チワワが見せる好きな人と嫌いな人への一目で分かる態度の違い
チワワたちワンちゃんは、人間の3歳児程度の頭の良さを持っていると言われます。
それだけ賢いワンちゃんたちは、しっかり相手の様子を観察しており、気持ちをしっかり見抜いています。
自分を可愛がってくれる信頼できる相手は好きですが、嫌なことをされたり、犬嫌いな人は見抜いて嫌いになってしまいます。
チワワたちワンちゃんは、きちんと自分が好きな人と嫌いな人に対して、一目で分かり露骨な態度の違いを現すものです。
今回はそのようなチワワの態度を分かりやすく紹介します。
何、嫌われていないかドキドキするって?
あなたがチワワが大好きであれば、ちっとも心配する必要はありませんよ。
賢いチワワは、みなさんの心の中までしっかり見抜いているのです。
チワワが大好きな人にする行動
「お腹を見せる」
通称「へそ天」と呼ばれるワンちゃんの行動を、あなたに対してチワワが行ったならば、どうぞ鼻高々になって、こいつは俺のこと大好きなんだなあと、喜びを噛みしめてくれてOKです。
このへそ天と呼ばれるお腹をチワワが見せる行為は、嫌いな相手には絶対しません。
なぜなら嫌いなどんなことをされるか信用できない相手に心を許して、急所であるお腹や喉を、お利巧もののチワワが見せるたりするわけないからです。
本当に近寄って来たと思ったら、飼い主さんの前でいきなりゴロンとお腹を見せてくれるから、そんなユーモアたっぷりの仕草に思わず笑っちゃいますよ。
チワワたちワンちゃんが、相手にお腹を見せるポーズを行うケースは、本来であれば相手を上とみなして、決してあなたには逆らいませんよという合図なわけです。
だから「服従」のサインと言われるわけですが、チワワが飼い主さんに見せるケースでは、甘えの要素が多分に含まれており、服従するという意味よりは、あなたが大好きと訴えており、「早く撫でで、触ってよ」と必死にアピールしている感じですね。
見ているこちらも、チワワが甘えて好きだよと訴えている気持ちが、自然と伝わってくるものです。
ゴロンとお腹を見せて、得意のウルウル瞳で訴えかけられれば、もう溜まりません。
いくらでもその要求に答えて、お腹を撫でてあげたくなってしまいます。
撫でてあげると、本当にチワワは安心しきって嬉しそうな表情を浮かべて、トローンとまどろみ出したりしてしまいます。
本当に一目で分かるチワワが好きな人だけに行う行動の一つですね。
「あごを乗せる」
飼い主さんの体にあごを乗せて甘えてくるポーズも、基本的には、お腹を見せる「へそ天」ポーズと同様の意味があります。
チワワにとっての最大の武器であるあごを、飼い主さんに信頼して預けてくれているわけですから、これも好きな相手にしかしないポーズなわけです。
甘えたり、遊んでよとおねだりしたりしているわけですね。
チワワが飼い主さんにあごを乗せてくる意味を、詳しく知りたいと感じた人は次の記事をチェックしてみましょう。
関連記事:「チワワが飼い主さんにあごを乗せてくるのは何故?理由や気持ちは」
「口の周りを舐める」
ワンちゃんってよく、口の周りを狙ったように舐めてきますね。
何でワンちゃんが、キスが好きなの何て思ったことありません。
これは実際に狙って舐めているのですよ。
このチワワの行動にはちゃんとした理由があります。
この行動も好きな人に対して行う愛情表現の1つであり、その意味は2つ存在します。
1つ目の意味は、「大好き」という犬社会の愛情表現とされ、実際に上位者に対する挨拶だそうです。
2つ目の意味は、おねだりする時のしぐさの名残りされています。
どういうことかと具体的に言えば、これは子犬が母犬に対して、食べ物をもらう際におねだりする時のしぐさだったのです。
だから口の周りをチワワが舐めるという行動は、信頼する相手である証拠だというのと同時に、お母さんのような、あなたが大好きな存在だということなのです。
「体を擦り付けてくる」
あなたは小さな子どもがいたりすれば、おもわずハグしたくなりませんか?
