チワワたち犬に飼い主が絶対してはいけない反省すべきNG行為

あなたがチワワに対して普通に疑問を感じず当たり前に行っている行為が、時には反省すべきNG行為であることがあります。

家族の一員である大事な愛犬の気持ちを理解して読み取ることが大切です。

あなたが何気なく行った行為で、チワワが元気をなくしてしまうようなことはなかったですか?

飼い主さんは、いくつかある愛犬にしてはいけないNG行為をしっかり理解して頭に入れておく必要があります。

今回は「犬にしてはいけないNG行為」を紹介するので、あなたがやってしまっていないかチェックしてみましょう。

「あなたが食べているご飯を与える」

あなたが食事をしているとチワワが寄ってきて、僕にもちょうだいと催促してくることがありますね。

これは多分あなたが過去に食べているご飯を与えたことがある証拠です。

ワンちゃんを飼っている多くのみなさんならば、必ず思い当たるはずです。

しかしこれはNG行為で、これを行うことで以下のような悪影響を及ぼしてしまいます。

・太ってしまう
・健康を害する
・主従関係が崩れる
・要求鳴きが生じる

チワワは超小型犬といわれるようにとても体が小さいです。

したがってあなたが何気なく与える一口が、チワワには凄い量にあたります。

仮にチワワの体重が3kg、あなたが60kgとすれば差は20倍です。

つまり単純に考えれば、あなたにとっての一口の量の20倍の量をチワワが食べているわけです。

このように考えれば、一口がばかにならないことが分かりますね。

その結果、あなたが食事で食べる食べ物をついチワワに与えてしまうことで、肥満に繋がってしまうわけです。

また、基本人間の食べ物は味が濃いため、ワンちゃんに与えること自体がNGなのです。

チワワの健康を害する要因に繋がるため与えてはいけません。

さらに、自分が要求すれば食べ物がもらえることで、チワワは自分の方が上であるとの錯覚を覚え、せっかく築いた主従関係が崩れてしまうことにも繋がってしまいます。
一からしつけ直す必要が生じてしまいますよ。

チワワがご飯を鳴いて催促してもらえてしまうと、要求鳴きが身に付いてしまうので注意が必要です。

このようにあなたが食べるご飯を愛犬に与えることはNG行為となります。

「中毒性のある危険な食べ物を与える」

ワンちゃんには食べてしまえば中毒が生じ、最悪死を招くような危険な食べ物があります。

あなたはそのような危険な食べ物をしっかり把握できていますか?

ワンちゃんを飼っている以上、次の7つの食べ物は中毒が生じる危険な絶対与えてはいけない食べ物として覚えておいてください。

1.タマネギ(ネギ・ニラなどのユリ科植物、ニンニク)    
2.チョコレート                      
3.キシリトール                      
4.アボカド                        
5.マカダミアナッツ(ナッツ類、生の豆)          
6.ぶどう・レーズン                    
7.アルコール   

詳しく知りたい方は、次の記事を参照してみましょう。

関連記事「チワワに与えてはダメなご飯!中毒を引き起こす危険な食べ物」

私たちが普段普通に食べている食べ物が、犬にとっては危険な絶対与えてはダメな食べ物であったりします。

このため、必ずチワワに与えてはいけない危険な食べ物は覚えておいてください。

上記以外にもワンちゃんに与えるのが望ましくない食べ物はたくさんあるので、飼い主さんは随時勉強しておく必要があります。

しかし食べ物は無数にあり、なかなか把握するのは困難でしょう。

トッピングとしてワンちゃんによく与えるのが野菜です。

野菜だってなかには、与えるべきではない種類の物もあります。

当サイトでは、70種類以上の野菜に対して、犬が食べて良いのか悪いのか、バッチリ相性を紹介しているので参考にしてみてください。

関連記事「チワワたち犬が食べてよい野菜&悪い野菜の70種類以上の野菜一覧」

「叩いてしつける」

昔から犬のしつけは、叩いてしつけるのが当たり前に行われてきました。

しかしこれは絶対に行ってはいけないNG行為だと認識しておきましょう。

手で叩くような体罰はもちろん、大声で怒鳴るなどの威圧的な叱りかたや、マズルをつかむ、仰向けにして押さえつける、目を見つめて叱るなど全てNGです。

またよくやってしまうのが、罰としてハウスに閉じ込めることですが、これもNG行為です。

このような叱り方をしてしまうと、ワンちゃんは強い恐怖や不安を感じることとなります。

その結果、自然と防衛本能が働き、反対に言う通りにしない行動が生じてしまいます。

つまり、激しく吠える、噛むなどの攻撃的な問題行動が起こってしまうのです。

いつも愛犬を叩いていると「ハンドシャイ」になってしまいます。

これは叩かれることから愛犬が、人の手を怖がってしまうのです。

このため、人が手を近づけると怯えてしまい、恐怖のあまりに思わず噛みつくといった攻撃行動が起こってしまう恐れがあります。

本来であれば、飼い主さんの手は愛犬にとって優しい手であり、撫でてくれたり抱っこしてくれたり、時にはおやつなど美味しい物を与えてくれるべき「愛する手」である必要があります。

