チワワが布団の中に入りたがる理由は何?こんな可愛い理由があった
あなたは夜チワワと一緒に寝ていますか?
昔は絶対愛犬と一緒に寝るのはダメといわれました。
いや現在も主流はダメ派が大勢を占めています。
でも少しずつ、条件によっては一緒に寝る人も増えてきている模様です。
特に多くなってきているのが、子犬が初めて我が家に来て夜泣きした時。
その時には夜泣きが止むまで一緒に添い寝してあげる人も多くなっているみたいですよ。
ワンちゃんとの添い寝がダメと言われる大きな理由が、次3つです。
1.愛犬との主従関係をしっかりと築くため
2.衛生面での問題があるため
3.愛犬の精神的自立を促すため
確かに最もらしい理由ばかりですが、本当にチワワと一緒に寝ることは完全NGなのでしょうかね。
私はケースバイケースだと思っています。
・愛犬と一緒にたまには寝たい。
・愛犬と一緒に寝るのがNGとの考え方に疑問を感じる方
こんな飼い主さんは、次の記事を一度チェックしてみましょう。
関連記事:「チワワと一緒に寝たい!この望みって本当にNGなの?」
なぜチワワはあなたの布団に入りたがるの?
さて今回は、チワワと一緒の布団で添い寝する是非は、それはそれとして別問題として一旦おいておき、単純に何故チワワがあなたの布団に入りたがるのかという理由について、単刀直入に考えてみましょう。
「飼い主が大好き」
愛犬のチワワが、あなたが寝ている布団にもぐり込んでくる経験をしたことがあるのではないでしょうか。
これは飼い主さん冥利に尽きますが、単純に愛犬のチワワが飼い主であるあなたが大好きで、一時も長く離れていたくないからです。
チワワがあなたを信頼できる仲間と認めていなければ、決して体を寄せ合って一緒の布団で寝るなんてことはありえません。
チワワは大好きなあなたと少しでも一緒にいたいけど、平日であれば仕事があって日中は一緒にはいられません。
夜遅くに帰ってきたならば、せめて一緒に寝て少しでも一緒にいる時間を長く保ちたいというチワワの健気な気持ちが、ストレートに現れた行動が、チワワがあなたの布団の中に入りたがる理由なわけです。
まったく可愛い、こんな理由が隠れていたわけです。
しかし、これを毎日続けていれば習慣化となり、毎日チワワと一緒に寝ることが当たり前となってしまいます。
とっても嬉しい事でしょうが、デメリットもあります
それは当然ですが、いろんな理由でチワワと一緒に寝られない日も起こってくるからです。
会社務めであれば、出張なども当たり前に起こってきます。
そんな時に、チワワが一人で寝れないようであれば問題ですね。
完全にチワアと一緒に寝ることを、習慣化してしまうのも問題だと認識しておきましょう。
「寒さ防止」
チワワってとても寒さに弱くて、寒さがりやさんです。
寝ている間は体を動かさないから、自然に体温が下がり寒くなってしまいます。
だからチワワが、寒い冬の時期になるとあなたの布団の中にもぐり込んでくるなんてケースだと、これは完全に保温効果を狙って、寒さを凌ぐために温かいあなたの布団の中に入ってきている可能性が高いです。
チワワは賢いから本当に温かい場所を良く知っています。
冬場に部屋のファンヒーターを付ければ、速攻で真ん前に陣取ってしまいます。
このように温かい場所をちゃんと把握しており、飼い主さんが入っている布団の中にもぐり込めば、とても暖かくて寝心地がいいことを分かっているのです。
またさらに、飼い主さんの体温で中がより暖まっていて最高なわけです。
寒い冬場のみもぐり込んで来るなんて、ちゃっかりしてやがるなぁと感じるかも知れませんが、あなたをチワワが信頼しているからこそ布団にもぐってくるのです。
「本来持つ習性のため」
チワワは群れをなし集団生活をしていたオオカミを祖先に持ちます。
そのため、夜一人ぼっちで眠るより、「仲間」たちと一緒に眠ることを習性として好ましく感じるのです。
だから飼い主さんと一緒に眠りたくて、布団の中にもぐり込んでくるわけ。
さらに詳しく習性を述べると、チワワたちワンちゃんには、接触刺激を求める習性があります。
それこそ群れの集団生活を行い、冬場などは寒さを逃れる対策として寄り添って眠り合ったとされています。
そのため、ポツンと一人で寝ていると不安になります、
つまり体に何かが接触している必要があるわけで、これを接触刺激と呼び、チワワは眠る時に、体に何かが触れていると、とても安心できるといいます。
「飼い主の匂いがする」
チワワたちワンちゃんは、臭覚がとても優れています。
それだけにニオイは、チワワにとってとても大事な要因。
布団の中では汗をかきやすいため、大好きな飼い主さんのニオイが染み込んでいます。
このためチワワにとっては、布団の中に入れば大好きな飼い主さんのニオイに包まれ、それこそ昔、群れにおいて仲間たちに守られて、一緒に寝ていた感覚を取り戻せるのです。
だからチワワが、飼い主さんがいなくても、もぬけの殻の布団にもぐり込むことがよくあります。
これはまさしく、布団にもぐり込むことで、大好きな飼い主さんのニオイに包まれることができて、安心できるからなのです。
そして、早く飼い主さんが戻ってこないかなぁと願いながら、布団の中でじっと帰りをお利巧で待っているのでしょう。
「ふかふかの感触が好き」
チワワが普段寝ている場所はいろいろでしょうが、飼い主さんの布団のようにふかふかの質感を持つ寝心地いい感触の場所などまず他にはありません。
さらに、温かいし、チワワが大好きな飼い主のニオイまでするわけですから、一度この居心地の良さを知ってしまえば、手放せないのも当然でしょう。
「ストレスを解消」
チワワも生き物だから心があり、人間同様ストレスが生じます。
だから一人ぼっちで寂しい思いをすればストレスが生じてしまいます。
散歩に行ったり、一緒に遊んだり、チワワとコミュニケーションを取ってあげることでストレスを発散させることができます。
チワワが一番ストレスが溜まる理由が、夜寂しく狭いケージの中などでポツリと一人寝すること。
大好きな飼い主さんと一緒に、そして自由に動ける広い布団の中で寝むれることは、ストレス解消にとても効果があります。
チワワは布団の中で自由に安心して眠ることで、ストレス発散しているのです。
「飼い主を見下す」
最後に少し苦言を指す、注意すべき理由を紹介しておきましょう。
チワワがあなたのことを下に見ているからこそ、平気で布団の中に入って来るということも無きにあらずです。
ワンちゃんたちが生活した群れ社会は、完全な縦社会です。
だから本来であれば、リーダーなどの力が上の犬に対して、部下であるワンちゃんたちは、決して一緒に寝たりすることは許されず、あり得なかったのです。
そのためチワワが呼ばれもせずに、自分からリーダーであるはずの飼い主さんの布団の中に入って行くという行動は、本来のワンちゃんの習性からはあり得ないことなのです。
その意味からいえば、チワワが自分から堂々と飼い主さんの布団の中にもぐり込んでいくという行動は、いわばチワワが、飼い主さんより自分を上だとみなしているからこそ生じる行動のはずなのです。
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