当然ハグは愛情表現であり、好きな相手にしかする気になりませんね。
実はワンちゃん流のハグが、好きな人に体を擦り付ける行動なのです。
確かにチワワが、自分の頭や体をこすり付けてくることがあります。
これはチワワが一生懸命に、あなたに自分の体や頭をこすり付けることで、「大好きだよ」と愛情表現を行って訴えてくれていたのです。
このようにチワワが近寄ってきてスリスリして、体を擦り付けて愛情表現を行ってくれたならば、飼い主さんもしっかり優しく撫で返してあげて、ハグを返してあげてくだいね。
「お尻をこすり付けてくる」
実は、チワワが体や頭ばかりでなく、わざわざお尻をこすり付けてくることがあります。
動物は信頼した相手にしか自分の背を見せません。
それは自然界において、敵に背後から襲われることは、反撃のしようもなく命取りになってしまう弱点だからなのです。
だからある面、こすり付けてくる箇所がお尻のケースは、最上級の愛情行動と言えるかも知れませんね。
とにかくどの箇所だろうと、ワンちゃんが体をこすり付けてくるのは愛情表現なのです。
「じっとみつめてくる」
あなたは中高生のころ、好きな子がいればつい気になってじっと眺めてしまっていませんでしたか。
この気持ちはチワワだって同様なわけです。
大好きな自分のリーダーである飼い主さんの行動は、常に気になってしまうわけです。
だからどこにいても、リーダーの気配を感じれば、じっと見つめてくれます。
リラックした様子で、ボーっと眺めているケースもあります。
チワワは警戒心から、見知らぬ人や、苦手な人を見つめるケースもありますが、明らかに好きな人を眺める様子と差が生じています。
神経質になっている様子が見るからに感じられます。
決してボーっと眺めているようなことはなく、ピリピリしている気配がヒシヒシ感じられるものです。
「呼べばこちらに来る」
チワワはちゃんと自分の名前が分かって覚えています。
がから好きな人から名前を呼ばれれば、遊んでもらえるかな何て思いながら、嬉しそうに猛ダッシュで駆け寄ってきます。
「お出迎えをする」
疲れて仕事から帰って来た時に嬉しいのが、愛犬の熱烈な歓迎による出迎えです。
本当にワンちゃんは健気で、必ずしっぽを千切れんばかりにブンブンと振り回しながら、出迎えてくれるものです。
でもチワワにとっては、大好きな飼い主さんがやっと帰って来てくれたわけであり、素直に嬉しくて仕方がないだけなのです。
ただストレートに、自分の感情を表現しているだけというわけです。
この時チワワの出迎えの様子を見ていると、面白いことに家族の好きな順位が明白に分かりますよ。
家族であればチワワは、一応に出迎えてくれるものです。
しかしこれが、本当に一番好きな人の場合であれば、熱烈歓迎が簡単には終わりません。
それこそ目一杯しっぽを振りながら、後足で立ち上がって、前足でガリガリ引っ掻いて抱きついてきます。
しかし普通な人に対しては、この歓迎も結構あっさり終わるものです。
でもチワワがあなたを出迎えてくれれば、一応嫌われてはいませんから安心しましょう。
チワワが嫌いな人にする行動
「いやいやゆっくり近寄ってくる」
チワワの名前を呼んだ時、まさしく仕方ねえなって感じで、いやいや円を描きながらゆっくり近寄ってくるなんて行動をされれば、一目で嫌われていると感じとれてしまいます。
好きな人に名前を呼ばれたケースでは、さも嬉しそうに猛ダッシュで近寄っていくわけですから、何とも嫌になってしまいますね。
しかも必ず円を描くように蛇行しながらヨタヨタと歩いていきます。
やはりチワワなりに警戒しながら、様子を伺いながら慎重に相手の気配を見ているわけです。
このような時に、じれったく感じて、あなたの方からチワワに近寄ろうとする行動はまさしくNGです。
完全にさらに警戒心をあおってしまい、もう近寄ってすら来てもらえなくなりなすね。
「体を反転させる」
チワワたちワンちゃんの行動は、単純明快でストレートです。
嫌なものには見向きもしません。
まあ私たちだって嫌いな人が前からやってくれば、回れ右して逃げ出すことだってありますよね。
チワワを構いたくて近寄っても、あっさりあっちの方向を向かれてしまうケースでは、好かれていない証拠ですね。
そんな時は無理強いは止めておきましょう。
「構うとあくびをする」
人間であれば、叱られていたり、相手との話の最中にあくびをすることはあり得ませんね。
人間があくびが出てしまうケースは、通常眠気に襲われた時です。
でも、チワワたちワンちゃんは、恐怖心が生じたり、緊張したりした場面であくびをするのであり、あくびは不快感をあらわす行動なのです。
だからチワワを構って遊ぼうとしているのに、チワワがあくびをするケースでは、嫌がられている証拠だと気づいてください。
多分あなたが、何かチワワに嫌われる行動を以前にしたに違いありませんよ。
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