チワワが脱走した時の探し方!いなくなった原因と対処法

2019年5月8日

可愛がっているチワワがいなくなったら焦りますよね。
でも思った以上に、愛犬が脱走してしまうことは多いようです。
あなたも何度か、経験があるのではないでしょうか?

散歩の最中でうっかりリードを手放してしまった、首輪をすりぬけた、ついノーリードで遊ばせていた。
特に野外で飼っているケースでは、つなぎ方が甘かったりすれば、知らない間に脱走されてしまうこともあります。

想像もつかないトンデモない方法によって脱走してしまうことだってあるでしょう。
実は我が家のケースが、このトンデモない方法に該当します。
以前飼っていたミニュチアシュナウザーのキャンディーが、何と網戸を突き破って脱走したことがあります。

これには本当にビックリしましたが、突き破って外に出たキャンディー本人が一番驚いたのではないでしょうかね。
ウチは団地に住んでいて、直ぐ近くの家に仲良しのワンちゃんがいます。
前に脱走した時もその家のワンちゃんに会いに行っていましたが、今回も同じでした。
探しに行くと、奥さんが「またキャンディー来ちゃいましたよ」としっかり確保してくれていて、大事には至りませんでした。

さてこんな具合に脱走騒動が生じてしまったケースにおいて、逃げた愛犬をどうやって探せばいいのか、また連絡先などはあるのか、逃げた原因は何だったのか、そもそも迷子にしないための対処法などを紹介します。

愛犬がいなくなった時の探し方

「直ぐに探す」

愛犬がいないことに気づいた場合、少しでも遠くに行ってしまわないように、直ぐに探すようにしましょう。
ワンちゃんには帰巣本能がある何て甘いことは考えないでください。

ワンちゃんの探し方のコツは、居なくなった地点が判明しているケースでは、その地点を中心にして、同心円状に探すのが基本とされています。

またよく行く散歩コースやお気に入りの場所があれば探してみましょう。
なお、ひょっとしたら家に帰っていてくれる可能性もあります。

見つけた場合は、呼び戻しを行います。
この時に、しっかり呼び戻しのしつけができていると助かります。
ただし、チワワも普段とは精神状態も違って興奮してパニックを起こしていたり、また自由を求めてなかなか戻ってこないこともあり得ます。
下手に慌てて近づくと、逆に逃げてしまうようなことも考えられます。
そのため、愛犬の性格も考慮しながら、冷静に状況判断を行い、平静を保って静かに近寄って確保しましょう。

また、一番怖いのが事故に合ってしまうこと。
万一、車などの交通量が多い場所で愛犬を見つけた場合、慌てて名前を呼ばないようにしましょう。
飼い主さんに気づいたワンちゃんが、喜び勇んで走って来てしまう可能性があります。
交通量の多いところでは、安易に名前を呼ばずに飼い主さんが、慌てることなくゆっくり愛犬のそばに行ってあげましょう。

「関係先に連絡」

近くを探しても見つからない場合は、迅速に以下の関係先に連絡や協力依頼をすることが大切となります。

「管轄の保健所や動物管理センター」

保健所で保護されている可能性は高いです。
愛犬に身元の分かるものを身に付けさせていれば連絡がもらえますが、そうでなければ当然ですが連絡はきません。
保険所へは一番最初に連絡をしておくことをお勧めします。
理由は、飼い主不明のワンちゃんの場合、長くても一週間後には処分されてしまうからです。
早いケースでは、三日後何ていう場合もあるため、とにかくまず最初に保健所に連絡を入れておいてください。

「警察署」

保健所の場合、土日祝日はお休みです。
そのため保護してくれた人が警察に連絡しているケースも多いようです。
警察署の場合、365日いつでも24時間連絡可能です。

「動物病院、近隣のペットショップ」

迷子のワンちゃんを見つけた場合、最寄りの動物病院やペットショップに連れてくれていることも多いみたいです。

「管轄の清掃局」

できれば考えたくないケースですが、愛犬が迷子になった場合、最悪交通事故などに遭って回収されている場合があります。
一度連絡をしてみましょう。

「SNSなどを利用する」

最近では、SNSやTwitterなどのインターネットを利用するこが有効です。
これで結構迷子犬が見つかり、飼い主さんのもとに戻ってくるケースも急上昇しているようです。
愛犬の画像がのせれるので一目で分かってもらえて、いなくなった場所や犬種、特徴など簡単に情報を詳しく伝えることができます。
また、迷子犬専用の掲示板もあるため、活用してみましょう。

「ポスターを作成」

オーソドックスな方法ですが、効果があります。
画面の真ん中に写真などを貼って、居なくなったワンちゃんを載せます。
迷子で探していることをしっかり書き、居なくなった場所や、犬種、特徴なども書いておきましょう。
なお、飼い主さんの連絡先を忘れないようにしましょう。

