チワワたち犬の固いこびりついた目やにが直ぐ取れる!適切な取り方
愛犬の目やにが固まってしまうと、なかなか取れなかったり、下手すれば跡が残ったりしてしまいます。
あなたも悪戦苦闘した記憶があるのではないでしょうか。
確かに、少しくらい引っ張ってもとれないというケースはよくあります。
このようなケースで放置したならば、目やにって、何か悪影響が生じるのでしょうかね?
よく目やにが出る場合、目の病気のサインに繋がっていたりします。
量が多かったり、目やにの色によっては注意すべきだったりします。
今回は、目やにの原因や注意すべき症状、またこべりついてしまった固い場合の簡単に出来る効果的な取り方などについて紹介します。
目やにはなぜ出るの?
目やにはなぜ出るのでしょうね。
ワンちゃんも人間も理屈は同じで、目の代謝による老廃物のひとつだから出て当たり前なわけです。
目の周囲に付着したごみなどが一緒に固まったりするので、ホコリが多い季節などには目やにの量が増えたりします。
目やにって、朝起きた時によく付いていたりしますね。
この疑問に答えながら、少し詳しく目やにのシステムを紹介しましょう。
実は涙が大きく関係しています。
目の表面には常に薄い涙の膜が存在しており、この涙の膜のバリア機能でチリやホコリの目への侵入を防いで目を守っています。
そしてこの涙の膜は、常にあっという間に新品に早変わりします。
つまり、まばたきする度に新しい膜に張り直されているのです。
そして同時に、目やマブタなど各所の細胞も新しく変化しています。
その際に剥がれた古い細胞や、涙がキャッチした汚れなどは、まばたきで生じる涙と一緒に鼻涙管を通って鼻に抜け、それが鼻水や鼻糞になります。
このように、まばたきをして、涙を流すことで清掃作業が行われているのです。
したがって、もしもまばたきを長くしないでいれば、この清掃作業がストップしてしまい、分泌物が鼻に抜けず、目に溜まるために目やにとなってしまうのです。
寝ているときは、自然とまばたきの回数が減るため、朝起きた時に目やにが溜まりやすくなっているのです。
注意すべき目やにの症状
目やにで一番注意してもらいたいのが色となります。
あと、量とニオイにも注意すべきです。
「目やにの色」
白色、茶色、黒色、グレーあたりの色は、老廃物などの生理現象によるものなので心配無用です。
注意すべき色は、緑色、黄緑色、赤色などで、炎症や傷、病気が原因となる可能性があります。
詳しく見ていきましょう。
茶色、黒色、グレー:これらの色の場合は心配なしです。余りにも大量に出る場合は注意してください。
白く湿ってどろどろしている:角膜炎、結膜炎の疑いあり。
透明で同時に涙の量が多い:涙流症、結膜炎の疑いあり。
緑色:角膜炎や結膜炎、緑内障、ウイルス菌と死んだ細胞が混じった状態。
「黄色」
黄色っぽい:ウイルス、菌の感染の恐れあり。
黄色っぽく湿ってどろどろしている:結膜炎、ドライアイ
黄色くて粘度が高い:ドライアイ
赤色:結膜炎やドライアイで目が充血、ぶどう膜炎
「目やにの量」
1~2時間程度で気になる程目やにが溜まり、放っておけば目が空かなくなるような場合は明らかに異常です。
目頭に少しつく程度であれば問題なしです。
目やにの量が多い場合の多く起こる原因は、逆さまつげやドライアイが影響しています。
逆さまつげの場合、取り除いてあげなければずっと角膜を刺激している状態が続くため、涙や目やにが増える原因になります。
ドライアイの症状は、目の表面の水分が少なくなります。
そのため、目が乾いてまぶたと角膜で摩擦が起こり、角膜や結膜に炎症が起こります。
涙の量が少ないため、目やにが多く出てしまいます。
「目やにのニオイ」
基本的に目やには、臭いニオイがないため、ニオイが気になるケースでは注意が必要です。
菌が発生してニオイが生じている可能性が高く、毛についた涙が菌の餌となっています。
そのようなケースでは、涙やけを起こしている可能性が高まります。
目やにをチェックする場合は、同時に白目の充血なども確認しておきましょう。
目やにに関わる主な目の病気
目やにの原因が病気のケースもあるため、放置しておくと病気の悪化に繋がります。
