チワワの体や毛の特徴!大好きなチワワの魅力を知ろう
我が家ではロングコートチワワ(メス)のビビ6歳を飼っています。
当サイトでは、チワワ好きのファンに大集合してもらって、チワワの魅力をみなさんに伝えていきたいと思っています。
チワワ好きが集まって、気楽に意見交換できるサイトを目指していきます。
チワワの歴史を知っておこう
チワワは、超小型犬として日本でも非常に人気の高い犬種。
人気ナンバーワンといわれている、トイプードルの人気を脅かす一番手とされているのですよ。
日本では1970年代から、徐々に飼育されはじめています。
チワワブームの火付け役とされたのが、あの有名なテレビCM。
チワワ特有のウルウルとした瞳をした愛嬌あるチワワが登場し、茶の間のみんながあっという間にチワワの可愛さに惚れこんでしまったのです。
特に被毛が長めなロングコートチワワが女性に絶対の人気を誇っています。
ウチでも姉貴が絶対ロングコートチワワがいいと言い張り、ビビちゃんを飼うことになったわけです。
実はビビ購入にはちょっとしたエピソードがあります。
それは完全な一目惚れ。
姉貴が曰くには、「こんな可愛い天使のような顔をしたチワワはいない」と全く大袈裟ですが、電気がビビっと体を駆け巡ったそうで、すぐさま迷わず購入したのです。
ひょっとして、電気がビビっと走ったから、名前が「ビビ」なんて思った方もいるかも知れませんね。
残念、名前は漫画のワンピースファンの姉貴が、登場キャラクターの名前から名付けました。
それでは姉貴が一目惚れしたビビの顔を見てみましょう。
通説では、チワワは北アメリカにおける最古の犬種とされています。
でも謎が多い犬種で、原産も諸説ありはっきり解明はされていません。
現在、有力とされる説が2つあります。
「1つ目の説」
9世紀ごろにメキシコ周辺を、トルテック族という民族が支配していました。
野生の地中の穴に生息する小さな犬を捕まえて、トルテック族が家畜化した「テチチ」という犬がチワワの祖先にあたるという説です。
実はここで、チワワの運命を分ける重大な事態が生じていたのです。
このチワワの祖先にあたるとされる「テチチ」の被毛の色が異なり、2色あったそうです。
赤褐色の毛色とブルーの毛色です。
何とこの色の違いが、ビックリ仰天の天国と地獄の違いだったのです。
トルテック族は、赤褐色の毛色のテチチは、宗教の儀式に使用する際の生け贄や食用としていたのです。
そして一方のブルーの毛色のテチチは、神の使いと崇められていたというのです。
ただの被毛の色の違いのみで、このような天地の差が生じる差別が生じていたそうです。
最初にチワワが発見されたのはメキシコとされています。
その後、アメリカ南西部に渡ったとされ、何度も品種改良が重ねられた結果、現在のような超小型犬に至ったとされています。
ちなみに、初めてメキシコからアメリカに輸出された際に、メキシコ最大の州にちなんでチワワと名づけられたとされています。
「2つ目の説」
スペイン人が中国にいた無毛の小型犬を新大陸のアメリカに運び、大陸の犬種と交配した結果としてチワワが誕生したとされます。
このように、明確な詳細は解明されていませんが、チワワがとても歴史のある犬種であることは理解できたことでしょう。
チワワはとても飼い主に忠実なワンちゃんですが、初めての相手に対しては警戒心が強く、さらに一番の特徴が、勝手気ままなわがままな性格。
トルテック族がチワワを家畜化するに際して、神の使いとして崇めたという態度から、自由奔放な我がままな気質が生まれ育ったような気がしてきますね。
チワワの体の特徴
チワワの最大の特徴は、世界で最も小さい超小型犬だということです。
原産国はメキシコとされています。
・体高:15~23cm
・体重:1.5~3kg
チワワファンが集まってくれていることでしょうが、チワワの体型にはドアーフとハイオンの2種類あると知っていましたか?
ドアーフ:ずんぐりした体型で足が短い。
ハイオン:スリムな体型で足が長い。
さて、あなたのチワワはどっちのタイプかな?
