愛犬が突然の血便をした時の原因と対処法

愛犬から突然血便が出てきたら、それはもうビックリしますよね。

私も愛犬のチワワが突然血便をした時は本当に驚きました。

今回は、愛犬が血便をした場合に考えられる原因と対処法をご紹介していきます。

愛犬の血便で考えられる原因

①誤飲による腸内出血

私が血便をした愛犬を動物病院に連れていった際、獣医師さんにまず聞かれたのが、

何か変な物を間違って食べたりはしていませんか?

でした。

 

何か固い物や角張ったりしている物を誤飲していた場合、腸内等を傷つけている恐れがあるとのことでした。

特に子犬の場合には、好奇心からなんでも飲み込んでしまうので、注意が必要です。

個人的には爪楊枝などは、飼い主さんが食後に使ってニオイも残っているでしょうし、格好の餌食なのではないでしょうか?

②感染症による血便

細菌、ウイルス、寄生虫などの病原体が感染することによって腸の病気になり、血便をすることも。

動物病院に連れて行った際、症状を伝えると、細菌・ウイルス、寄生虫の検査をしてくれると思われます。

③下痢・便秘

下痢

病気、食事の変更、食べすぎなどで連日下痢が続いていた場合、腸の粘膜から出血があり血便が出ることがあります。

その場合下痢はもちろん、その原因となるものも解決したほうがよいでしょうね。

便秘

硬く乾燥した便により、便通が悪くなったり、場合によっては腸の通過障害(腸閉塞など)を起こしたりします。

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④病気による血便

炎症性腸疾患や出血性胃腸炎などが血便の原因の場合も。

また、最悪の場合では癌などの可能性もあるので、注意が必要です。

⑤ストレスによる血便

長時間の留守番や引っ越しなどでの環境の変化などで過度なストレスがあると、お腹の調子を壊して血の混じった便をすることがあります。

こういった場合はあまり過度なストレスを与えないよう飼い主さんが心がけましょう。

 

血便が出た時の対処法

まず1番大切な事は、焦らない事でしょう!

突然のことでびっくりするのはわかりますが、慌てて便を片付けたりするのではなく、まずは便をじっくり観察してみましょう。

便は

固い?下痢? 

血の色は

真っ赤?黒ずんでいる?

など動物病院に行った際に口頭でしっかり伝えられる情報を見つけることが大切です。

写真で撮って獣医さんに見せて伝えるのも、賢いですね。

次に愛犬の様子はどうでしょうか?

ぐったりしている?いつも通り?

食欲はある?ない?

いつも通りで食欲もある場合には、今すぐに動物病院に駆け込む必要も低いかも知れませんね。

しばらく、様子を見てからでもよさそうです。

 

まとめ

今回愛犬が血便をした時の原因と対処法について記述してきましたが、ここに書かれたことが全てということではありません。

便は犬にとっての健康のバロメーターであり、素人判断でおおきな病気を見逃してしまう危険もあるかもしれません。

あくまで参考程度に本記事を読んで、いざとなればかかりつけ医など専門家に判断をあおぎましょう。