チワワに適した犬用首輪の正しい選び方と種類とオススメ商品

 

首輪は犬を飼うときの必需品ですね。

様々な種類が存在する犬の首輪ですが、つい見た目優先で愛犬のために可愛いファッション性に優れた首輪を選んであげたいと思ってしまうものです。

最近であれば、チワワがインスタ映えしそうな首輪を思わず選ぶ飼い主さんも多くいそうです。

でも首輪はとても大事な役割があり、安易に可愛さ優先で選ぶべきではありません。

このように言えば、どんな首輪を選べばいいか分からないですよね。

今回は、犬用首輪の正しい選び方と、種類とオススメ商品を紹介していきます。

犬の首輪の役割

ワンちゃんの首輪の役割は、主に2つ存在します。

  1. 一つは、散歩のときにリードと繋ぐための役割です。
  2. もう一つは、リードが外れるなどして犬が迷子になった際の身分証明書としての役割があり、飼い主の連絡先がわかるように連絡先情報を記載しておく必要があります。

首輪選びのポイント

「サイズの合わせ方」

愛犬の首輪選びの一番のポイントは、サイズの合わせ方です。
サイズが合っていないと次の2つの問題が生じてしまいます。

1.首輪が小さすぎると刺激が与えられ、チワワはストレスを感じてしまい、ストレスに弱いとされるワンちゃんは、体調を崩してしまうこともあります。
2.首輪が大きすぎると、散歩中にすぽっと首から抜けて取れてしまって、トラブルを引き起こす原因になります。

首輪のサイズの合わせ方は、首回りと頭周りのサイズを巻き尺を使って測ります。
サイズの測り方の注意点は、以下の3つのポイントがあります。

1. 指二本が入る程度の余裕あるサイズを選ぶのがベスト。
2. 長毛種の首回りのサイズを測るときは、しっかりと毛をかき分けてから測る。
3. 頭周りのサイズを測る場合は、耳を上に持ち上げてから測る。

上記3つのポイントに留意して正確にサイズを測り、ワンちゃんにとってちょうど良いサイズの首輪を選んであげましょう。
なお、首輪のサイズがチワワに合っているか確認するために、購入の際には必ず試着をするように心がけてください。

「耐久性」

ワンちゃんの首輪を選ぶ際に注意すべきポイントのひとつが耐久性です。

室内犬用の首輪の場合、普段ははずしており、散歩に行くときだけ首輪をつける飼い主さんが多い傾向にあります。

室外犬用の首輪の場合、室外で鎖を繋いで飼うケースでは、当然首輪は常につけた状態となります。

このため、室内犬用の首輪か、室外犬用の首輪かで選ぶポイントが変わってきます。

また、引っ張る力が強い大型犬などの首輪も壊れやすくなり注意が必要です。

このため、常に首輪をつけているため荷重がかかる頻度が多く、また犬が首を引っかいて首輪にかける負担も多くなる室外犬用の首輪と、大型犬用の首輪は耐久性を重視して首輪を選ぶ必要が生じます。

革や布、ナイロン製の首輪の場合、経年劣化によって散歩中に突然切れてしまうこともあり得るので注意が必要となります。

散歩前に必ず首輪の装着状態を確認する習慣を身につけてください。

使用期間の長い首輪は要注意です。

オススメは、定期的に新しい首輪に変えてあげることとなります。

愛犬に首輪に慣れさせてあげましょう

首輪をあまり気にせずすんなり受け入れてくれる子もいれば、極端に首輪を嫌がってしまう子もおり、個体差が大きく生じます。

首輪を嫌うワンちゃんの場合、焦らず段階を踏んで慣れさせていくのがおすすめです。

首輪は嫌がってしまう子もいるため、子犬の頃から慣れさせておくのがポイントとなります。

「首輪の慣れさせ方手順」

手順1

チワワの首に負担をかけないバンダナやハンカチ、ひも等を最初は首に優しく巻いてあげましょう。

まず最初は、首に巻かずに触ることから始めます。
バンダナなどをチワワの首に優しく当てて触るだけとします。

これから行う全ての段階で、とにかくお利巧に嫌がらずにできた時には褒めてあげることが、何より大切になると認識しておきましょう。
様子を確認しながら慣れて嫌がらない状態になれば、次はバンダナ等を優しく首に巻き、少し経ったら直ぐに外します。

