チワワの散歩のマナーを守って!注意点と知っておくべきルール

2019年5月8日

チワワを散歩させるにおいて、最低限知っておくべきマナーがあります。

散歩を甘く考えてはダメです。

互いに守るべき社会常識というレベルのマナーがあります。

過去にはウンチの始末でケンカになり、裁判にまで発展したり、散歩時の愛犬の事故や怪我及びトラブルが多数生じています。

何でもないちょっとしたルールを知っておくだけで、防止できたトラブルがいくらでもあります。

ワンちゃん好きなあなたにはピンとこないかもしれませんが、世の中には犬が嫌いだったり、苦手な人はたくさんいるのです。

そういう常識を頭に入れて、事故やトラブルが生じないように、安全で楽しくチワワの散歩を行いましょう。

チワワの散歩のマナーや注意点

「ノーリードは法律違反」

テレビのニュースを見ているとよく、ワンちゃんが人を噛んでしまった事件が報道されています。

大型犬に噛まれて子供が死亡なんて事件も起こっています。

だから愛犬の散歩時には、ノーリードは法律違反だと認識してください。

チワワのような小さい小型犬なら大丈夫だろう、なんて考えは通用しませんよ。

「ノーリードの危険性」

・犬が第三者の人間に噛みつく。
・犬同士のケンカ。
・犬が車道に飛び出し事故にあう。
・犬を追いかけた飼い主がこけたり、交通事故にあう。
・犬が遠くに逃げてしまう。

「マナー&注意点」

まずはノーリードは絶対してはいけないと自覚しましょう。

いやそれどころか実は法律違反だと知っておきましょう。

散歩時はうっかりワンちゃんを放してしまったり、大型犬ならば強く引っ張られてしまうことも生じます。

だから履物も、サンダルなんて言うのは、本来であればルール違反。

しっかり足が入るスニーカーなどで行うべきです。

チワワの場合だって、しっかりリストグリップを守ってリードを握って散歩させるようにしましょう。

「ウンチの後始末」

あぜ道などを歩いていると、本当によくウンチが落ちています。

ワンちゃんを散歩させている人で、ウンチの片付け道具を持っていない飼い主さんを結構目撃します。

本当に信じられない感じで悲しくなってしまいますが、それが事実なのです。

犬のウンチを路上に放置するのも法律違反だと、あなたは知っていましたか?

実際にワンちゃんのウンチ問題では、過去に多くのトラブルが生じています。

有名人が起こした愛犬のウンチ騒動で、ちょっと話題になったケースがありましたね。

元大相撲の大関が起こした事件といえば、思い出す人も多いことでしょう。

確かに自分の家の前にウンチをされてしまえば、誰でも頭にきて当然でしょう。

ウンチやオシッコをされるだけでも頭にきますが、それを片付けずに放置されればケンカになって当然といえます。

私も気になって散歩時には、他の飼い主の散歩の様子伺ったりしてますが、意外に小学生の子供たちの方がしっかりウンチの後片付けを行っているように思えます。

大人の方がだらしなかったりしています。

まったく困ったものです。

愛犬がウンチしてしまったケースでは当然後始末しますが、オシッコをしてしまった際はどうなのでしょうね。

実はマナーで言えばワンちゃんがオシッコをした際には、水で洗い流してニオイを消しておくべきなのだそうです。

さすがに私もそこまではしておらず簡便してもらってますが、一応マナー的にはそのようになっているそうです。

ワンちゃんには縄張り意識の問題があり、オシッコをかけてしまうのはある程度どうしょうもない問題ですが、民家の前などではできるだけさせないように注意しましょう。

もちろんウンチは絶対に避けるべきです。

ワンちゃんにとってはしていい場所とダメな場所など分かるはずもありませんが、そのあたりは飼い主さんが出来る限り上手く誘導してください。

実は今、散歩をすれば当然愛犬にウンチをさせるような形で記事を書いていますが、本当は散歩は愛犬のトイレのためにさせるべきものではないのです。

散歩の主な目的は次の5点です。

1. 社会性を身に付けさす
2. 運動不足の解消
3. ストレスの発散
4. 飼い主とのコミュニケーションを構築
5. 健康の維持

なお、これらの散歩の目的の詳しい意味が知りたい方は次の記事をチェックしてみましょう。

関連記事:「チワワのおすすめの散歩のさせ方!注意ポイントやメリット」

そうですよね。

チワワにトイレをさせるなんて目的は散歩には含まれていません。

散歩に連れて行く目的の一つが、ウンチをさせることだと考えている飼い主さんがまだまだ多いのですが、マナーをいえばワンちゃんのウンチは、散歩に出かける前に家で済ませておくべきものなのです。

