チワワの寿命を縮めて早死にさせる死亡リスクを高めるNG行為10選

可愛い愛犬には、元気で少しでも長生きして欲しいのが、切なる飼い主さんの願いです。
しかしいくら心でそのように願っていても、もしかすると、飼い主さんが何気なく日頃行っている行為が、実は愛犬の死亡リスクを高め、寿命を縮めて早死させてしまっている恐れがあります。

知らぬ間に、ちょっとしたことで、愛犬の健康寿命を縮めていたとすればこれほど悲しいことはありません。
今回は、チワワの寿命を縮めて、早死にさせる死亡リスクを高めるNG行為10選を紹介するので、あなたの日ごろの行為で該当してしまうことがないか、しっかりチェックしてみましょう。

NG行為1:健康診断を受けていない

チワワは言葉が喋れないから、調子が悪くても教えてくれません。
また当然ですが、自分で病院に行くこともできません。
このため、愛犬の健康管理の責任は、すべて飼い主さんにかかってくるわけです。

普段健康に見えていても、病気にかかっているケースはいくらでもあるものです。
人間だって自分では健康のつもりが、健康診断によって体の異常が発見されるケースがいくらでもあります。
病気で一番大切なことが、早期発見・治療なわけです。
その意味からしても、大切なのが定期的な健康診断です。
サラリーマンであれば、強制的に会社から健康診断を受けさせられます。
このため安心なわけですが、愛犬に対しては結構重要視せず、受診させていないケースが多いものです。

特にワンちゃんは、人間よりも成長スピードが何倍も速いため、安易に考え油断していては絶対にダメです。
愛犬の健康寿命を延ばすためにも、必ず健康診断は受けるべきと言えるでしょう。

なお、チワワの健康面は当然として、実は、病気が悪化してから治療するよりも医療費が少なく済むケースが多いと知っていましたか?
発見が遅れて、病気が進んでしまえば、長期療養や手術が必要となるリスクが高まり、返って医療費がかかってしまう恐れがあります。

愛犬は、成犬期は1年に1回、またシニア期に突入したならば、半年に1度の頻度で、健康診断を受けるのが理想的です。
ちなみに、シニア期は、小・中型犬は7歳頃から、大型犬は5歳頃からと認識しておきましょう。
定期健康診断を受けることで、愛犬の寿命を延ばしてあげましょう。

NG行為2:受動喫煙

最近喫煙者は、本当に肩身が狭いといいます。
それは、タバコを吸うことで、自分だけに収まらずに周りにいる人たちまで影響が及び、発がん率が高くなってしまうからです。

当然これは人間のみならず、ワンちゃんにも該当します。
人間であれば、タバコを近くで吸えば、直ぐに文句が聞こえてきますが、ワンちゃんは言葉が喋れませんから、何も文句を言わない上に、大好きな飼い主さんの近くに寄ってくる可能性すらあります。

したがって、当然ながら愛犬が受動喫煙することになり、発がん率が高くなります。
このように、愛犬には逃れる手段がありません。
まさしく、飼い主さんの心がけ一つで、死亡リスクを高めてしまう可能性があるのです。

よく赤ちゃんが産まれたのをきっかけに、タバコを止めるパパもいるようですが、喫煙者の飼い主さんも、あなた自身の健康と、愛犬の健康のためにも、一発奮起して禁煙してみてはどうでしょうか。

NG行為3:ストレスを与えている

精神的なストレスって、思った以上に心身に負担をかけて、病気にかかってしまう要因になるものです。
ストレスが原因で、チワワの健康寿命も縮まってしまいます。
ワンちゃんのストレス要因は様々ですが、主な条件は次の通りです。

