して死に至ってしまうことだってあります。
また中には、速攻で影響が出ずに、しばらく経ってから症状が現れるような場合もあると知っておきましょう。
「胃捻転」
胃捻転は、特にレトリバーなどの大型犬に多く見られる病気であり、放置すれば最悪の場合、症状が生じてからわずか数時間で亡くなってしまうこともある恐ろしい病気です。
レトリバー意外にも、次のような犬種は要注意です。
・グレート・デーン
・セントバーナード
・ボルゾイ
・ドーベルマン
・ワイマラナー
・ジャーマン・シェパード
・アイリッシュ・セター
・秋田県
・チャウチャウ
・水やご飯の一気食い
・食べて直ぐの運動
・呼吸が苦しくなる
・腹痛が起きる
・よだれの量が増える
「予防法」
・1回の食事量を減らして回数を増やす
・適量より多く与えない
・食後直ぐに運動させたり、散歩に行かない
・水を常に飲める状態にして置き、一度に大量に飲ませない
ドライフードを食べて一緒に大量に水を飲むと、フードが胃の中で膨れて危険です。
「心臓病」
心臓に持病がある子は要注意です。
このような子が、激しい運動や急激なストレスなどで心発作を起こしてしまい、突然死してしまう事があります。
次のような症状を抱えている場合は十分に注意を払ってください。
・不整脈
・心筋症
・心筋炎
・弁膜疾患
・心臓腫瘍
「ショック死」
ショック死とは、体に激しい負荷がかかることで突然死してしまうことです。
ワンちゃんが、雷や花火の音などが苦手なことは良く知られています。
特に雷は、激しい音にも増して、気圧が変わったり、静電気が生じるなどの影響も受けるため影響が大きいとされています。
ビックリするかも知れませんが、本当に犬は、雷や花火の音のショックから、突然心臓が止まって死んでしまうというケースも多いといいます。
特に心臓が弱い子は注意すべきであり、夏場などで暑さから体力を消耗していたりすれば、危険度が高まります。
場合によっては、雨戸を閉めるなどして少しでも音が聞こえないように配慮してあげましょう。
「脳の病気」
先天的に脳に病気がある子は、突然死のリスクが高まります。
また、後天的な場合でも、頭を強く打った時などは要注意、デリケートな脳にダメージが生じてしまえば、急死してしまうこともあります。
脳出血、脳しんとう、脳炎などは要注意の病気となります。
また、脳の影響からてんかん発作を起こし、そのまま急死することもあります。
脳の病気も急死を引き起こすケースが多いと認識しておきましょう。
「フィラリア症」
フィラリア症は、初期段階では比較的無症状です。
ところが、進行することによって、突然体調が悪くなって急死したように感じられるものです。
フィラリア症を起こしており、血尿が出て急に元気がなくなった場合や、呼吸困難などが起こったケースでは、気を付けないと数時間~数日で急死してしまうことがよくあります。
「事故」
人間でも同様ですが、交通事故は突然起こってしまいます。
犬の場合の交通事故は、車道に飛び出して車に敷かれてしまことが圧倒的に多いです。
後は高い場所からの転落死です。
外に散歩で愛犬を連れだした場合は、絶対にリードで繋いでおくことが大切です。
間違ってもノーリードで散歩させたりしてはいけません。
決して「うちの子は大丈夫」などという過信を抱かないようにしてください。
どのような思いがけない事態が生じるか分かりません。
愛犬の交通事故は飼い主さんの責任だと知ってください。
必ず防ぐことが出来る事故なのです。
最も突然死が起こりやすい犬種はチワワ
最も突然死が起こりやすい犬種はチワワだと知っておきましょう。
チワワは実際に突然死の報告例ナンバーワンの犬種なのです。
原因はアップルヘッドと呼ばれる丸い頭のためであり、骨に隙間が出来ているため頭の病気が多く、直ぐに脳にダメ―ジを生じてしまいます。
しつけで頭を叩くような飼い主さんは無くなっていると思いますが、うっかりチワワの頭を叩いてしまうと、命取りになりかねないと認識してください。
まとめ
突然死の原因や予防策などを紹介しました。
突然の愛犬との分かれなどという悲しい事態は絶対に避けたいものです。
しっかり内容を把握して対策を練ってください。
万が一悲しい愛犬との別れが生じたケースでは、いつまでもひきづってはいけません。
絶対あなたに飼ってもらったワンちゃんは、とても幸せだったはずですよ。
あなたにたくさんの感謝の気持ちを抱き、心からありがとうと感じてくれているはずです。
あなたからも大好きだった愛犬にありがとうの言葉を伝えてあげましょう。
沢山の思い出が心に残っているはずです。
ワンちゃんの寿命は、人間より短いため、どうしても早く別れがやって来てしまいます。
私も悲しい愛犬との別れを経験していますが、決して後悔しないためには、日ごろから一杯愛犬と一緒に過ごして触れ合い、コミュニケーションを取って思い出を沢山作っておくことです。
そしてまだ生きているあなたが毎日を笑顔で迎え、楽しく生きることが、愛犬の願いをかなえてあげることになると知っておきましょう。
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コメント一覧
これは 初耳でした。。。