チワワの子犬期の正しいシャンプー方法!始める時期や注意点

 

子犬を初めて家に迎えた時、ワクチン接種との兼ね合いもあり、はたしていつからシャンプー可能か迷ってしまいませんか?

トリミングサロンにお願いする場合も、いつからが良いのか疑問となります。

子犬をシャンプーする時の注意点なども知っておきたいところでしょう。

おすすめシャンプーも教えますよ。

今回はこのような子犬のシャンプーに関する疑問について、分かりやすくポイントを紹介します。

子犬のシャンプー・デビューは慎重に

子犬の初めてのシャンプーは慎重に行いましょう。

幼い子犬は、まだ人間社会の環境に慣れていないため、とにかく変化に敏感です。

このため、いきなり本格的にやってしまうのはオススメできません。

最初に与える印象はとても大事です。

人間の子どもも、目に水が入りなかなか頭を洗うのは苦手でお風呂嫌いな子も多いようです。

子犬もシャンプー・デビューに際しては、シャワーのしぶきや水圧、音ひとつにもビックリするものです。

恐怖心を抱かせてしまうと、シャンプー嫌いになってしまう恐れがあります。

先ずは体を洗うことより、シャンプーに慣れさせることが大切となります。

したがって焦らず段階的に慣らしていくことが肝心となります。

先ず最初の一歩は、風呂場で遊んで場所に慣れさせることから初めてください。

シャンプーの目的

シャンプーを行う目的を理解しておきましょう。

一番の目的が被毛を清潔に保つ事で、続いてノミやダニの予防が考えられます。

ワンちゃんの被毛は、散歩をすれば汚れるし、ノミやダニをもらってくることがあります。

このため、シャンプーをする事でノミやダニから守り、病気を予防して被毛を綺麗な状態に保つことができます。

ただしシャンプーの頻度に注意しましょう。

犬の皮膚は人ほど強くないため、頻繁にシャンプーをするのはNGで、月に1~2回程度がおすすめですが、犬の毛質によって回数は異なります。

回数が多いとかえって皮膚を傷つける原因になり、皮膚病を引き起こす可能性が生じるので注意が必要です。

そのかわり、こまめにブラッシングを行ってあげましょう。

子犬のシャンプーを始める時期

子犬の初めてのシャンプー時期は、生後2~3ヶ月で受けるワクチン接種が済んでから、1~2週間後が望ましいとされています。

この時期は、1ヶ月の間に1回~2回のワクチン接種が必要だったりするため、ワクチン接種の日程をしっかりと確認して、ワクチン接種の前後1週間の間にはシャンプーをしないように注意し、シャンプーを実施する日を決定しておく必要があります。

