チワワたち犬と一緒に花火大会に行こう!注意すべき点はここだ
最近はどこへでも愛犬と一緒に出掛ける飼い主さんが、非常に多くなっています。
小型犬が、飼い主さんが肩から下げたお出掛けバッグのペットスリングから、ひょこっと顔だけ出している何て光景も見慣れてきましたね。
しかし、愛犬とのお出かけランクが高いイベントが、「花火大会」といえます。
夏の風物詩のひとつである花火大会を楽しみにしている方も多いはずです。
夜空を彩る花火はとてもキレイで魅力一杯です。
是非愛犬と一緒に、夜空を彩る大輪の花火を見たいと願う飼い主さんもいるはずですが、大きな花火の爆音は、音に敏感なワンちゃんにとってはかなりの高難度といえます。
実は犬の苦手な物といえば、雷と花火が双璧なのです。
実際、花火恐怖症のワンちゃんも多いそうです。
うちのワンコはそれほど花火の音を怖がらないと感じているような場合であれば、犬連れで花火大会に行くことが可能かもしれませんね。
そこで今回は、そんな飼い主さんの願いを叶えるために、愛犬と一緒に花火大会に行く際に気を付けるべきことを紹介するので参考にしてください。
愛犬との楽しい思い出の花火大会にするためには、事前に注意点を把握しておくことが大切となります。
愛犬と花火大会に一緒に行く際の注意点
「花火の爆音」
一番の問題が花火の大きな音です。
それこそ人間の4倍も優れた聴覚を持ち、音に敏感なワンちゃんにとって、それこそ花火の大きな音は爆音に聞こえるはずです。
このような振動を感じるほどの凄い音が、何度も引き続き炸裂するわけですから、「花火」が理解できない犬が身の危険を感じてパニックに陥ってしまうのも当然といえそうです。
花火の音に対して吠えて威嚇したり、逃げ出したり、ぶるぶる恐怖で震えたり、何とその場で失禁してしまうワンちゃんも少なくありません。
また場合によっては、花火大会から帰った後でも数日間怖がって震えていたり、ストレスが生じてしまい体調不良を起こしてしまうケースもあります。
そのため愛犬を花火大会に連れて行くためには、事前に録音された花火の音を聞かせて練習を行い、音に慣らすことが肝心となります。
練習方法は、最初は小さな音で流してあげるのが大事なポイントとなります。
決して最初から大きな音を聞かせてはいけません。
根気よく徐々に音を大きくして慣らしていくのがコツとなります。
万が一、連れて行った花火大会の会場で、愛犬に次のような症状が見られた場合は怖がっている証拠です。
・ソワソワと落ち着かない
・ブルブルと震える
・呼吸が荒い
・興奮して吠える
・逃げようとする
・嘔吐、失禁する
このような状態が感じられた場合は、愛犬が怖がっておりストレスを感じています。
様子を見ながら愛犬に無理させず、あきらめて帰宅するという選択肢も必要だと認識しておきましょう。
「人混みでの逃走・迷子」
花火大会に愛犬を連れて行ったケースでの毎年必ず起こる問題が、ワンちゃんが迷子になってしまうことです。
花火大会の会場は大変混雑しており、さらに夜だけに薄暗くワンちゃんが脱走してしまえばすぐに見失ってしまいます。
「うちのワンちゃんはお利巧だから大丈夫」、「抱っこしていれば問題なし」何て甘く考えている飼い主さんたちが多いのですが、これは大間違いです。
愛犬が花火の音でパニックになった状態は、通常のケースとは大違いです。
それこそワンちゃんは必死になり、恐怖のあまり凄い力で腕から飛び出したり、リードを引きちぎる、ハーネスをすり抜けたりして逃げ出すことが多いのです。
また飛び出したワンちゃんは無我夢中のため、普段の足の速さとは段違いの猛スピードで走り去ってしまいます。
このため飼い主も愛犬を見失ってしまうし、ワンちゃん自身も帰り道がわからず迷子になってしまうわけです。
このため毎年花火大会の会場では、必ず迷子犬が多数生まれてしまいます。