結構見た目でも違いを感じられますよ。
チワワの見た目の体の特徴を簡単に紹介しましょう。
骨格は華奢で、ちょっとした衝撃ですぐ骨折したりするから要注意。
意外に前胸が発達しています。
体型はしなやかで、腹部はキュットよく引き締まっています。
頭部は「アップルヘッド」と呼ばれ、ドーム型でまん丸。
丸味のあるクサビ形の鼻吻部を持ち、鼻筋はまっすぐだけど短い、そしてわずかに尖った小さな鼻をしています。
目はかつてウルウルな瞳でお茶の間の人気を博しました。
丸いぱっちりとした大きな目をしており、瞳の色は多彩。
暗色&明るい色と対照的なところが特徴。また、ルビー色をしています。
大きな耳が特徴的でそり耳。
耳を観察すれば、チワワの精神状態が一目で把握可能。
ピンと立っている時は、間違いなく緊張しているとき。
ゆったり安心してくつろいでいるときは、耳が傾いて開いています。
てき面に耳に影響が生じるので興味深いです。
「被毛のタイプ」
チワワの被毛のタイプは2種類。
被毛が短いタイプの「スムースコートチワワ」と柔らかで長い被毛の「ロングコートチワワ」。
「スムースコートチワワの特徴」
滑らかで光沢のある毛が密生しており、シルキーで表面がつるつるしているように見えます。
首回りの毛はやや粗く量が豊富、頭上と耳の毛が特に短いのが特徴。
チワワは本来寒がりの犬種であり、スムースコートチワワの場合、毛が短いので寒さに弱いです。
このため、冬場に散歩させる時などは、風邪を引かせないように、洋服を着させてあげるのがおすすめです。
また、被毛が短い分、皮膚のケガもしやすいが、反対にケガした際には異常を目で見て確認しやすいので、早期対応が可能となる利点もあります。
「ロングコートチワワの特徴」
毛の質は、柔らかくさらさらで真っ直ぐ。
わずかにウェーブがかかった毛もあります。
耳・首・アゴ・四肢の後側・しっぽあたりに豊富な飾り毛が生じます。
ロングコートチワワは、スムースコートチワワ同士の交配や、ポメラニアンとの交配によって生まれたとされており、この長めの飾り毛が可愛くて女性に人気の秘密となっています。
ウチのビビもロングコートチワワなのですが、最初ちっとも毛が伸びず行きつけの獣医師に相談すると、遺伝の関係だろうと言われました。
しっかり血統をチェックすることが肝心だと指摘を受けました。
ところがある頃から、急にビビの毛が伸び出すなんて珍エピソードがあります。
またこのエピソードは、次の機会に詳しく紹介しますね。
「毛色について」
チワワは子犬から成犬になるときに毛色が変化することがよくあり、これがチワワが七変化のワンちゃんと呼ばれる理由ですが、毛色のバラエティの豊かさがチワワの魅力の一つともいえます。
チワワの毛色の種類は、とにかく多種多様。
大別すると、次の4種類となります。
・単色(ホワイトを中心とした2色タイプ)
・2色(パーティカラー:レッド&ホワイト、ブラック&ホワイトなど)
・3色(トライカラー:3色以上が混じると華やかさがあり、バリエーションはきりがありません。)
・全体的なまだら模様=マール・カラー。規則正しい柄。目の上に斑がある眉毛のようなタン。
「カラー」
ベースカラー
ベースとなる単色の毛は次の通り。
・ブラック
・レッド
・チョコ
・フォーン
・ホワイト
・クリーム
・セーブル
さらに珍しい色としては次の通り。
・ブルー
・イザベラ
この他にもブラック&タン、フォーン&ホワイト、チョコレート&タンなどたくさんの種類があります。
色の影響力は大きくて、見た目の印象が凄く変わるので、色にこだわる飼い主さんがとても多いです。
「ブラック(毛色)」
全身が黒色ということはまずありません。
真っ黒がいればすごく珍しいはずです。
白黒のパーティカラーのチワワの毛色を通常ブラックと呼びます。
だからよく、「ブラック&ホワイト」と表記されたりしています。
この色の特徴は、七変化なんて呼ばれるチワワですが、成長によって色が変化することが少ないこと。
それがこの色が人気の理由の一つとなっています。
「チョコレート&タン(毛色)」
赤褐色から変化した濃い茶色のチョコレート色にタンが付いているのが特徴。
タンが眉毛を演出すると、とても表情が豊かで個性が溢れます。
ホワイトが胸で、被毛がチョコレート色になるのが特徴。
この色の子は、多くが眼がブルーです。
また、鼻は少し赤みを帯びています。
「フォーン(毛色)」
フォーンと聞いてもなかなか何色なのか知っていないと想像もつかないでしょう。
金色がかったブラウンの毛色をフォーンと呼ぶので、チワワファンならば覚えておきましょう。
「セーブル(毛色)」
セーブルもなかなか一般の人では分からない表現の色です。
ブラックの毛が混ざっている毛色をセーブルといいます。
特徴としては、成長するに従ってブラックは薄くなっていくことが多いです。
また、よく「レッドセーブル」「クリームセーブル」と呼ばれるのは、赤色やクリーム色との中間色のケースです。
「クリーム色」
優しい印象を与えてくれて、よくスウィーツのような印象と評されます。
ホワイトよりも少し黄色がかった色。
結構色の濃淡が出て、色が強い子、弱い子がいます。
「レッド色」
全身がレッド色は珍しい。
見ると一瞬ぎょっとしますよ。
大抵は胸部がホワイトベースとなります。
人気のある毛色の種類は?
チワワの主な人気カラーは次の通り。
・レッド
・ブラック&ホワイト
・ブラック&タン
・チョコ&クリーム
・レッド&ホワイト
・セーブル
・ブラック&ホワイト
人気の傾向は単色よりも色が混じっている方が高いですね。
また、スムースとロングでも人気が当然異なります。
スムースチワワの人気の色
・チョコレート
・ブラック
・ホワイト
毛が短いため、ベーシックとなる単色が人気。
最近は黒や、茶褐色などに斑点模様が混じったタンカラーが人気。
ロングコートチワワの人気の色
・クリーム&タン
・ブラック&ホワイト
・ブルー系
カラー人気での問題
現在チワワの毛色は無数に存在します。
これはチワワの人気が急激に上がったため。
ペット業界にチワワブームが到来したのは、あのご存知のテレビCMの影響力。
このため、とにかくチワワは売れるぞとのスイッチが、ペット業界に入ってしまったわけです。
売るために取られた商法が、チワワの差別化を図ること。
少しでも変わったチワワを生み出そうとした結果が、現在の星の数ほどに膨れ上がったいろんな毛色のチワワです。
とにかくやたらめったら、少しでも珍しい毛色を誕生させるために、ブリーダーが多くの犬種と配合しまくったわけです。
さらに毛色に止まらず、もっと小さなサイズのチワワを生み出そうと、かなり無茶な配合も試みられたそうです。
その結果、問題視されているのが、チワワのスタンダードが崩れ始めてきたことです。
健康面に問題が生じたり、何らかの問題がいろいろ起こっている模様です。
難しい問題ですが、チワワファンとして警鐘を鳴らしておきます。
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