ただし、無断で公共のものにポスターを貼ることは禁止されていますから、面倒ですが必ず許可をとってください。

また平行して、ワンちゃんが失踪したあたりの近隣住宅のポストに、チラシを投函するのもおすすめです。

「年齢別の特徴」

「小犬」

何にでも好奇心が生じるため、人について行ってしまうことが多いのが特徴。
このため、保護されやすい。
行動範囲も広くないため、近所の家を回って情報収集すると見つかるケースが多い。
注意点は子犬は可愛いため、他人が保護してそのまま飼ってしまっているケースがあり得ます。

「成犬」

行動範囲は広めとなってしまいます。
そのため、捜索範囲も広げる必要があります。
ただし、いろんな場所に興味を示すため、移動スピードはそれほど速くありません。
保健所などに保護されているケースも多いです。

「老犬」

あまり周りに関心を示さないことが多く、そのためよたよたしていますが、わき目を振らずに一直線に歩いてしまい、驚くほど遠くに行ってしまうケースもあります。
しかし、疲れてしまえばその場でうずくまって動かないことも多く、保護もされやすいです。

「犬種別の特徴」

「小型犬」

移動距離は一日せいぜい1Kmまででしょう。
小型犬は捕まえやすいので、すぐ保護されてしまいます。
保健所などに連絡してくれるといいのですが、子犬同様そのまま飼われてしまうと心配です。

「中型犬」

一日に5Km程度まで歩いてしまう可能性があります。
中型犬は意外と無視されやすいものです。
なかなか保護されない場合もあるため、公園などのワンちゃんが集まる場所で、犬を散歩させているワンちゃんに興味がある人達から情報収集してみましょう。

「大型犬」

大型犬が一人で歩いていれば、直ぐに注目の的になります。
どうしても危険をみなさん感じます。
だから、普通直ぐに誰かが通報して、収容されていることが多いものです。
管轄の施設に連絡をしてみるのがおすすめです。

愛犬を迷子にさせない対処法

「名札を身につける」

所有者明示のある名札を首輪などに付けておくことが有効となります。
これで仮に迷子になったケースでも、連絡がもらえます。
また、首輪にGPS機能を搭載した機器を付けておくのも有効です。
なお、小型犬などの室内犬では、普段首輪をつけていません。
そのため、最近では身元証明ができるマイクロチップを、愛犬の体内に直接埋め込むことも増えてきました。

「リードや首輪の点検」

散歩の際にリードや首輪から逃れて迷子になってしまうパターンが多いため、日ごろからしっかりリードや首輪の劣化やサイズを確認して点検しておきましょう。
ちなみに、ワンちゃんの頭のほうにリードを引っ張ってしまうと、首輪は抜けやすいですよ。

首輪は緩いと抜けられてしまいます。
かと言って、キツくても苦しくなってしまいます。
首輪のキツさは、指二本が入る程度だと覚えておきましょう。

「リードなしで散歩をしない」

飼い主さんが、「うちの子に限っては大丈夫」と思ってしまい、リードをつけずに散歩させるのはNGです。

猫などの気になる小動物が目の前を通れば、追いかけてしまう可能性もあります。
また、大きな物音に驚いてパニックを起こし逃げ出すこともあるでしょう。
他のリードなしのワンちゃんに追いかけられるかも知れません。
どのような不測の事態が起きるかは予測できません。

「不妊、去勢手術を行う」

オス犬は、発情期のメス犬の匂いを嗅いでしまうと発情し、脱走する原因となってしまいます。
そのため、不妊、去勢の措置も選択肢の一つだと認識しておきましょう。

「雷や花火などの大きな音に注意」

ワンちゃんは、雷や花火などの大きな音が苦手でパニックを起こし、その場から逃げ出そうと必死になってしまいます。
このため、花火大会の日程や天気予報で雷に注意を払い、特に野外で飼っているケースでは、脱走防止に玄関先に入れたりしてください。
我が家では、愛犬に網戸を突き破って脱走されたことがあります。
室内犬でも油断せずに、戸締まりをしっかりとしておきましょう。

「盗まれてしまう」

ペットショップでは、人気の犬種をうっかり日向ぼっこさせていたりすると、盗まれてしまうことがあるそうです。
実はこれは他人事ではありません。

散歩の途中でコンビニなどで買い物をしようと、店の外に愛犬をつないで目を離したちょっとした隙に盗まれてしまうケースもあります。
また、盗難に合わないケースでも、愛犬を放置すれな、他の人を噛んでしまうようなトラブルが生じることもあります。
たとえ少しの間でも、愛犬を放置するのはNGだと認識しましょう。

迷子犬が見つかった場合の対応

協力や情報提供を依頼していたみなさんに連絡をとり、見つけた旨を報告してお礼をいいましょう。
また、一度動物病院を受診するのもおすすめです。
迷子の間に何か起こっていては大変です。
けがや骨折、感染症や皮膚炎、また変な物を誤飲・誤食をしていたりする可能性もあります。