チワワをトリミングサロンへ連れて行こう!メリットと注意点

2019年5月8日

チワワがトリミングサロンから戻ってくれば、さすがに見事に変身して可愛くピカピカになっています。
もちろんカットだけではなく、爪切り、耳掃除、そして極めつけが肛門腺絞りまで、いろいろなことが頼めてしまいます。

自宅で飼い主さんが行うとしても、なかなか上手く出来ないことも多いはずです。
今回は、チワワをトリミングサロンへ連れて行く時のメリットと注意点を紹介します。

チワワをトリミングサロンへ連れて行く時の注意点

先ずは注意点として最低限のマナーを守るべきでしょう。
食事は、トリミングサロンに行く2~3時間ほど前には済ませておくべきです。
そして行く直前にトイレを済ませます。
また、吠え癖や、噛み癖があっては、なかなか預けることもできないため、しっかりしつけをしておきましょう。

「ノミ・ダニの退治」

ノミ・ダニが愛犬についている状態で、トリミングサロンに通うのはマナー違反です。
他のワンちゃんも数多く通うため、移してしまう可能性も生じます。
当然、断わられるケースもあると了解してください。
先ずは治療を行い、完治させてからトリミングサロンに来店するようにしましょう。

「メスの発情中はNG」

発情中のメスをトリミングサロンに連れて行くのもマナー違反です。
他のオスたちが興奮して、トラブルが生じてしまう可能性があります。
また、発情期の出血のため、施設を汚してしまうリスクもあります。

「注文の仕方」

カットの仕方で一番困るのが、抽象的な表現です。
「可愛くして」「さっぱりな感じ」このように表現すべきではありません。
まあ、短くしてというのはOKかも知れませんが、オススメは具体に雑誌やカタログなどを見て希望を伝えることです。
さらに、あらかじめお気に入りの画像や写真があれば、それを持参して示しましょう。

なお、自分の希望に対してプロのトリマーさんから、忠告や意見が返ってくるケースがあります。
この時、しっかり意見を聞いて耳を傾けることが大切です。

他の犬種の写真などを見て希望を出すケースでは、当然被毛の種類で困難なケースもあります。
また、犬種によっては寒がりであったりして、防寒、防熱の観点から望ましくなく、体に害をなす可能性もあります。
犬種の特徴によって、似合わないケースだってあります。

その当たりは、わざわざプロが忠告するということは、問題があるということです。
希望を伝えることは、とても大切な行うべきことですが、同時に最低限の勉強は行い、愛犬の体に害をなすような要求はしないようにしてください。

「完成後の感想」

仕上がりを見て、完成後の感想を述べましょう。
満足であればその気持ちを伝え、次回もそのようにしてもらえばOKです。
トリマーさんも、満足してもらっていることが分かれば嬉しいものです。

反対に、気に入らないところがある場合は、その場で具体的に希望を伝えるようにしてみましょう。
どうしてそのようにしているのか、説明が受けられケースもあります。
また、その場では直せなくても、行えるような希望であれば、次回は希望に沿って実施してもらえるでしょう。

よく問題になるのが、バリカン負けです。
皮膚が弱い子は、バリカン負けしてしまいます。
バリカン負けしたケースでは、しっかりその事実を伝えましょう。
なかなか対策は困難ですが、そのような情報を伝えておけば、それなりにいろいろ対処していただけるものです。

「定期的に通う」

ワンちゃんの場合、犬種によっては定期的にトリミングが必須となります。
このような犬種の場合、間隔をあけすぎてしまうのは厳禁です。
必要以上に被毛の状態が悪化してしまうと、適切な対処が出来ないケースがあります。
一度丸刈りにしてしまう必要が生じたりするため、トリミングが必須の犬種は、定期的に通うように心がけましょう。

トリミングサロンへ連れて行くメリット

「手間が省ける」

最近は、ワンちゃんを送り迎えまでしてくれるトリミングサロンも増えています。
ワンちゃんのシャンプー一つにしても結構手間がかかるものです。
ドライヤーは、ワンちゃんの肌を傷つけないように1mくらい離して乾かしていると、嫌になるくらい手間取ります。
そしてスキンケアにブラッシング、それこそ多頭飼いなんてしていれば大変。
やっとワンちゃんの世話が終わった思えば、最後の締めでお風呂掃除も必要です。
このような手間や面倒が省けるのは、大きな魅力です。

「異常のチェック」

愛犬を定期的にトリミングサロンに連れて行くことで、同時に体の異常のチェックが受けられます。

トリマーさんたちの中には、ワンちゃんの知識が豊富なスッタフも多く、愛犬に気になる異常があったりすると教えてもらえます。
ワンちゃんは、被毛で覆われているため、なかなか皮膚の異常に飼い主さんが気付けないケースが多いものです。

また、ちょっとしたブラッシングのコツなどを教えていただけることもあります。

「愛犬のストレス減少」

自宅でトリミングをするケースでは、なかなか要領よくできません。
少なからず愛犬に、不安や不快を感じさせてしまっている可能性があります。
その点、プロのトリマーに任せれば、安心で安全です。

実際に飼い主さんが行って、シャンプーの洗い残しのために皮膚に炎症が起きてしまったり、ドライヤーの熱で火傷をさせてしまうケースなども生じています。
また、少しでもカットをするためには、ハサミなどの刃物を使うため、愛犬が動いてしまったりすれば、いつケガをさせてしまうか分かりません。
やはり、プロのトリマーさんに頼めば、愛犬にとっても不安や恐怖が減り、ストレスが軽減されるものです。

「社会性の向上」

人見知りのワンちゃんの場合、トリミングサロンへ連れて行くことで、返ってストレスが生じないかと不安に感じる飼い主さんが見えるかも知れません。
しかし、そのようなワンちゃんこそ、反対にトリミングサロンへ連れて行くことで、社会性の向上が期待できます。

トリミングサロンへ連れて行くことで、自宅以外の違った環境にも慣れさすことができます。
さらに、飼い主以外の人間と触れ合い、体を触ってもらうことはいい経験となります。

また、トリミングサロンには、他のワンちゃんたちもいるため、よい交流の場となります。
こんあ具合にトリミングサロンでは、このような効果も期待できます。

「プロの技術」

最近は犬種によっては、愛犬のいろんなカットスタイルを楽しむことが流行っています。
特にトイプードルなどは、毎月の被毛のカットが欠かせない上に、テディベアカットは一世を風靡しました。

また、ポメラニアンの桃尻カットも人気を誇っています。
このような愛犬のカットは、素人ではできません。
このようなプロの技術を期待するところが、やはりトリミングサロンへ行く最大のメリットと言えるでしょう。

また、プロの技でワンちゃんの肛門腺絞りなどもしてもらえます。
肛門腺絞りは道具なども特に必要なく、コツをつかめばそれほど難しいケアでないといいますが、絞った時には分泌物が飛び散ってしまいます。
また、飼い主さんによれば、犬の肛門腺絞りが定期的に必要なことすら知らないケースもあるそうです。

しっかりとウンチが出来れば、排泄の時に自然に肛門嚢にたまった分泌物が排泄されます。
しかし最近は、それが上手く出来ないワンちゃんが多く、溜まった分泌物に細菌が繁殖して炎症を起こし、肛門嚢炎(こうもんのうえん)になってしまいます。

あなたの愛犬が、ウンチをするときに痛がったりする素振りが感じられれば注意が必要です。
また、やたらと肛門を気にして舐めるケースや、お尻歩きをしたりするような場合は要注意となります。

トリミングサロンで肛門腺絞りをお願いしておけば、このような心配もいりません。