飼い主さんは、花火大会に愛犬を連れて行く場合、迷子になる可能性があることを頭に入れておく必要があります。
それに備えてしっかり対策を取っておくことが大切となります。
・マイクロチップの情報を最新のものにしておく
・イベント本部の場所をあらかじめ確認しておき、念のために電話番号を控えておく
・保健所の連絡先を調べておく
・小型LEDライトやLED首輪を付けておく
愛犬の首輪やハーネスに小型LEDライトなどを付けておくことで、目立たせることもできます。
脱走時の目印になるし、車道などに万一出てしまった場合、車との接触事故が危険です。
目印に加えて自分を目立たせるため事故防止にも役立ちます。
キーホルダー式やクリップ式のモノが使いやすくておすすめです。
いろんな種類のモノが販売されているので購入しておくのがおすすめです。
誤飲・誤食の恐れ
花火大会の会場には、たくさんの屋台が出ています。
そのため、地面にはあらゆるものが落ちていてとても危険なのです。
食べ物はもちろん、焼き鳥の串やたこ焼きの爪楊枝、りんご飴の串、また食べ物のニオイが付いたビニール袋などを食べてしまう可能性もあります。
食べ物の場合、ワンちゃんが食べてしまえば中毒を起こし、最悪死に至るような危険な食べてはいけないものもあります。
あなたは、愛犬が食べてはいけない中毒を起こしてしまう食べ物を把握していますか?
分からないと答えた方、是非次の記事を参照してNGな食べ物を覚えてください。
ワンちゃんは、習性ですぐ何でも拾い食いしてしまいます。
飼い主さんは、愛犬がうっかり誤飲・誤食しないように常に気を配ってあげる必要があります。
また、万一ゴミなどを飲み込めば、食道でつまり呼吸困難になってしまうケースもあります。
そのようなケースでは、応急処置の手当てを行う必要が生じるかも知れません。
はたしてあなたは、ワンちゃんの応急処置法を把握していますか?
分からないという飼い主さんは、次の記事を参照してみましょう。
万が一、愛犬が誤飲・誤食してしまった場合は、早急に動物病院で診察を受けさせる必要があります。
このような事態も最悪予想して、事前に会場近くで夜間診療を行っている動物病院を調べておくと、万が一のケースにも安心できますよ。
「怪我に注意」
花火大会の会場は、人込みでごった返しているし、薄暗いためにとても危険です。
よく人とぶつかったり、場合によっては足を踏まれるようなこともあります。
特に花火大会では浴衣を着たりして、合わせて歩き慣れない下駄を履いている人が多く、
普段に増してみなさん危なっかしい状態なのです。
そのような状況でリードでワンちゃんを歩かせていれば大変です。
これはちょっと無謀と言えるでしょうね。
また、抱っこしていても危険はいっぱい迫ってきます。
人混みが激しいため、当然よくぶつかってしまいます。
また、食べ歩きしている人も多く、串などがワンちゃんに迫ってくるかもしれません。
万が一顔などに当たれば大変ですね。
こんな具合に小さなワンちゃんは、足や顔などにケガを負ってしまう危険が一杯潜んでいるので、十分注意してあげましょう。
「他の人や犬とのトラブル」
必ず注意して欲しいのが、他の人や犬とのトラブルです。
あなたのように、必ずしもみなさん犬好きとは限らないことを理解しておきましょう。
犬好きの方は、誰しも犬が好きと錯覚してしまうことが多いのですが、世の中には犬が苦手な人や、犬アレルギーの人などがいくらでもいるのです。
またチワワなどのような小型犬であれば、怖がる人はいないと思い込みがちですが、犬が苦手で嫌いな方は、たとえどんなに小さな小型犬であってもダメだと知っておきましょう。
ましてや、花火大会では、花火の大きな音で、ワンちゃんがパニックとなり、周りに迷惑をかけたり、場合によっては攻撃的になってしまうケースもあるため、本当に注意が必要となります。