この行動を何回も繰り返して慣らしていきます。

なお、子犬の段階でこの慣らし行動を行うのがおすすめです。
子犬の時期に行ってあげれば、一番慣れやすくスムーズに行いやすくなります。

手順2

次は首輪に慣れさせます。

首輪が嫌いにならないようにニオイを嗅いだり触らせたりします。

お利巧にできたら、褒めておやつを与えて、首輪を触ると良いことがあると教えてあげ、慣れさせるのが有効です。

注意点は、焦って首輪をいきなりはめたりしないことです。

手順1でおこなったように、バンダナの代わりに首輪を使って、チワワの首を首輪で触ることを繰り返し慣らしていきます。

手順3

十分チワワが首輪に慣れた段階で、実際に首輪をはめてみましょう。

この時の注意ポイントが、はめるのに手間取らないことです。

はめるのに時間がかかってしまうとチワワにストレスをかけてしまいます。

前もって首輪をはめる事前練習を行っておきましょう。

また首輪をはめるタイミングがとても重要となります。

愛犬が動かず、何かに夢中になっているタイミングを選ぶといいですよ。

オススメは、チワワがご飯を食べるのに集中している時です。

このタイミングで、チワワが気づかないほどの一瞬ではめてしまうのがコツです。

上手くできて嫌がらなかった場合は褒めてあげましょう。
おやつをあげたりしながら褒めて、チワワに首輪をすれば良いことがあると思わせれば、嫌がらずに出来るようになっていきます。

犬の首輪の種類

犬の首輪は用途や素材別にさまざまな種類があり大別すると、【ベルト】【バックル】【チェーンチョーク】【ハーフチョーク】【マーチンゲール】【スパイクチェーン】【ジェントルリーダー】の7種類があります。

それぞれのベルトの特徴を紹介します。

1.ベルト

ベルトタイプの犬の首輪が最も一般的なタイプであり、どの犬種も使えてOK。

耐久性もかなり高目であり、力の強い中型犬以上のワンちゃんに特におすすめと言えます。

主流の素材は革製で、構造的には人が使うベルトと同じつくりであり、穴に金属製のストッパーを挿して使うタイプとなります。

このため、犬が成長して首が太くなれば、穴を新たに開けてサイズを調整してあげることで、常に丁度良いサイズで使えて便利です。

なお、注意点は革なので水に弱いというデメリットがあります。

このため、雨の日の散歩は要注意となります。

散歩後は首輪を必ずしっかり乾かし、ケアをしてあげることが必要となります。

オススメ商品を紹介します。

「ベルト」

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価格:2,080円



2.バックル

バックル型の首輪は、チワワなどの小型犬におすすめです。

素材は、布製やナイロン製が多く、中には革製のものもあります。

布製やナイロン製が多いため、値段はリーズナブルな物が多く安価で買い替えがしやすいため、成長が早い子犬を飼っている方にもぴったりです。

留める箇所の留め具はプラスチックのものが多く、留めたり外したりする時に、カチッと音が鳴るのが特徴です。

デメリットは安価な分、プラスチックの部分が壊れやすいことですが、リーズナブルなので、お洋服感覚でオシャレを楽しみ、豊富な種類から子犬の成長やデザインに合わせて買い替えてあげましょう。