早期発見、早期治療がとにかく大切なため、異常に気づいた段階で動物病院に連れていきましょう。
・角膜炎:角膜が炎症してかゆみと目の充血が起こります。
・眼瞼炎:目の回りが赤く腫れて、周りの毛が抜けたりします。
・結膜症:結膜が炎症してかゆみと目の充血が起こります。
・白内障:目の表面に白い膜がかかったり、水晶体が白く濁り視力が低下します。
・緑内障:眼球内に強い圧力がかかるのが原因で発症し、激しい痛みがあり、短期間で失明の可能性がある要注意すべき病気です。
・ぶどう膜炎:ぶどう膜が細菌感染などで炎症を起こし、目が充血し痛みがあります。合併症で起こることが多いのが特徴です。
・チェリーアイ:目がショボつき、充血と痛みがあります。瞬膜腺が切れて、さくらんぼのような膨らみが白目に出ます。
チェリーアイについて詳しくしりたい方は、次の記事を参照してみましょう。
網膜剥離:目の裏の網膜層が炎症して、網膜がはがれてしまうため、視界の一部が欠けてみえます。
マイボーム腺症:マイボームと呼ばれる目の周り部分に、黒いいぼのようなできものができます。
あと目やにの症状で注意してもらいたいのが、片目だけに目やにが出るケースです。
この場合は、外的要因が影響していると考えましょう。
つまり、片目だけに傷などが出来ている可能性が高いのです。
目に毛やゴミが入っていたり、散歩中に草などで目の表面に傷がついているケースなどがあり得ます。
正しい目やにの取り方
「やわらかい目やにの取り方」
やわらかい目やにの場合、目の周りについたケースでは、指でつまめば簡単にとれて問題ありません。
少し難しいのが、目の中にある場合です。
コットンなどのきめの細かな柔らかい素材のもので、優しく拭き取るのが一番安全です。
ティッシュを使っている人も多そうですが、目が粗いので傷つけやすくて要注意です。
ただしテクニックがあれば、意外に重宝するのがティッシュだったりもします。
柔らかい水分の多い目やには、決して眼球に当てないように注意して、角を目やにに当てると水分をティッシュが吸い取り自然にくっついてきます。
そこでそのままスーッと引き出すと、簡単に目やにがとれます。
でもワンちゃんに動かれてしまうとなかなか困難です。
目の視覚に入る正面から行わずに、後や横からそっと近づけて処置してください、
「固いこびりついた目やにの取り方」
固いこびりついた目やにはかなりの頑固者です。
特に毛まで絡まってしまうと一筋縄ではいきません。
無理やりそのまま取ろうとするのはNGです。
対処法は、「ふやかす」ことにつきます。
お湯で湿らせたコットンや、蒸しタオルなどを目やにの上にのせてふやかします。
愛犬をおとなしくさせておくことが、一番のコツと言えます。
ふやかして柔らくさえできれば少し手間がかかりますが、その後は思った以上に簡単に取れるものです。
目やに専用の除去剤も売っていますが、わざわざお金を使わなくてもふやかせれば上等です。
細かなところの処置は、綿棒を使うのがおすすめです。
ただし、ワンちゃんは、目に対して棒状のものを向けられると、怖がって暴れてしまうケースがあるので注意してください。
目やにが一番取りやすいのは、シャンプー時です。
ぬるま湯のシャワーを固まった目やに直接かけてふやかします。
そして、流水で目やにを溶かしながら取ってしまえば完璧ですよ。
目やにの予防策
愛犬が目やにをよく固めてしまうようであれば、ペットサロンでトリミングをお願いする際に、目の周囲の毛を短めにカットしてもらうのも効果的です。
また、愛犬の目やにがよく出る原因が、ご飯(フード)の影響の可能性があります。
このためドッグフードの見直しを行い、穀物が混じっているようなフードであれば、グレインフリーにしてみたり、ケースによっては頑張って手作りのフードにしてみるのもおすすめです。
あなたがフード選びで迷っているならば、「モグワン」をおすすめしたいです。
モグワンの魅力を知りたい、また、実際の生の声が聞きたい飼い主さんは、次の「体験レビュー」や「モグワン評価&解説」からチェックしてみましょう。
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