トラベルが起こりそうだと感じた場合には、さっさと切り上げて帰宅したり、場所を変更するなどの臨機応変な対応が必要になります。
また、犬好きの子供たちが触りにくるようなケースもあるかも知れませんね。
あと犬同士のケンカには十分注意を払い、できる限り他の犬には近づけないようにしましょう。
マナーを守って楽しもう
愛犬を連れて花火大会などの人込みに行くケースでは、最低限のマナーを守る必要があります。
もちろん、周囲の人に迷惑をかけないようにすることが大前提となります。
花火大会は、ワンちゃんがパニックを起こして周りの方に迷惑をかけるケースも多いものです。
最悪、攻撃的になって噛みつき、ケガを負わせる可能性もあることをしっかり認識して、決して愛犬から目を離さず、常に愛犬を気にかけていることが大切です。
決して甘く考えずに、花火大会によっては愛犬を一緒に連れて参加するためには、「ペット同伴誓約書」にサインが必要な場合もあると認識しておきましょう。
・必ずリードをつける
・人混みではリードを短く持つ(できれば人混みでは、ペットスリングに入れるなどしてリードで歩かせない)
「うんちが臭わない袋」
ワンちゃんとお出かけする際には、ウンチ袋を持つのが当然のマナーです。
いつ何時愛犬がウンチをしてしまうか分かりません。
この時、通常のビニール袋では、どうしても臭いが気になってしまいます。
あなたはともかく、周りに迷惑かけていないか気になってしまいます。
そのため、「うんちが臭わない袋」を準備しておきましょう。
今の時代、ペットのウンチ処理ならば、回りにニオイが漏れない「うんちが臭わない袋」が常識です。
多くの種類が販売されています。
「ペットスリング」
花火大会のような人混みに出掛ける際には、リードで歩かせるわけにも行きません。
是非このような肩掛けカバンのペットスリングに入れて移動すれば安心です。
種類も豊富で、いくらでもお好みのタイプを選択できてしまいます。
今の時代、愛犬とのお出かけには是非購入しておくべき商品といえます。
花火大会で気をつけること
さて、ワンちゃんとは別に、あなたが花火大会を楽しく過ごすために、気をつけることも参考として紹介しておきましょう。
・トイレは必ず混みます。早めに確保しましょう。
・花火大会などで設置されるトイレはどうしても汚れて汚くなります。(浴衣を着ている場合は最悪だよ)
・花火前にコンビニでトイレに行っておくのがオススメ。できればなるべく飲み食いはしないこと
・人の前に入り込まないように注意しましょう。入り込まれた方は見えなくなり迷惑をかけトラブルの元です
・スリと盗撮に注意してください。夢中で花火の写真撮ってる女子は高確率で狙われます
・写真ばかり撮らないに注意、スリも怖いし、レンズ越しより肉眼が何倍も綺麗で心に残る
・盗撮マニアがいるらしいから要注意、どうも白い浴衣は狙われるとか、白地の浴衣は下着が透けるからな、突然の雨期待なんだって
・慣れない下駄を履いた時の靴ずれに注意、予備の絆創膏を準備して、必ずペタンコのパンプスとかを持っていこう
・あまりに近すぎると灰が降ってくるよ
・浴衣の着崩れに注意、また意外に浴衣は暑いと知っておこう
・うちわや扇は暑さ対策によいよ
・川辺は蚊が多いよ、虫刺されに注意、虫除けスプレーは必需品
・携帯電話は思ったより繋がりにくいよ
・万が一はぐれたケースの集合場所を決めておきましょう
・帰りの混雑は通勤ラッシュ以上と認識しましょう
・ビールの飲みすぎには注意、トイレに困るよ
・デートでなければ、ジーンズにスニーカーが一番
・屋台は込んで並ぶのが大変で割高、軽食や飲み物持参がオススメ
・天気が怪しい時はカッパ持参、間違っても花火中の人込みで傘をささないように
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