大切な愛犬が、ちょっと油断した隙に、盗まれてしまう事実をあなたは知っていますか?
本当に目の前から、愛犬が誘拐される事件が起こっています。
ちょっとした注意で、ワンちゃんの盗難は防ぐことが可能です。
是非盗難パターンを認識して、防衛策を練っておきましょう。
まだまだ、日本でのワンちゃん誘拐は可愛いものですが、着実に飼い犬の盗難事件は増えています。
中国では愛犬がたくさん盗まれる事件が多発しています。
「犬専門の窃盗犯、盗んだ犬は40匹余り」なんていう見出しの新聞記事が、中国では連日ニュースとして取り上げられたりしています。
チワワのような小型犬であれば、それこそ簡単に誘拐されてしまいますよ。
ウチには関係ないと、対岸の火などと呑気に考えていると、ひどい目にあってしまう可能性があります。
今回は、チワワが盗まれる危険があることを紹介し、実際の誘拐パターンと対策方法及び衝撃を与える中国のワンちゃん誘拐の実例についてお知らせします。
まずは中国で多発している犬の誘拐実例の状況を紹介して、警鐘を鳴らしたいと思います。
もはや他人事ではありません。
日本でも確実に、愛犬の盗難事件が上昇しています。
いつ中国の波が押し寄せてくるとも限りません。
中国では長く続いた一人っ子政策に端を発して、兄弟を持てない我が子のために、兄弟変わりに犬をプレゼントする習慣が流行しています。
このため、ワンちゃんがどんどん売れて、ワンちゃん需要が爆発しているのです。
何と年間2兆円規模で、ワンちゃんの取り引きがなされていると言います。
このため中国では、空前のワンちゃんブームの波が生じているのです。
しかし日本だって、ワンちゃんブームという点では負けていません。
子どもの数が減少した日本では、18歳以下の子供の数よりも、犬猫の飼育頭数が上回るという事態が生じているのです。
「自分で飼うため」
可愛い子犬や人気の小型犬などは、高額で販売されている為に、そう簡単に手に入れることができません。
そのため、自分で飼いたい人が、犬を誘拐して自分で飼ってしまうのです。
「転売してお金を稼ぐ」
人気のある犬種は、転売してお金を稼ぐことができます。
車の窃盗理由と同じなわけです。
日本では、少し大きくなってしまったワンちゃんは、なかなか売れませんが、それでも個人売買がなされているようです。
なお、日本ではそう簡単に売れないため、謝礼目的の盗難もあるそうです。
中国では結構需要があるようで、ネット販売で売りさばいたり、路上販売でも売れるそうで、いい稼ぎになるといいます。
盗難したワンちゃんを、どんどんネットオークションに出品してしまうのが現状です。
また、ネット通販で取引されるワンちゃんは、生きたまま宅急便で発送されてしまうことも多く、最悪到着した時に死んでいる事もあるそうで、もう滅茶苦茶やりたい放題です。
さらにビックリなのが、子犬に工業用スプレー塗料を拭きかけて、色鮮やかに変身させたり、アニマル柄に染めて販売することです。
これが人気なそうで、通常より高く売れてしまうそうです。
ただし問題は、スプレーを吹き付けられたワンちゃんたちです。
有害物質を皮膚や口、鼻から吸収してしまう事態になるため、1ヶ月も経たずに体調を崩して死んでしまうケースが後を絶たないそうです。
その他では、中国では食用として食べるなんていう、信じられない理由もあったりします。
また、逆恨みの対象として、愛犬を盗むようなこともあるとかいいます。
最も多い事例が、コンビニやスーパーなどの店先で、ちょっとの間愛犬を待たせている一瞬の隙をつかれて起こる誘拐です。
ついワンちゃんの誘拐などというと、飼い主が遠くにいる時に起こるように感じがちですが、店で買い物しているなど、すぐ近くにいながらほんの一瞬の間に連れ去られたという例が思った以上に多いのです。
この他にも、ペットショップの店先や、自分が経営するいつも繋いでいる店舗や自宅の玄関など敷地内からさらわれてしまうケースも多いといいます。
このようなケースでは、誘拐犯は前もって目星をつけており、飼い主のスキを密かに待っていた人物である可能性が高そうです。
また、散歩中に偶然トイレに入ったり、道路沿いのATMを利用したりなどというケースでは、たまたま目にしてチャンスとばかりに衝動的に行った常習犯かもしれません。
日本の場合、お店や施設を使用する際は、ペット入店を禁止される場合が多いため、ちょっと飲み物を買う間だけと、安易に店先でお留守番をさせた結果、盗難にあってしまう事例が多いと認識して十分注意を払ってください。
周りの人たちは、誰がワンちゃんの飼い主かなど分かりません。
犬が吠えない限り、そのままリードを外して連れ去ったとしても、疑いようがありません。
このちょっとした油断から、愛犬が連れ去られ、そのまま二度と戻ってこないこともあり得ると肝に銘じておきましょう。
