チワワたち犬が楽しく遊ぶロングリードの危険!あなたも犬も危ない
そうそう犬たちをドッグランに連れて行くこともできませんね。
そこで活躍するのが、ロングリードや伸び縮みする伸縮リードなどです。
公園や広場などに愛犬を連れていっても、安易にノーリードで遊ばすわけにはいきません。
公園や広場では、他の犬や子供たちだって遊んでいます。
また脱走されてしまう恐れだってあります。
そこでみなさんロングリードで愛犬を走らせたり、またプラスチックの持ち手の中に収納されたコードが、伸び縮みする伸縮リードなどを活用するわけです。
伸縮リードは、手元のボタンを押せばリードが自動で短く戻る巻き戻し機能や、ロック機能、などが装備されており、なかなか便利だったりします。
巻き戻し機能は、掃除機のコンセントが、スイッチを押すことで収納される仕組みを想像すれば分かり易いですね。
ところが最近これらのロングリードや伸縮リードの使用で、愛犬や飼い主が思いがけない大きなケガをするなどの事故が生じて、問題になっているのです。
あなたは、そんなリスクがあったと知っていましたか?
上手く活用すれば、便利でメリットが働くロングリードなどに、危険な落とし穴が潜んでいた事実を今回は紹介します。
しっかりロングリードや伸縮リードに潜む危険なリスクとなる注意点について知り、正しく安全に使うための注意ポイントを学んでください。
ロングリードや伸縮リードの危険性やリスク
「事故に遭うリスクが上昇」
ロングリードや伸縮リードの長さは短くて3m、長ければ優に10mを超えてしまいます。
このため、長く伸ばした状態で愛犬を遊ばせていたり、散歩させていると、咄嗟の時にワンちゃんを引き寄せたり、行動を抑制することができません。
このため出会った犬に飛び掛かってケンカしてしまったり、また犬が自転車やバイクに飛びついたり、長いリードが絡みついてしまうような危険が生じるケースがあります。
愛犬が気になるモノを見つけたり、物音に驚いたりして急に走り出してしまうケースもあり、最悪車に轢かれてしまうという可能性もあります。
「衝撃が加わる危険」
ロングリードなどで愛犬を遊ばせる場合、広い範囲を自由に動き回れるため、愛犬も嬉しがって興奮して夢中で駆け回ったりしがちです。
特にボールなどを追いかけさせたりすれば、夢中で全速力で駆け出す事もあります。
ここで問題となることが、犬にはリードの限界までの距離など分からず自由に動けると感じている点です。
このため、ワンちゃんが、リードの長さの限界点までスピードを緩めずに走ってしまったケースで問題が起こってしまいます。
つまりいきなりもうそれ以上は走れない限界点が来て、強い衝撃が犬の体に加わってしまうわけです。
予想無しに大きな衝撃が加わるわけであり、犬自身の身体に対して大きな負担をかけてしまいます。
それこそ交通事故で追突され、むち打ち症になってしまうようなものです。
かなりの衝撃が、愛犬の首や胸部といった重要な器官にダメージを与えてケガを負ってしまうこともあります。
また、これが大型犬のケースであれば、リードの持ち手である飼い主さんが、その衝撃に耐えられず転倒してしまうこともあるでしょう。
特にお年寄りなどのケースでは、骨折などの大ケガに繋がってしまう危険性も大です。
「引っかかり事故」
ロングリードや伸縮リードで、長く伸びた状態のリードで愛犬が動き回っているケースでは、よくリードが引っかかったり絡まるなどの事故が起こってしまいます。
引っかかった瞬間に強い衝撃を受けたり、足に絡まってこけてしまう。
また、狭い所に入り込み、木などに引っかかってしまうこともよくあります。
このような際に、愛犬がケガしてしまうリスクが伴います。
「指や手の怪我ややけど」
ロングリードや伸縮リードで愛犬を散歩させていると、注意しないと指や手の怪我ややけどをよく負ってしまいます。
細くて長いコードは絡まりやすく、よく指に巻き付いてしまうケースがあります。
この状態でワンちゃんが走って引っ張ってしまえば、指が切れたり、血液の循環が滞ってしまったりする事態が生じてしまいます。
また、同様に急に愛犬が走りだすと、リードが手の中を流れてしまい、その際の摩擦熱で火傷を負うこともよくあります。
「脱走の危険」
大型犬などが、ロングリードで勢いよく駆け出してしまうとその衝撃で、よくリードを手放しそのまま脱走されてしまう恐れがあります。
同様に伸縮リードの場合も起こりますし、さらに伸縮リードに至っては、意外に持ち手のプラスチックを握っているのが疲れ、思わず手から放したり、誤って落とすことも多く、その際に逃げられてしまう事故が起こっています。
コンクリートの道路などでは、道路を引っ張られたこのプラスチックの容器が大きな音を出し、この音にさらに犬が驚きパニックになり逃亡することも多いそうです。
ロングリード&伸縮リードの使用注意点
ロングリードや伸縮リードで事故が多発していることを知っておきましょう。
その多くの原因が、使用方法を誤っていることとなっています。
ロングリードや伸縮リードは、そもそも普段のお散歩に使うものではないということです。
愛犬の運動不足を補うために、見晴らしが良く開放的な広々とした芝生の広場のような広い場所で使用すべき道具なのです。
広い見晴らしの良い芝生のような場所であれば、木などの障害物に絡みつく危険もありません。
また見晴らしが良ければ、他の犬などが近づいて来たケースでは、事前に呼び戻し安全な対応が図れます。
歩道や道でなければ、自転車や車が通る心配もいりません。
ロングリードや伸縮リードの活用法は、自由に愛犬を運動させる他に、呼び戻しの訓練のツールとして使うのもおすすめです。
また、ロングリードや伸縮リードで愛犬を運動させる際には、カラーではなくハーネスにリードを付けてあげるのがおすすめです。
万が一、リードが限界まで伸びて犬に衝撃を与えた場合、カラーでは首に大きな衝撃を受けることになりとても危険です。
このため、衝撃をカラダで受けられるハーネスにロングリードなどは付けてあげましょう。
使用前には事前点検をきちんと行っておきましょう。
金具が壊れていたり、紐部分が劣化していたりすれば、脱走されてしまったり、思わぬ事故の元になってしまう可能性があります。
また安易に小さな子供にロングリードを持たせることも危険です。
転倒の危険もありますが、子供は割とすぐに、少し引っ張られただけでリードを離してしまいがちです。
また、大型犬の場合であれば、大人でも高齢者は危険だと認識してきましょう。
ロングリードや伸縮リードは、注意点を正しく把握して、安全に留意して使用すればとても便利なアイテムです。
危険性をよく理解した上で、注意点を守り、周りの迷惑にならないような使い方を心掛け、怪我や事故を起こさないように留意しながら利用してあげてください。
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