まあ確かにタイミング的に困難な面はありますが、本来は散歩前に済ませておき、散歩中にはウンチをさせないのがマナーだと知っておきましょう。

あくまで、ウンチを済ませてきたはずなのに、愛犬が散歩中にもよおし、仕方なしにしてしまった結果であり、しっかり後片付けをして自宅に持ち変えるものなのです。

「自転車に乗っての散歩はNG」

たまに見かけるのが、自転車に乗りながらワンちゃんの散歩をしている人。

さすがにこれは見た目にも危険が一杯。

運転手の方が事故を起こしそうですが、絶対近寄りたくありませんね。

思わず「あぶねぇな!」何て大声で嫌味を言ってやりたいところですが、やはり言えないものですね。

というか、最近はそんなことを下手に声に出していえば大変な世の中です。

あおり運転なども問題になっていますが、それこそクラクション一つ鳴らしただけでも、下手すればナイフでいきなり刺されるかも知れない時代です。

ルール違反を起こしている人は、やはり問題な人が多いものです。

マナー違反の人間を見た場合、良心が痛むかも知れませんが、基本的には関わらないようにすべきでしょう。

自転車に乗ってのワンちゃんの散歩は、れっきとした“道路交通法違反”です。

最近は自転車の酔っ払い運転など、自転車に対する規制もすごく厳しくなってきているので、お巡りさんに見つかれば注意程度では済まないかも知れませんよ。

「散歩の途中でチワワをつないで放置しない」

散歩の途中でよく、コンビニに入って買い物する人がいます。

その際、ワンちゃんを柱などにつないだ状態にして、放置したまま離れてしまいます。

これは、絶対に飼い主さんがしてはいけない、マナー違反のNG行動。

ワンちゃんを繋いで飼い主さんが離れた隙に、通りかかった誰かを噛んでしまうという危険性は大です。

過去にも鎖で繋がれたワンちゃんに、犬好きの子供が近づいて噛まれるケースが後をたちません。

人が容易に近づける場所にワンちゃんを繋いでいるケースでは、過去の事例をみても、その人が勝手に近寄ったなんていう理屈は通りません。

必ず飼い主さんに責任が及んできます。

チワワのような小型犬なら大丈夫なんて甘い考えは止めましょう。

チワワは外に出て散歩を行っている状態では刺激が溢れ、普段よりずっと興奮状態になりやすいもの。

どんなことが生じるか何て分かりませんよ。

絶対にするべきではありませんが、やむを得ないケースが生じた場合などでは、リードを短く動けないように縛り、口輪を装備するなどの方法も考えられます。

「他の犬との遭遇時は要注意」

散歩で他のワンちゃんたちと出会うことは、社会性を身に付ける上で大切な経験です。

しかし同時に犬同士のケンカが生じてしまい、危害を加えてしまうこともしばしばあります。

しっかりしつけができていないワンちゃんも、思った以上に多いと知っておきましょう。

だから他のワンちゃんと遭遇してすれ違ったりするケースでは、必ずショートリードにすることがまず必要なマナーとなります。

ケースによっては飼い主さんが、体でガードすることも必要になったりします。

「多頭引きの散歩は?」

複数の犬を同時にリードで散歩させる「多頭引き」の散歩は、本来で言えばマナー違反。

多頭引きの安全の尺度は、複数のワンちゃんたちが全力で引っ張ったケースで飼い主さんが自由を失わずに、愛犬たちの動きを制御可能なことです。

それでもやはり、片手に一匹ずつ2匹までが安全上限度ではないでしょうか。

実際、「多頭引き」により散歩させている飼い主さんは結構時々見かけます。

確かに一匹ずつ散歩させていたのでは、倍の時間がかかってしまうわけですから、一遍に済ませたい心理が当たり前に働きます。

チワワのような力の弱い小型犬であれば、大丈夫な気はしますね。

しかし基本「多頭引き」はマナー違反なので、出来るだけ人通りがないような場所や、時間帯を選ぶなどの工夫が必要でしょう。