注意点は、シャンプーは子犬の体調のいい日に行うことです。

下痢や嘔吐のチェックはもちろん、目・耳・皮膚などの異常の有無に注意してあげましょう。

体調が悪いようなら無理せず中止し、汚れが気になるようであれば、蒸しタオルで拭いてあげて、その後ドライアーでしっかり乾かしてください。

子犬をシャンプーする時の注意点

「体調をチェック」

シャンプーが苦手で、ストレスを感じるワンちゃんも少なくありません。

それだけに、元気な日に行うことが大切となります。

しっかり体調確認を行い、元気がなかったり、風邪気味の時には中止して日程調整をおこないましょう。

「ブラッシング」

シャンプーの前に必ずブラッシングをしてあげてください。

事前にブラッシングをする効果は、あらかじめ抜け毛を取り除くことができ、被毛が絡まったり、毛玉になるのを予防できます。

特に長毛種の場合は必須であり、子犬の体に抜け毛や埃などが付着した状態でシャンプーをしてしまうと、毛玉の原因となります。

なお短毛種の場合も、軽目でよいので必ずブラッシングをしてあげましょう。

「犬用シャンプーを使う」

シャンプーは、必ず犬用シャンプーを使ってください。

間違っても人間用のシャンプーを使用するのはNGです。

ワンちゃんの皮膚は、人間の1/3の薄さと言われとても敏感なため、人間用のシャンプーでは犬の皮膚には刺激が強すぎ、皮膚炎などを引き起こす原因となってしまいます。

おすすめの犬用シャンプー

愛犬の皮膚のために『ミネラルスパシャンプー』



内容量:500ml
価格:3,780円

オススメ度ナンバーワンが、ミネラルスパシャンプーです。

ミネラルスパシャンプーの一番のオススメ特徴は、独自の技術によるナノサイズ(1ミリメートルの100万分の1)の大きさのミネラル成分が、毛の隙間や毛穴の奥まで届いて、高い吸着力に

よって汚れをキレイに落としてくれることです。

このような力を発揮する秘密は、特定地域のみで採取される火山灰由来のナノミネラルを使用しているためです。

また、ミネラルスパシャンプーは、汚れを落とすだけではなく、「皮膚のケア」まで考えられた処方で、お肌のための成分にこだわって作られているのも大きな魅力です。

このため、シャンプーで汚れを落とすと同時に、毛や皮膚を保湿する効果が働き、トリートメントを使わなくてもふわふわ・つやつやな毛並みを実現することが可能です。

さらに、お肌が敏感なワンちゃんに考慮して、肌への刺激や負担になる石油由来成分・塩素・アルコール・パラベンなどを一切使用していません。

極めつけは、保湿力が高いとされるラベンダーオイルや、リフレッシュ作用があるティーツリーオイルを配合することにより、乾燥しやすい肌をケアして、毛や皮膚を清潔に保ち、さらに美しく健康に維持します。

シャンプー後も、ラベンダーのいい香りが続き、気持ちを穏やかにしてくれます。

「NICO シャンプー オーガニックあわあわセット」

NICO シャンプー オーガニック(100mlあわあわセット) 天然成分配合
価格:2,350円(税込)


NICO シャンプー オーガニックは、天然成分配合の希釈タイプの犬用オーガニックシャンプーです。

化粧品登録済みの確かな品質でシリコン不使用の弱酸性シャンプーのため、子犬や敏感肌のワンちゃんにも安心して使うことができます。

「cheramos(ケラモス)イーストシャンプー」

ペットの天然酵母シャンプーイーストシャンプー yeast shampoo
価格:3.888円


cheramos(ケラモス)イーストシャンプーは、獣医師が開発した天然素材のみを加えてつくられた、ふわふわの濃密泡タイプの優しい使い心地のシャンプーです。

無添加のアミノ酸シャンプーで、皮膚や毛の汚れをキレイに落としてくれます。

「ゾイック (ZOIC) クイックハーフ 仔犬用(トリートメントインシャンプー)」


ゾイック (ZOIC) クイックハーフ 仔犬用(トリートメントインシャンプー) 300ml
価格:1,656円(税込)


ゾイック (ZOIC) クイックハーフは、低刺激な全犬種用のトリートメントインシャンプーです。

優れた洗浄力と速乾性に優れ、べたつかず、ふんわり軽いサラサラな仕上がりとなります。

「A.P.D.C. ティーツリーシャンプー」


A.P.D.C. ティーツリーシャンプー 500ml
価格:2,160円

消臭・消炎効果のあるティーツリーをはじめとした6つの植物成分により、洗浄力・洗い上げ・泡切れ・水切れ・なめらかな仕上がり・消臭力を合わせ持ったシャンプー。

消臭力が高いため、匂いに敏感なワンちゃんにもオススメ。

「ニチドウ ペットエステ マッドシャンプー 低刺激子犬用」

ニチドウ ペットエステ マッドシャンプー 低刺激子犬用 350ml
価格:1,349円(税込)


