チワワが飼い主をバカにする行動!その時のしつけや対処法

2019年5月8日

可愛いお利巧なよく言うことを聞く愛犬を期待して飼ったのに、まったく飼い主さんの言うことを聞かず無視し、それこそ飼い主をバカにするような行動をチワワがとることがあります。

チワワが飼い主をバカにする行動をとるケースでは、原因は主従関係を築けていないからです。

チワワたちワンちゃんは、群れによる集団生活をしてきたため、リーダーを求めます。

そのため本来であれば、飼い主さんがチワワのリーダーとなることが望ましいわけです。

ところがチワワが、飼い主さんより上だと錯覚してしまうと、言うことを聞かず飼い主をバカにする行動をとるわけです。

なかには、こんな性格の悪いチワワを飼わなければよかった何て嘆いている飼い主さんもみえるようですが、それは大きな間違いです。

チワワには何の責任もありません。

甘やかしたりして、しっかりチワワをしつけることが出来ていないあなたに全て責任があることを自覚してください。

今回はチワワが行う、飼い主さんをバカにしている行動を示し、その時のしつけや対処法を紹介します。

もしも、チワワにバカにされていると認識している飼い主さんがいれば、これを機会にしっかり主従関係を築き直し、可愛いチワワに育て直しましょう。

チワワが飼い主をバカにしてする行動

「噛み付く」

チワワは気にいらないことをされた場合に、飼い主に噛みつくことがあります。

噛み付くという行動は、主従関係が構築できていれば考えられない行動です。

これは完全にチワワが、あなたを下に見ていることの証明となります。

今まであなたが、チワワを甘やかしてしまい、自分の方が上だと思わす行動をとってきた証拠です。

すぐさま甘やかすだけのしつけを見直し、メリハリをつけてしつけをし直す必要があります。

「マウンティングをする」

通常チワワがマウンティングをする理由は、発情期だからということになります。

しかし、愛犬がマウンティングをする理由が、発情期だけだと思っていては大間違いです。

マウンティングは力の強弱を示す行動の一つでもあり、ワンちゃんが目の前の相手に対して、強さを示す行為であることを知っておいてください。

ワンちゃんたちは縦社会で生活していました。

その習性から、力の強いものが弱いものに対してマウンティングを行い、強さを示すのです。

ドッグランなどで、ワンちゃんたちが交流する場では、よくマウンティングが見られますが、これは他のワンちゃんに対して自分の強さを見せて誇っているのです。

このため、チワワが飼い主さんに対してマウンティングをするようであれば、マジで要注意です。

これは明らかにチワワが、自分がリーダーであることを示し、飼い主に強さをアピールしている証拠となります。

つまり、完全にチワワに飼い主さんがバカにされているわけであり、自分が上なのだと思うわがままなチワワになっているのです。

このような状態で放置すれば、だんだんと手がつけられなくなってしまうため、一からしつけ直して、基本の主従関係から築き上げる必要があります。

「要求吠えをする」

おやつがもっと欲しい時や、散歩に連れて行って欲しい時など、チワワが「吠える」ことで要求を叶えようとする行動をするケースがあります。

これは今まで吠えることで、飼い主さんが要求を満たしてくれていたために起こってしまっている行動であり、吠えさえすれば飼い主が言うことを聞くと思っている飼い主をバカにした行動です。

「散歩中に好きな方向へ行く」

チワワが自分がリーダーだと思っているケースでは、散歩中には自分の好きな方向へ行こうとします。

自分がリーダーだからこそ、散歩の方向も決めようとするわけで、飼い主さんのコントロールを無視するバカにした行動をとるのです。

このようなチワワの行動から、現在の主従関係が判断できるわけです。

このようなケースでも、根本からしつけ直す必要があります。

「名前を呼んでも来ない」

通常であればチワワは、大好きな飼い主さんと遊びたいはずです。

だから名前を呼ばれれば、大喜びして飛びついて行くはずなのです。

ところが名前を呼んでも近寄ってこない。

来た場合でも、イヤイヤな感じで真っ直ぐに近寄ってこずに、円を描き蛇行しながらゆっくり近づいてくるケースでは、飼い主さんをバカにした行動であり、一目で嫌われていると感じとれてしまいます。

チワワにバカにされない主従関係を築くしつけ方法

「要求に応じない」

今までであれば、チワワが要求吠えをしたケースで、直ぐに要求に答えてしまっていたはずです。

このケースでのしつけは、チワワが要求吠えしたケースでは、無視することが一番効果あります。

チワワが例えば、おやつが欲しくて吠えているのであれば、吠えている間は無視をし続けます。

そして、チワワが鳴き止み落ち着いたならば、そのタイミングでおやつをあげましょう。

決して、チワワのタイミングで物事を行わないことが大切なしつけとなります。

「散歩の時は飼い主がリード」

散歩を行う時には、必ず飼い主がチワワをリードし、ワンちゃんのペースで歩かせないことが大切です。

飼い主がリーダーとしてチワワを散歩させ、行く方向はすべて飼い主が決めるのです。

チワワが行きたがる方向に、行かせないようにさえすればOKです。

チワワが好きな方向に行こうとする仕草が見えたケースでは、その場で立ち止まってしまうのがコツです。

チワワがあきらめ落ち着いたならば、チワワが望んだ方向と違うコースへ進んでいきましょう。

これで、あなたが主導権を握って散歩が行えます。

「高いところには乗せないこと」

チワワが飼い主さんより高い位置に段取り、上から見下ろしているような恰好にならないように注意しましょう。

チワワは小さく軽いため、つい持ち上げてしまいがちです。

子供によくする「たかい、たかい」のような抱っこの仕方はNGです。

また、自分の体の上に乗せるようなこともしないようにしましょう。

チワワの位置は、基本は飼い主さんより低い下の位置にいさせる必要があります。

「メリハリをつけて叱り褒める」

メリハリをつけたしつけを行うことがとても大切です。

褒めることはとても大切です。

しかも褒める場合、大げさに褒めてあげるのがコツとなります。

あなたの声の調子も調整しましょう。

褒めるケースでは、声のトーンをあげて褒めてあげるのがポイントです。

反対に叱る時には、声のトーンを下げて叱りましょう。

しっかりチワワの目を見て、怒っているという態度を体からも発して、目も鋭くして叱りましょう。

チワワはちゃんと飼い主さんの顔を見て、表情を読み取っていますよ。

「ご褒美をあげる」

ご褒美をあげながらしつけをするのがコツであり、とても有効となります。

チワワをしつけ直すケースでは、命令を行い従わせることで、飼い主さんの方が上でありリーダーだと教える必要があります。

そのためには、オテやマテの命令語でしつけを行うのが効果的です。

そしてその時にご褒美を合わせれば、おやつが欲しいからよく言うことを聞き、スムーズにしつけが行えます。

オテやマテをさせ、上手にできたらおやつをあげて、しつけをし直しましょう。

まとめ

今回紹介したような行動が、チワワに見られるケースでは、完全に主従関係が逆転しており、飼い主さんがチワワにバカにされています。

そのまま放ってしまうと、ますます言うことを聞かなくなって大変なことになってしまいます。

直ぐに今までの甘やかしていたしつけを反省し、家族で一貫したしつけを行うことがポイントとなります。

紹介したしつけの方法を実践して、メリハリをつけたしつけを行ってください。