オススメ商品を紹介します。

「バックル」

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価格:800円



3. チェーンチョーク

チェーンチョークは、力が強くよく引っ張る犬や大型犬向きです。

鎖でできている金属製の首輪で、犬が引っ張ると首がしまる構造になっています。

このため、引っ張り癖のある犬のしつけのためのトレーニング用に使われています。

問題点は、重たくて冷たいため、嫌がるワンちゃんが多いことです。

また、長毛種の場合、毛ズレを起こしてしまうことも多く、本来チェーンチョークは向かないと言えます。

また安全に使用するためには、プロのトレーナーさんに指導を受けてからの方が良いでしょう。

チェーンチョークは、苦手な犬も多いので、購入前にショップで試着をしてみるのがおすすめです

多くのショップで試着が可能ですが、ケースによっては試着を受け付けていない店や商品もあるので、事前に電話などで確認をしてみてください。

オススメ商品を紹介します。

「チェーンチョーク」

 

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Mighty Paw 銃金属チェーンスリップ襟、楽勝犬の首輪、チョークチェーンメタルカラー 20インチ 銀(耐久性のあるクロムメッキチェーン)
価格:2,800円



4. ハーフチョーク

ハーフチョークもチェーンチョーク同様、引っ張ると首がしまる構造になっており、引っ張り癖のある犬のしつけのためのトレーニング用に使われています。
力の強い中型犬以上の犬向きです。

半分が布や革製で、もう半分が鎖になっているのが特徴。

このため、チェーンチョークに比べ、首に触れる部分が革で出来ているため、愛犬の首や皮膚にかかる負担が少ないというメリットがあります。

したがって、長毛種や肌の弱い犬種にチェーンチョークでしつけをしたい場合には、ハーフチョークがおすすめとなります。

オススメ商品を紹介します。

「ハーフチェーンチョーク」

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価格:1,680円



5. マーチンゲール

マーチンゲールは、金属製のチェーンチョークの素材違いで、チェーンチョークの布、ナイロン版と考えるといいでしょう。

チェーンチョークと同様に引っ張り癖のある犬のしつけ用で使えます。

引っ張ると犬の首がしまりますが、しまりすぎず、素材も柔らかいためストレスは少ないタイプとなっています。

このため、全ての犬種で利用可能であり、欧米では特に人気があり主流となっている首輪です。

オススメ商品を紹介します。

「マーチンゲール」

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価格:3,200円

6.スパイクチェーン

スパイクチェーンは、犬の首に面する首輪の内側に突起が付いているチェーンチョークタイプの首輪です。

引っ張り癖のある犬のしつけ専用の首輪であり、犬にショックを与えてしつける首輪になります。

このため、日常使いする首輪ではありませんので、普段使いは避けてください。

なお、使用する場合は、必ずプロのトレーナーに指導を受けてからにしましょう。

オススメ商品を紹介します。

「スパイクチェーン」

スパイクチェーン しつけくん Sサイズ スパイク12個付 【岡野製作所】
価格:3,024円


7.ジェントルリーダー

ジェントルリーダーも引っ張り癖を直すためのしつけ専用の首輪です。

しつけ用の首輪で、トレーニング用として口にも巻き付けて使います。

このため、嫌がる犬が多いので、使用には注意が必要です。

オススメ商品を紹介します。

「ジェントルリーダー」

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価格:1,667円



まとめ

犬の首輪には、いろんな種類があることが理解できたはずです。

犬のサイズによって、選び方が変わってきます。

飼い主さんが可愛く感じて見た目で気に入っただけではダメであり、あくまで愛犬が気に入ることが第一条件であり、チワワがサイズや素材の相性で気に入っていないことがないか、チェックしてあげることが大切となります。

愛犬の首輪選びのポイントは、ワンちゃんの成長具合や場面などによって使い分けて用意しておくのがいいと言えます。

なお注意ポイントとして、愛犬が迷子になった時や、万が一の災害などのトラブルで離ればなれになってしまったケースの対策として、住所や名前を書けるものを選ぶことをオススメします。

また、引っ張り癖のある犬のしつけ用の首輪が数種類あることが分かりました。

個人的には一般家庭で使用する場合は、負担が少ないマーチンゲールタイプの首輪をオススメします。

最近では、GPS機能やカメラ付きのものまであって驚いてしまいます。