ペットエステ マッドシャンプーは、犬用超低刺激シャンプーのため、皮膚が弱い子犬にも安心して使うことができます。

皮膚のデリケートなワンちゃんのために、さとうきびとタピオカから作られたアミノ酸洗浄成分を使用した敏感肌用のシャンプーです。

「シャンプー後のオススメ犬用化粧水」

シャンプー後に犬用化粧水でフォローしておけば、肌の弱い子犬にも万全です。

ペット用化粧水【AVANCE(アヴァンス)】



「AVANCE(アヴァンス)」の特徴は、天然の温泉成分をもとにつくられた、ペット専用化粧水。

高い抗炎症作用とアンチエイジング効果を併せ持ち、さまざまな肌ストレスに有効となり、シャンプ後に使っておけば万全です。

涙やけのケアにも最高ですが、その他にも皮膚炎・アトピー・湿疹・目やにや耳のケア・脚や肉球の炎症・毛並みへの効果なんて具合に用途が豊富ですごく使いやすく重宝です。

是非一つ手元に置いておけば、オールマイティにお肌のケアに使えるありがたいペット用化粧水です。

なお、AVANCEの成分である「温泉藻類RG92」は特許取得済みで、毛髪業界で権威を誇る「世界毛髪研究会議」にて、最優秀賞を受賞しています。

「お湯の温度に注意」

子犬のシャンプーをする時の注意点がお湯の温度です。

お湯の温度が高くなり過ぎないよう注意する必要があり、適温は36~37度ぐらいのぬるま湯となります。

温度に注意すべき理由は、犬には汗腺がないので、熱いお湯で体温が上がってしまうと、体温調整が上手くできなくなってしまいます。

このため、熱中症になる危険性があるので要注意となるわけです。

また、子犬が湯船で水遊びをしたがったりするケースもあるでしょうが、湯船に浸からせるのは止めておくべきです。

先ほどの理由で、熱中症などを引き起こしてしまうリスクが生じます。

「全身を洗わない」

子犬の頃のシャンプーは、全身を洗う必要はありません。

汚れた部分のみシャンプー洗いしてあげるのがおすすめです。

子犬にとってシャンプーを行うお風呂は、肉体的にも精神的にも大きなストレスを感じてしまいます。

そのため、無理に体全体を洗う必要はなく、汚れが目立つ足・お尻などをシャンプ使用するだけでも問題ありません。

全身をシャンプーしてあげる場合は、手早く・優しく行うのがコツです。

特に顔周りのシャンプーは要注意であり、シャンプーが目に入らないように気をつけてください、シャンプーが目に入れば痛いものです。

このため子犬は一遍にシャンプー嫌いになってしまう可能性があります。

したがって、顔周りはよほどひどく汚れていない限りはシャンプーは使わないのがオススメであり、洗い方は濡らした柔らかいタオルなどで優しく拭いてあげる程度で十分です。

子犬のシャンプーの仕方と手順

1.シャンプー前の準備

シャンプー前には、必ずブラッシングを行ってください。

・抜け毛を取り除く
・毛のもつれや毛玉をほぐしておく
・事前に汚れを落とす

シャンプー前のブラッシングには、上記のような効果があります。

毛玉を残したままシャンプーしてしまうと、シャンプー後に毛玉が固まってほぐれにくくなってしまうため、必ず事前のブラッシングを実施してください。

2.体を濡らす

シャワーの温度を必ず確認し、36~37度ぐらいのぬるま湯としてください。

子犬の体を濡らす順番は、足→体→顔となります。

足元から徐々にお湯に慣れさせていくのがコツで、顔は最後にしましょう。

子犬の顔まわりを濡らす際には、お湯を含ませたガーゼやスポンジを使うことで、優しく濡らすのがおすすめで、シャワーを直接かけない方が無難です。

仮にシャワーを直接使う場合は、くれぐれもワンちゃんを驚かさない注意を払う必要があります。

水圧を弱め、耳・鼻・口などにお湯が入らないように十分注意を払いながら、後からそっと優しくかけていきましょう。

3.シャンプー・リンス

必ず犬用のシャンプーを使ってください。