対応策は、とにかくどんなに少しの間であっても、愛犬だけで繋いで待たせないようにすることしかありません。
必ずワンちゃんを一度家まで連れ戻し、その後飼い主さんのみで買い物を行うように徹底しましょう。
愛犬をノーリードで遊ばせているケースは要注意です。
広い公園や広場などでは、ついノーリードで遊ばせることが「マナー違反」と承知しながらも、やってしまう飼い主さんも多いものです。
このときうっかり少し目を離した隙に、そのままワンちゃんが誘拐されていなくなってしまうケースが多いのです。
また思わぬ注意場所が、ドッグランだったりします。
一時期、ドッグランが、狩場だと言われたことさえありました。
公園などでノーリードにした場合、結構注意していたりします。
ところが、ノーリードで自由に遊ばせる目的で来ているドッグランでは、つい飼い主さんも気持ちが緩み、開放的な気分になって愛犬から目を放してのんびりくつろいでしまったりしがちです。
ドッグランであれば、みんなワンちゃんはノーリードで遊んでおり、絶好の誘拐場所として狙われてしまったりするリスクがあったりします。
最近は二人組で用意周到に一人が飼い主さんの状態を観察して、犬友立ちと話し込んでいたり、トイレに行った隙を狙い、相棒に携帯で連絡して一瞬の隙をついてさらってしまうケースが多いといいます。
このため、ドッグランも要注意だと認識しましょう。
とにかく、愛犬をノーリードにして手元から放した場合、絶対に目を離さない注意が必要となります。
特にあなたの愛犬が、転売しやすい子犬だったり、希少価値の高い犬種の場合、目を付けられやすいので、リスクが高くなると認識しておきましょう。
車に愛犬を乗せたままにして、一瞬離れることは意外と多いはずです。
窓を開けてフリーな状態にしている場合、注意が必要です。
車に取り残されたワンちゃんは、寂しく感じています。
人懐っこい、警戒心のないワンちゃんの場合、誘拐されてしまうリスクが高まります。
犬好きを装って近づき、ワンちゃんが吠えなければ、簡単に連れ去ることも可能だと認識しておきましょう。
少しの間でも愛犬を車に入れた状態にしない、そのまま残すケースでは、ワンちゃんのために窓を開けて、ワンちゃんの頭が出ることが無いように注意しましょう。
ワンちゃん目的でわざわざ空き巣に入ることはありせんが、ついでに珍しい犬種であれば、盗んでしまうケースもあり得ます。
小型犬であれば、抱えてそのまま持ち去ることも可能でしょう。
袋に詰めれば何の問題もありません。
室内犬の場合、空き巣に入ったついでに盗品と一緒に盗んでしまうパターンが生じます。
ただし、庭先で屋外飼育しているワンちゃんで、人になつきやすく、吠えないワンちゃんだと、狙われて盗まれることもあるようです。
ワンちゃんは花火の音が苦手なケースが多いため、あまり一緒に花火大会に連れて行くことは少ないかも知れません。
しかし人込みが多い祭りやテーマパーク、そして花火大会でも愛犬が誘拐されたという報告が上がっています。
じつは意外に花火大会は、狙われやすいようです。
先ず夜なので回りが見にくい、そして花火に注意がいってしまうと、空ばかり見て意識が上にいって、愛犬への意識が薄れます。
さらに、大きな音で異変に気づきにくいこともあります。
大きな音が苦手なワンちゃんも、大人しくしていることが多かったりするようです。
愛犬に脱走されたり、散歩時にノーリードで遊ばせていた時に、大きな音などでパニック状態になりそのまま走りさり迷子にまってしまった。
迷子に愛犬がなったケースでは、道に迷っているばかりではなく、当然誘拐されてしまうリスクも伴います。
誘拐犯たちにとって、これほど無防備で美味しい状態はないわけです。
誘拐目的の相手には、迷子札など何の意味も生じません。
また、可愛い子犬であれば、見つけた人が悪気なくそのまま飼ってしまうこともあります。
迷子に愛犬がなったまま、そのまま帰ってこないケースも多いのです。
ちなみに、愛犬が迷子になったケースでは、警察や動物愛護センター、保険などに報告することが肝心となります。
愛犬が迷子になった際に、どのように対処すればよいのか分からない飼い主さんは、次の記事を参照してみましょう。
関連記事:「チワワが脱走した時の探し方!いなくなった原因と対処法」
チワワのように小さい腕に抱えて運びやすい小型犬が、最も周囲に気づかれに誘拐されやすいと言えます。
また、人懐こく、吠えないワンちゃんは、犯人にとってねらい目の犬となります。
さらに、「転売する」しやすい、子犬は狙われやすくなります。
珍しい高値で売れそうなワンちゃんも危ないですね。
一番誘拐しやすいワンちゃんの特徴は、小型犬で社交性があり吠えない犬と言えます。