チワワたち犬に与えるのがNGな注意すべきおもちゃ!NG理由と特徴

愛犬を飼っている家庭では、ワンちゃんお気に入りのいろんなおもちゃを与えているはずです。

しかしなかには、事故に繋がったり、後で問題を招いてしまうケースとなるようなものもあります。

今回はワンちゃんに与えるのがNGなおもちゃやの特徴や理由を紹介します。

 

硬すぎる物

犬は何でも噛んで遊び道具としてしまいます。

そのため、犬用のおもちゃであれば、犬の体を考慮しており、硬すぎるようなおもちゃはまずありません。

しかし人間用のおもちゃであれば話が違ってきます。

よく赤ちゃん用のおもちゃをワンちゃんに与えている方が見えますが、注意が必要です。

人間の赤ちゃんが使うおもちゃなどは、そのおもちゃを噛むことなど想定していませんから、壊れにくいように硬い作りになっている事があります。

このため、あまり硬すぎれば犬のが歯が折れたり、欠けてしまう恐れがあり危険です。

できる限りワンちゃんに与えるおもちゃは、犬用のおもちゃとしましょう。

仮に犬用以外のおもちゃを与える場合は、硬さ具合をしっかりチェックする必要があります。

また注意して欲しいのが、鹿の角です。

鹿の角は、ワンちゃんが大好きなおもちゃであり、ブームになるほどの人気商品です。

ところがワンちゃんは、鹿の角が大好きなだけに、何時間でも噛み続けてしまい、その結果愛犬の歯が欠けてしまったという事故が良く起こり、問題になっています。

実は日本盲導犬協会では、鹿の角を犬に与えることは禁止されているそうです。

実はこれは、歯が欠けるためではなく、カロリーがあるからだそうです。

鹿の角は噛むおもちゃと位置づけられていますが、カロリーが生じるため、おやつと同等と考えられ、基本委託犬は決められた量のドッグフードを与えることとされており、おやつは禁止なのです。

犬が何時間も噛み続けるほど鹿の角が大好きなのは、本来犬は硬くて噛み応えのあるものが好きという理由に加え、角には髄液が入っているからなのだそうです。

このため、鹿の角はおもちゃとして噛む要求を満たしてくれると同時に、食欲も満たしてくれることになり、このW魅力で人気商品となっているのです。

さらに飼い主さんが、愛犬に鹿の角を与える理由としては、デンタルケアになることと、硬くて長持ちするのでコスパが良いためです。

このようにメリットもあり、人気商品の鹿の角ですが、同時に危険も潜んでいることを飼い主さんは知っておいてください。

あまり長時間噛み続けていると歯が欠けてしまうことがあること、またサイズが小さくなってくれば誤飲の危険があること。

さらに、鹿の角は破片が鋭利になりやすく、削りかすを誤飲した場合でも内臓を傷着けてしまう危険があること。

また髄液が人気なのですが、中には体質的に合わないワンちゃんもおり、そのようなケースでは下痢をしてしまったりします。

したがって、硬すぎるおもちゃは犬にはNGであり、人気商品の「鹿の角」は注意しないと危険であることを認識しておきましょう。

 

「プラスチック製のおもちゃ」

硬いおもちゃが危険だと紹介しましたが、プラスチック製のおもちゃもNGです。

プラスチック製のおもちゃの場合は、犬が噛むことで場合によっては、割れてしまう恐れがあります。

おもちゃが単に壊れるだけであればさほど問題はありませんが、割れて欠けてしまったプラスチックの破片が危険な凶器となってしまいます。

犬の口内を傷つけてしまう可能性があると同時に、誤飲してしまえば喉や胃腸に刺さることにもなってしまいます。

 

「人間用のぬいぐるみ」

人間用のぬいぐるみを愛犬に与えるのはNGです。

犬用のおもちゃのぬいぐるみであれば、ある程度の強度が保たれており、少しくらい噛んだだけでは壊れないように作られていますが、人間用の通常のぬいぐるみであれば、ワンちゃんが噛めば、あっという間に壊れてちぎれてしまい、中の綿が飛びだしてしまいます。

実はこの綿が曲者で危険なのです。

ワンちゃんは夢中で遊んで噛んでいるため、必然的に綿が口に入って飲み込んでしまうリスクの可能性が高まります。

綿は喉に詰まる可能性もあり危険ですし、大量に飲み込めば、消化不良を引き起こし、便秘などの原因となってしまう恐れがあります。

 

口にすっぽり収まるサイズのおもちゃ

愛犬の口にすっぽりとおさまってしまうサイズのおもちゃもNGです。

愛犬の口の中に丁度入ってしまうサイズは、誤飲の可能性が出てきます。

犬はおもちゃが好きで夢中で遊んでいるため、興奮が高まれば誤飲の可能性も高まります。

サイズによっては飲み込まなくても、喉に詰まってしまう恐れもあります。

こうなれば窒息の可能性が生じてきてしまいます。

このような危険性があるため、口の中に入ってしまうようなサイズのおもちゃは危険となり、NGだと知っておきましょう。

 

「空気穴が1つのボール」

以前海外ニュースで、空気穴が一つ空いたボールの穴に犬の舌が挟まってしまい、病院で切断したというショッキングなニュースが流れたことがあります。

このためボールは、空気穴のないボールを使うか、ある場合には2つ以上空気穴があるタイプを使うように心がけてあげましょう。

本当に思わぬことから事故は起こるものです。

 

「ボロくなった靴や靴下、シャツなど」

犬は飼い主さんのニオイがついた物が大好きです。

そのためボロくなったサンダルや、穴が空いた靴下や古着などを、愛犬に与えてしまう飼い主さんもいることでしょう。

しかしこのように、あなたの身につける物を下手におもちゃとして与えてしまえば、ワンちゃんは靴などをおもちゃにしても良いと判断してしまうことになってしまいます。

そうなってしまうと、玄関の靴をくわえて遊び放題というような事態を招きかねません。

このため、古くなった日常品を安易に愛犬に与えてしまわないように注意しましょう。

 

まとめ

愛犬のおもちゃ選びがとても大切であり、一歩間違えば危険が生じる恐れがあることが理解できたはずです。

幸運なことに飼い主さんは、ワンちゃんのおもちゃを選んであげることができます。

したがって、危険なおもちゃは決して与えないように留意して、愛犬が楽しく安全に遊べるおもちゃを是非選んであげてください。