飼い主さんがこのような体罰を加えるしつけを行っていると、愛犬が萎縮してしまい、常に飼い主さんの顔色を伺いおどおどするようになってしまいます。

これでは愛犬との信頼関係が築けず、お互いにとって幸せな生活になり得ません。

体罰を用いたしつけはNGだと認識しておいてください。

「散歩のNG」

散歩は大切なワンちゃんにとって必要な日課ですが、注意点も多いものです。

まず飼い主さんが把握しておくべき注意点が、食後直ぐの散歩がNGであることです。

これはワンちゃんの命にもかかわる重大事項のため、しっかりNG行為であると理解願います。

食後直ぐに愛犬の散歩を行ってしまうと、胃拡張や胃捻転のリスクが高まります。

特に胃捻転が発症してしまうと、そのまま放置すれば数時間で愛犬の命に関わってしまうと言われているほどの恐ろしい病気です。

このため、食後1~2時間は散歩をさせないように注意してください。

また胃捻転は大型犬によく起こりやすく、大型犬の死亡原因の第2位であり、次のようなワンちゃんは特に注意が必要です。

・グレートデーン
・セントバーナード
・秋田犬
・ジャーマンシェパード
・スタンダードプードル
・ブラッド・ハウンド
・アイリッシュセッター
・ロットワイラー
・ボルゾイ

この中でもグレートデーンは特に要注意です。

何と生涯の胃捻転の発生率が40%とされており、常に胃捻転に注意を払ってあげる必要がある犬種といえます。

 

さらに詳しく知りたい方は、次の記事を参照してみましょう。

関連記事「チワワが散歩するベストタイミングは「食前」と「食後」のどっち?」

次に熱中症の危険も生じる夏場の散歩も要注意です。

背の低いワンちゃんは地表に近いため、アスファルトからの反射熱も受けやすいです。

真夏の地面の温度は約65℃にもなるとされているほどです。

このため夏場の散歩は、愛犬の熱中症の危険や、肉球が火傷をしてしまうようなケガも起こってしまいます。

このため、夏場は散歩に出かける時間帯に注意を払ってあげましょう。

涼しくなってから散歩にでかけるように注意すべきといえます。

「犬の要求を満たす」

安易に何でも愛犬の要求を認めて満たしてあげる行為もNGです。

これを行ってしまうと愛犬との正しい主従関係が構築できません。

ワンちゃんは、本来群れで生活する動物のためリーダーを求め、上下関係を大変重んじる動物なのです。

このためワンちゃんが望むことを通して認めてしまうと、自分の要求が通り何でも思うようになれば、飼い主さんよりも自分の方が上位の存在であると勘違いが生じてしまいます。

したがって、愛犬の要求を通してゆうことを聞いてあげるのはNG行為となります。

愛犬と一緒に暮らしていれば、いろんなケースでワンちゃんのワガママな要求が生じるものです。

・散歩に連れて行ってとせがむ
・部屋から出たいと扉をガリガリと引っ掻く
・おやつやご飯をちょうだいと、要求鳴きを行う
・遊んでと寄ってくる

このようなケースで、愛犬の要求に答えてしまってはいけません。

また一緒に遊んであげているケースでも、主導権は必ず飼い主さんが取る必要があります。

何気なく愛犬のゆうことを聞いてあげる行為が、ワンちゃんに自分が上位の存在だと勘違いさせてしまうことを認識しておきましょう。

「長時間の留守番」

愛犬に長時間の留守番を一人でさせることがNG行為であると、飼い主さんは明確に自覚として持ってください。

どうしても愛犬に長時間の留守番をさせてしまうことは起こってしまうはずですが、ここで飼い主さんが、しっかり長時間の留守番がNG行為と認識できているかどうかで、大きな違いが生じます。

NG行為と認識できていれば、可能な限り愛犬に長時間の留守番をさせないように注意を払ってあげることができます。

また、寂しい思いをさせた分、十分に構ってあげてコミュニケーションを取ってあげることにも繋がります。

あなたは愛犬に留守番をさせるケースでは、どのように対応していますか?

