チワワたち犬のNGな対応に対するやってはダメな行動5選!
愛犬がイタズラをしたり、飼い主のいうことを無視するなどのNGな対応を犯した際には、つい飼い主がやってしまいがちな間違った行動があります。
今回は、この飼い主が犯しがちな愛犬に対するやってはいけない間違った行動5選を紹介します。
1.叩くなどの体罰
昔の日本ながらの犬のしつけ方法は、愛犬が指示を聞かないケースでは、叩いて体罰を行うことで、ワンちゃんをしつけるとの考え方が一般的でした。
人間の幼児を教育する際に、体罰は絶対ダメだとみなさん分かっているはずです。
したがって、この道理から言えば、愛犬を叩くなどの体罰を用いてしつけることがNGであることが理解できるはずです。
日本は永らく犬の体罰を行っていたため、ペット先進国からは後進国と評されていました。
動物行動心理学においては、早くから体罰による間違ったしつけが指摘されていました。
誰も自分に暴力を振るう人を好きになるわけがありませんね。
体罰によるしつけを行えば、飼い主と愛犬の信頼関係が崩れてしまいます。
飼い主さんに対して怯えるようになるかも知れませんし、反対に自分の身を守ろうとして、返って攻撃的な性格になってしまう可能性も高まります。
また、られることに対してのトラウマや、極度のストレスを抱えてしまう可能性も生じてしまいます。
叱る場合は手で叩くはずですね。
愛犬があなたの手を見たときに生じる反応で、簡単にあなたと愛犬の信頼関係が判明できます。
あなたが上にあげた手を見て、撫でてもらえると尻尾を振って嬉しそうな顔を浮かべるワンちゃんと、反対にまたぶたれることを想像し、尻尾を丸め怯えた表情を浮かべるワンちゃんとでは、その違いは雲泥の差でどちらが望ましい反応なのかは一目瞭然です。
叩く・体罰といった行為は、決して行うべきではない間違った行動だと認識しておきましょう。
2.大声を出す
愛犬が失敗した時などに、手でたたくなどの体罰までは行わないにしても大声を出してしまう飼い主さんは大勢いるのではないでしょうか?
何度教えてしつけても、なかなか覚えてくれない、ついイラついてしまい、大声で怒鳴ってしまったという記憶が、誰しも一度や二度はあるものです。
しかしワンちゃんは人間の言葉が分かりませんから、大声を出して叱ったところで本当には通じず、効果はぜんぜんないのです。
それどころか、半端に声を出して起こると、愛犬は飼い主が嬉しそうに何か大きな声を出してはしゃいでいるぞと、感じられてしまう可能性も高いものです。
こうなると愛犬も楽しくなり、テンションが上がってしまい、余計にいうことを聞かないどころか、この行動をすれば喜んでもらえると間違ったインプットをしてしまうことにもなりかねません。
しかし、大声を出すことで愛犬が大人しくなり、いうことを聞くケースもあるでしょう。
その際は、言っている言葉が分からなくても、その場の雰囲気から利巧な犬は恐怖を感じ仕方なしにいうことを聞いているわけです。
これはいわば、手はあげていなくても立派な言葉の暴力であり、愛犬を怯えさせていれば体罰を与えているのと同様なわけです。
犬は人間よりはるかに聴力が発達しており敏感なため、大きな声は想像以上に犬にとっては恐ろしい暴力であり、強いストレスを与えることになったりします。
大声で毎度叱っていれば、愛犬との信頼関係も崩れてしまうと知っておきましょう。
3.くどくど叱る
愛犬がいうことを聞ないケースで、一生懸命にくどくど説明して説教している飼い主さんがみえます。
これもやってはいけない浅はかな無駄な行動といえます。
「何故無駄鳴きするの?お客が来ても鳴いてはダメ!何度も同じことを言わせないでね」とこんな具合に説教したところで、相手のワンちゃんは、残念ながら人間の言葉が分からないのだか
ら、下手な鉄砲をいくら撃ってもマグレ当たりすることすらないわけです。
無駄な能力を使っているだけだと認識してください。
有効な叱り方は、一言「ダメ」と叱ればよいのです。
ワンちゃんは、長い言葉は意味が分からず理解不能ですが、「ダメ」などの短い一言で伝えてあげれば、意味を覚えて理解してくれます。
愛犬がダメな行動をしたケースでは、短くシンプルな一言で叱ってあげることが正解なのです。
4.統一しない叱り方
愛犬をしつけようとする際には、家族で統一した叱り方を行ってください。
それこそお父さんが叱った行動に対して、お母さんが無視していたのでは、愛犬にとっては、同じ行動をしても、叱られたり叱られなかったりするわけで、その行動が良いのか悪いのか判断が付かなくなってしまします。
また、叱る言葉も統一しないと愛犬には伝わらないので注意してください。
特にお爺さんやお婆さん、小学校の低学年程度の子供がいると、なかなか統一しずらいようなので要注意といえます。
5.叱ってホメる
よくやってしまうNGな行動が、愛犬が悪さをして叱った後にすぐ抱き上げるような行動をとることです。
例えば物を噛んでいる時に叱り、そのまま抱き上げてしまえば噛むことを中止できます。
特に小型犬は簡単に抱っこできてしまうため、つい行ってしまう飼い主さんが多いといえます。
また、叱って止めればお利巧だね何て褒めたり、酷いケースだとおやつをあげるような飼い主さんがいる始末です。
これは正直全くの本末転倒で、お粗末なしつけ方だといえます。
今は愛犬が悪い行動をして、叱ってしつけているわけだから、ちゃんとメリハリをつけて、毅然とした態度で叱らなくては効果がありません。
このような、叱ってホメるような曖昧な行動を取ってしまえば、愛犬はその悪い行動を行えば、抱っこしてもらえる、あるいはおやつをもらえると覚えてしまう可能性があります。
さて、果して愛犬が本当にそのように学習してしまえばどうなるでしょうね。
それこそ返ってイタズラを意識的に繰り返すことになってしまう恐れすらあるわけです。
したがって、叱る場合は短い言葉でしっかり行い、決して犬にとって嬉しいことと結び付くような怒り方をしてはいけません。
多分すぐ抱いてしまう行動が思い当たった飼い主さんがいるはです。
これからは絶対行わないように注意してくださいね。
まとめ
今回は、愛犬が間違った行動をした時に、飼い主さんがやってはいけない間違った5つのNG行動について紹介しました。
当てはまった飼い主さんは反省して、そのような間違い行動を犯さないように改善してください。
ちょっとしたコツや間違ったしてはいけない方法を知っておくだけで、見違えるほど愛犬のしつけがはかどりますよ。
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