・愛情不足からの孤独感
・運動不足
・しつけなどの体罰
・生活環境の変化
・退屈な生活

愛犬がストレスを感じている状態では、次のようなサインが生じてきます。

・足先などを舐めてばかりいる
・あくびをよくする
・自分の尻尾を追う
・体をブルブルと頻繁に振る
・体をよくかく
・ご飯を残すようになった

このような愛犬からのSOSサインを見逃さないようにしてください。
まずはストレスの原因を見極め、その原因を取り除くことが大切となります。

NG行為4:散歩に連れて行かない

適度な運動を行うことも、愛犬の健康には欠かせません。
運動不足の解消には、散歩が一番のおすすめとなります。
また散歩は、先ほど述べたストレス解消の手段としても持ってこいです。
愛犬が、ストレスを感じる原因は、コミュニケーション不足のケースが多いので、散歩を増やしてあげるのがおすすめとなります。
チワワは外に出るだけでも、刺激が得られて運動不足が解消できます。
さらに、飼い主さんとのコミュニケーションの時間が取れてしまうわけであり、散歩は本当に効果満点です。

散歩をさぼって、チワワを運動不足にさせてしまうと、肥満になり太ってしまったり、また足腰が弱くなる原因にもなり、さらに何度もいうように、ストレスがたまったりします。

また散歩をしないと、早くボケてしまうとも言われています。
屋外には刺激が多く、散歩するだけで自然と脳への刺激が多くなるとされ、認知症の防止効果が働くのです。
散歩の目安は以下の通りです。

・大型犬:60分×2回/1日
・中型犬:30~40分×2回/1日
・小型犬:20~30分×2回/1日

頑張ってこの目安を出来る限り守って、愛犬を毎日散歩に連れて行ってあげましょう。
飼い主さんの健康にも効果的ですよ。

NG行為5:歯磨きをしない

現在、3歳以上のワンちゃんの約8割が歯周病にかかっていると言われています。
そして飼い主さんの半数以上が、愛犬の歯磨きをしていないそうです。
歯磨きをしていない原因は、愛犬が嫌がってしまう、飼い主さんが忙しくて時間が取れないなど、いろいろな理由があります。
このような理由から、つい愛犬の歯のケアを怠ってしまうことが多いものです。
しかし、それが愛犬の死亡リスクを高めてしまう可能性があるのです。
歯周病になると次のような症状が起こってきます。

・口臭気になるほどひどくなる
・歯茎が腫れ、出血したりする
・歯茎から膿が出る
・歯が抜け落ちてしまう

そしてさらに進行すると、歯周病の細菌が血管に入ってしまうこととなり、腎臓や心臓、肝臓などほかの臓器の病気の原因になることもあります。
こうなってしまうと最早歯周病は、口の中だけの問題ではなくなり、全身の健康に影響を与える恐ろしい病気となってしまいます。

このような理由を聞けば、いかに歯磨きが大切であるか認識できるはずです。
ワンちゃんの歯垢が歯石になるスピードが、人間の約5倍とされています。
このため、わずか3~5日の間に、歯垢が歯石に変化してしまうわけです。
このため、子犬のうちから歯磨きに慣らし、最低でも3日に1回は歯磨きを行い、チワワの口腔内を清潔に保ってあげることが、愛犬の長生きにつながります。

NG行為6:愛犬が食べてはいけない物を与える

チワワが食べてはいけない物を与えてしまうと、大変なことになってしまいます。
ワンちゃんは、食べてはいけない物があり、そのような食べ物をうっかり食べてしまうと、中毒症状を起こし、体調を崩してしまったり、最悪の場合、死に至るケースがあります。

このため、飼い主さんは、しっかりと愛犬に与えてはダメな食べ物を把握しておく必要があります。
これから紹介する食べ物は、ワンちゃんに絶対に与えるべきでない、最悪命に関わる食べ物なので、しっかり覚えておいてください。

・タマネギ(ネギ・ニラなどのユリ科植物、ニンニク)
・チョコレート
・キシリトール(キシリトール入りのガム)
・アボカド
・マカダミアナッツ
・ぶどう・レーズン
・アルコール

NG行為7:飼育環境が悪い

現在は室内飼いが主流であり、飼っている室内が不衛生であるなど飼育環境が悪いと、チワワにストレスを与えてしまう原因となってしまいます。
ストレスは、万病の元だと知っておきましょう。

愛犬がウンチをすれば、できる限り直ぐに片付けてあげるようにしてください。
ワンちゃんはとてもキレ好きで、汚れているとそこでトイレをするのを我慢したりしてしまいます。
不衛生な場所では、免疫力が低下する原因に繋がったりします。