結構部屋を荒らされるのを心配して、お留守番中はケージに閉じ込める飼い主さんも多いようですが、寂しく一人で頑張って留守番している間は、出来れば狭い場所に長時間入れて自由を奪う

ことは避け、せめて愛犬が自由に好きな場所で休めるように、室内フリーで過ごさせてあげるのがおすすめです。

室内を荒らされるのが心配であれば、しっかり片づけを行って触れる物をなくし、他の台所などの注意箇所へも行けないように仕切ればOKです。

ちょっとした手間をかけてあげれば、問題なく愛犬を室内フリーで過ごさせてあげることが可能となります。

あと少しでも寂しくないように、留守番用のおもちゃを与えてあげることも大切です。

オススメのおもちゃを紹介しておきましょう。

「Kong(コング)」

Kong(コング) コング S
1,250円(税込)



知育玩具タイプのおもちゃで、丈夫で噛み心地も文句なし。

留守番用として使うおもちゃの場合、暇つぶしも兼ねてある程度ワンちゃんが一人遊びが継続できる必要があります。

その点「Kong(コング)」なら文句無しに持ってこいです。

おもちゃの中に、チワワが大好きなフードやおやつを入れておき、ワンちゃんが頭を使ってコロコロと転がすことによって、少しずつおやつが出てきます。

遊べば中から大好きなおやつが出てくるわけだから、もう夢中であり長持ちできます。

少し取り出しにくいおやつを詰めておくのがおすすめです。

また、ボールの代わりに使っても大活躍してくれます。

ユニークなひょうたんのような独特の形のため、まるでラクビーボールのように予想のできない動きをしてくれます。

このため、追いかけるチワワも思わず目が点に、なお、ゴム製のため水洗いも簡単にできて重宝します。

「安易に飼う」

犬を飼うことは家族が一人増えることであり、安易に衝動飼いしてしまうのはNG行為です。

愛犬を飼うことは、思った以上に大変なことを自覚し、しっかり把握した上で飼わないと手放してしまうこととなりかねません。

実際飼ってはみたものの予想以上に大変であり、手放してしまう人も多く存在しているのです。

このようなことは、本来絶対あってはならないことです。

そのためにも安易な衝動飼いはNGだと認識してください。

関連記事

「チワワが欲しくて飼う理由!安易な気持ちで飼うのは絶対ダメ」
「チワワを捨ててしまうことがある!愛犬を手放す主な理由」
「チワワたち愛犬を飼う資格がない飼い主の7つの特徴」

また、多頭飼いを行うケースでも注意が必要です。

すでにもうワンちゃんを飼っているから問題ないと、安易に多頭飼いを始めるのも要注意です。

実は1匹で飼っているケースでは問題ない、「犬同士の相性」が問題として浮かびあがってくるからです。

結構悩んでしまっている飼い主さんも多いため、犬の性格なども考慮して選ぶ必要があります。

オスとメスの相性もあるし、相性はサイズも関係します。

よく言われるベストマッチは、大人しくおおらかな大型犬と活発な小型犬の組み合わせです。

しかし体外小型犬が好きな人と、大型犬が好きな人に分かれるケースが多く、ミックスで飼うのは望まない場合が多いようです。

一応巷では、相性の良い犬種の組み合わせも述べられていたりしますが、最終的には必ずしも犬種で相性は図れないといえます。

それは同じ犬種であっても当然個体差が生じ、性格は一匹一匹異なるからです。

人間だっていろんな性格の人がいるのと同様なわけです。

このように必ずしも多頭飼いの相性が良いとは言い切れませんが、一般的に多頭飼いに向いているとされる犬種と、向いていない犬種を参考に紹介しておきます。

「多頭飼いに向いている犬種」

小型犬
・パピヨン

・トイ・プードル

・ミニチュア

・ダックスフンド

・ビション

・フリーゼ

中型犬
・コリー

・シェットランドシープドッグ

大型犬
・ゴールデン・レトリーバー

・ラブラドール・レトリーバー

・シベリアン・ハスキー

これらの犬種は、社交的で活発な性格であり、多頭飼いに向いていると言われています。

多頭飼いに向いていない犬種

・ミニチュア・シュナウザー

テリア種
・ヨークシャー・テリア、ジャックラッセル・テリアなど

ただし、テリア種でもボストン・テリアは比較的飼いやすいとされます。

・柴犬
・秋田犬
・紀州犬

上記の犬種は、気性が荒く独占欲が強いため、他の犬とトラブルを起こしやすいとされています。

もちろんこれらの犬種でも、仲良く同居できたりできなかったりするケースがあり、個々の性格のウエイトが大きく作用しますが、とりあえず参考にしてみてください。