子犬は特に皮膚が敏感で刺激に弱いため、子犬用のシャンプーを使ったり、犬用を薄めて使います。

このためオススメは、洗面器に張ったお湯に犬用シャンプー液を溶かして薄めて、体にかけながら洗ってあげることです。

指の腹でマッサージをするような感じで洗ってあげましょう。

子犬の段階では、無理にリンスを使用する必要はありません。

そのため、リンス機能も含んだシャンプーを使うのもいいですね。

耳に水が入らない対策として、撥水性の高い綿などを子犬の耳に入れておくのも、慣れるまでは有効な手段です。

また、シャンプー時に愛犬の肛門腺を絞る方もいるでしょうが、子犬の間は慣れるまではなるべく余分なことはせずに、素早くシャンプーを終了させましょう。

4.すすぐ

すすぎのコツは、洗う時とは逆の手順で行うことです。

ヤバイ箇所から早く終わらせてしまうわけです。

そのため順番は、まず最初に頭や顔周りの泡を洗い流し、続いて背中、お尻、しっぽと行い、最後にお腹や足を洗い流します。

すすぎ残しがあると、かゆみや炎症を起こす原因となってしまうため、十分に注意を払ってしっかり洗い流すことが肝心です。

シャンプー液が残りやすい注意箇所は、しっぽの付け根や肉球の間などです。

5.水気を切る

ドライヤーをかける前にしっかり水気を切ることが大切です。

水気が残っているとなかなか乾かすことができません。

水気は手で被毛を押さえながら、吸水性の高いバスタオルを使って体の上から下へ向かってしぼる感じで切っていきます。

ごしごしこすってしまうのはNGです。

特に長毛種でやってしまうと毛が直ぐ絡まってしまいます。

また忘れずに、耳の中や指の間などもバスタオルで拭いてください。

水気を切ったあとは、子犬自身に身震いさせるのがコツです。

子犬が身震いしないときには、奥の手として耳にフッと息をふきかけると効果抜群で、体をブルブルとさせるので水気が飛んでくれます。

「乾かす」

しっかり水切りができたならば、ドライヤーを使用して乾かしていきます。

生乾きにしてしまうと、その箇所には細菌などが繁殖しやすく、皮膚病にかかる恐れが生じます。

注意箇所は、顔まわり・耳の裏・わきの下・指間などです。

ドライヤーは弱風に設定し、体から30cmほど離して風を当てていきます。

この時、子犬の体とドライヤーの間にあなたの手を入れておくことで、熱さチェックが可能となり、火傷をさせる心配がありません。

ブラシで被毛を梳かしながら乾かし、仕上げにもう一度ブラッシングを行えば、子犬のシャンプーは完了です。

また、ドライヤーの熱風を目に直接当てないよう注意し、操作方法のポイントは振らないことです。

ドライヤーを横に振って動かしてしまうと、風が均等にあたらず、生乾きの部分が出やすくなると知っておきましょう。

乾かし方は、ワンちゃんの被毛をブラシでとかしながら乾かしていきます。

仕上げは、冷風を当てて毛の分かれ方をチェックします。

きれいに毛が散ったらOKで、しっかり乾いている証拠なので、次にコーム(クシ)で毛並みを整えながら、さらに乾かし残しや毛が絡まっている部分がないかチェックして完成となります。

子犬のシャンプーをペットサロンに頼む

いつ頃から、子犬のシャンプーをペットサロンに依頼できるのか気になるところでしょう。

通常は、生後4ヶ月を過ぎているかが分岐点となります。

もちろん、中にはもっと以前の子犬でも、シャンプーのみ受付可能なトリミングサロンもあります。

最初子犬が慣れるまでは、自宅でのシャンプーも不安が伴うものです。

トリミングサロンでシャンプーに慣らせてもらうのはおすすめです。

シャンプーの仕方や汚れの落とし方などが分からないケースでは、遠慮なくプロに相談して教えてもらいましょう。

ちなみに子犬のシャンプーであれば、通常2,000円~3,000円程度の料金で行ってもらえますよ。

子犬期のうちは犬種に関係なく大型犬であっても、小型犬料金が適用されるトリミングサロンが多いですね。