また、室内の温度調整にも注意してあげてください。
室内でも、熱中症にかかってしまう恐れがあります。
また、チワワはとても寒がりな犬種なので、冬場の寒さにも注意してあげてください。
室内であれば、そんなに温度は下がらないだろうと、甘く考えてはいけません。
最近はいくらでも温度管理が可能なので、快適な温度キープを目指し、愛犬が過ごしている場所は綺麗に保ち、チワワが快適に過ごしやすい環境を整えてあげることで、長生きに繋がっていきます。

NG行為8:肥満に注意

最近は、半数以上のワンちゃんが、肥満気味だと言います。
肥満は万病の元であり、心臓病、糖尿病、椎間板ヘルニア、関節炎、膝蓋骨脱臼などいろんな病気の要因となってしまい、死亡リスクを高めます。

愛犬の肥満の一番の原因は、おやつを与えすぎたり、味の濃い人間の食事をおすそ分けしてしまうことだといえます。
つまり、愛犬が肥満となる原因は、飼い主さんが起こしているわけです。

また、あまり散歩に連れて行かないために、運動不足に愛犬がなっていることも原因の一つにあげられます。
愛犬の年齢や個体に合った食事を考えて、間食を与えずに、適度な運動を毎日行ってあげることで、ワンちゃんが適正といえる体型を維持してあげる必要があります。

また肥満による太り過ぎだけでなく、反対の痩せすぎも注意が必要となります。
痩せすぎると体力が低下することから、肝機能の低下を招いたり、免疫力が低下するために感染症などにかかりやすくなったりするリスクが高まり、寿命を縮める原因となってしまいます。

NG行為9:ドッグフードの量が適量でない

ドッグフードの量が適切でない場合も危険です。
多ければ肥満の原因となり、先ほど紹介したようないろんな病気になってしまうリスクが高まります。

また、当然少なければ、栄養失調などの症状を引き起こしてしまいます。
このため、結構適当にドッグフードを与えているような飼い主さんはNGだと認識して、改めてください。
フードのパッケージなどを見れば、ワンちゃんの体重別で適量の目安が明示されています。
その量を参考にしながら、愛犬の状態を見て、しっかりドッグフードを与えるように注意してください。

NG行為10:ドッグフードが危険

最近ワンちゃんの寿命が延びている要因の一つが、ドッグフードの進化です。
動物が元気で長生きする一番の要因は、何と言っても毎日のご飯による適切な栄養です。
その意味から言っても、ドッグフードは目覚ましい進歩を果たし、完全栄養素と言われ、ドッグフードと水さえ飲んでいれば安心と言われるほどです。

最近では特に、プレミアムフードと呼ばれるグレインフリー(穀物不使用)&ヒューマングレード(人間が食べられる基準の原材料)で、添加物を一切含まない安心・安全なフードがたくさんあります。

しかしその反面、まだまだ市販の安価なドッグフードの中には、ワンちゃんが消化しずらい小麦やトウモロコシをメイン食材としたかさま増し狙いのフードや、危険な添加物がてんこ盛りのフードもあるわけです。

それでもひと昔前の、人間の食べ物の残りを愛犬に与えていた時代よりは、ずっとご飯の条件は良くなってはいます。
しかしこのような、危険を含むドッグフードを見直してあげれば、愛犬の寿命がもっと延びるに違いありません。
そう言った意味からしても、毎日のご飯であるドッグフードを、安心できる評価のものにしてあげることもとても大切です。

やはり値段は正直で、単価の安いフードはリスクが大きいと認識してください。
ウチでは愛犬に「モグワン」を与えています。
偏食で少食なチワワですが、食いつきも良く、いろんな効果も感じられており、満足しています。
一般的に、プレミアムフードと呼ばれるドッグフードを愛犬に与えていてあげれば、何ら問題は無いと言えます。
どうしても市販の安価なフードよりは、値段が高くなりますが、愛犬の健康代と思えば決して高くはないはずです。
毎日のご飯に安全なドッグフードを与えてあげましょう。

なお、モグワンの魅力を詳しくを知りたい、また、実際の生の声が聞きたい飼い主さんは、次の「体験レビュー」「モグワン感想&解説」からチェックしてみましょう。