チワワと散歩するのはとても大切です。
よくチワワのような超小型犬は、室内の運動で十分で散歩は必要ないと言われたりしますが、散歩には運動量だけでは測れない大切な役割があります。
ざっと上げても次の通り。
・ストレス解消
・社会性の向上
・刺激による認知症の防止
・主従関係の構築
そんな大事なチワワの散歩に欠かせないのが、首輪あるいはハーネスです。
はたしてあなたはどっち派かな?
正直どちらがいいとは言い切れません。
一長一短、それぞれメリットとデメリットがあるからです。
今回はチワワへの首輪とハーネスの長所と短所を紹介していきます。
愛犬への首輪とハーネスの需要を考えた場合、現況は首輪の需要の方が圧倒的に多いとされています。
確かにチワワを散歩させており、他のワンちゃんと出会ったケースにおいて、ほとんどがみんな首輪であり、めったにハーネスを使用するワンちゃんには出会いません。
だから当然、チワワの場合も「首輪」が人気ということになると思います。
私も首輪派というよりは、恥ずかしながらあまり深く考えずに当たり前のように首輪を選んでしまい、ハーネスを使用したことがありません。
このため実体験からハーネスの使用感想を述べることはかないませんが、世間一般の声を拾い、紹介していきます。
仮にチワワが迷子になってしまった時など、首輪にはチワワの名前、住所、電話番号などの情報を記入できるスペースが通常ついています。
また迷子札を付けることもできます。
このため、チワワが脱走してしまったケースなどにおいて、見つけて保護してくれた方から、飼い主さんに連絡が入るケースが期待できます。
実際に首輪の情報から連絡をもらい、助かっているケースが結構あるといいます。
首輪を付けていることで、野良犬ではなく飼い犬である証明になります。
飼い始めでしつけを行う場合、首輪の方がリードを通して指示が伝えやすく、しつけを行うためには便利で適しています。
チワワは小さな体に似合わず、結構気が強い犬種であり、リーダーになりたがります。
このためしっかりしつけて、特に子犬のうちに主従関係をしっかり築いておくことが大切です。
その場合、首輪を付けてチワワを支配するのはとても有効であり、首輪をつける行為によって、あなたの方が指示をだすリーダーだと理解させやすくなります。
チワワは骨格が華奢なため、首輪だと首が締まったりして、首にヘルニアが起こったり、呼吸に負担がかかることがあります。
特に高齢犬になってきたケースでは、呼吸器への負担は注意すべきといえます。
また元気なうちだと、引っ張りグセがあるワンちゃんは、常にリードが張った状態となり、一層首が締まり負担がかかってしまうため要注意です。
そのため散歩時には、飼い主さんの横を一緒に引っ張ることなく歩けるようにするしつけが必要となります。
チワワに首輪をすることで、必然的に首の周りが蒸れてしまいます。
このため、散歩での休憩時には、首輪を外してあげるなどの対応も大事です。
どうしても蒸れる状態が生じるため、肌荒れが起こったりして痒みが生じ、皮膚病の原因となりやすくなります。
チワワは体が小さく力も弱いため、うっかり首輪が木の枝などに引っかかったケースでは、自力では取れなくて、動けなくなる危険性があります。
首よりも頭のサイズのほうが小さいワンちゃんの場合、すぽっと首輪が抜けてしまうことがあるので注意が必要です。
ハーネスのメリットは、首輪のように首が締まって苦しいなどの負担が少なくてすむことです。
様々な形状がありますが、基本的に首と背中に「ひも」を付けて力を分散できるわけですから、負担が減るのは明白です。
最近は、昔ながらのベルトタイプのもの以外にも、オシャレ目的の形状も増え、洋服のような形状のものまであります。
ハーネスは首輪と比較した場合、チワワへの飼い主さんの合図が伝わりづらいです。
このため、散歩しながらのトレーニングやしつけには向いていません。
ハーネスの場合、引っ張っても首輪のように首がしまって苦しくならないため、特に引っ張り癖があるワンちゃんの場合、引っ張り方が強くなってしまうことがあります。
ハーネスは、固定箇所が金具だと固くてワンちゃんに衝撃を与え痛くなるため、通常プラスチックとなっています。
このため力がかかってしまうこのプラスチック止め箇所が、損傷しやすいという構造上の欠点があります。
オススメの首輪の種類や特徴などを詳しくしりたい方は次の記事を参照してみましょう。
関連記事「チワワに適した犬用首輪の正しい選び方と種類とオススメ商品」
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楽天での人気の犬のハーネスベスト5を紹介します。
チワワの散歩時に使う首輪とハーネスのメリットとデメリットを紹介しました。
首輪とハーネスにはそれぞれ短所と長所があるため、しっかり理解して、できれば使いわけるのがおすすめです。
子犬の時期に最初に使用する際は、しつけ易い首輪を利用し、成犬時代は愛犬の状態をチェックしながらあなたの好みで選び、老犬になれば体に優しいハーネスという具合に使いわけるのが良いように、個人的には感じました。
人気の首輪とハーネスも紹介したので、是非参考にしてあなたのチワワに合った商品を選んであげましょう。