ペットでワンちゃんを飼っている理由は、とにかく単純にワンちゃんが好きだからでしょう。
こういう飼い主さんたちにとってワンちゃんは、当然のごとく家族の一員であり、子犬の時は本当に自分の子供の用だし、成犬になれば友人だったり、頼もしいパートナーだったり、あるいは
心を癒してくれる存在だったりします。
子供であれば、ワンちゃんの世話をしながらも、一緒に成長もしていけます。
ワンちゃんはどうしても短命だから先に死んでしまいますが、こういうワンちゃん好きの飼い主さんたちは、また必ず次のワンちゃんを飼いますね。
ワンちゃんがいなくては寂しくて、我慢できないんですよね。
ウチの家族も大の動物好きで常に我が家には、ワンコかニャンコがいました。
だから私にとっては、物心がついた子供時代から家の中にペットがいるのが当たり前の生活であり、当然のごとく動物が大好きになってしまったわけです。
大学時代に初めて一人立ちして実家を離れた時、とても新鮮でしたが、やはりワンちゃんたちがいない初めての生活は少し寂しくも感じましたね。
口うるさい親からは離れて自由を感じましたが、ワンちゃんがいないのはちょっと辛かったです。
現在我が家はワンちゃんのみで、チワワのビビとチアプー(チワワとトイプーのミックス)のモコの2匹。
生き物は基本何でも好きなのだけど、今はチワワにはまってますね。
もちろんモコも大好きだよ。
そんなチワワ大好きの私が、最近疑問を感じてよく考えているのが、時には大好きなチワワと一緒に寝たいってこと。
実際には、時々一緒に寝てるんですけどね。
犬のしつけ本を読めばきまってかいてある内容が、「ワンちゃんと一緒に寝てはいけない」とうこと。
そのくせ必ず、「犬は集団生活をする生き物なので、飼い主のそばにいることで安心する」とも書かれており、思わずどっちだはっきりしろと言いたくなります。
大抵、ワンちゃんと一緒に寝てはダメな理由として述べられているのが次の3つ。
1.愛犬との主従関係をしっかりと築くため
2.衛生面での問題があるため
3.愛犬の精神的自立を促すため
最もらしい理由ばかりですが、あなたはどう考えていますか?
実際には私のワンコ好きの知人で一緒に寝てる奴もいるし、私も時々一緒に寝る時があります。
ウチのワンちゃんたちは、たまに何故か不安を感じるのかよく分からないのですが、情緒不安定な感じになり、私が寝ようと寝室に行くと、盛んに鳴いてドアを掻きむしることがあります。
こんな時は、1匹がし出すと必ず誘発されるのか、必ず2匹でし出しますね。
暫くは鳴き止むか様子を伺っているのですが、いつまで経っても止まない時があります。
そんな時は一緒に寝てあげてます。
その時いつも、ワンちゃんと一緒に寝るのはNGって書いてあったなあと、頭の片隅に浮かびます。
でもそんなことは私にとっては糞喰らえです。
ケースバイケースだと思っています。
愛犬との生活においては、しつけ本などには王道の考え方が載っていますが、実際にチワワを飼っていて、時には疑問に感じてしまうような内容ってありませんか?
チワワファンクラブでは、当然役立つ情報を第一にたくさん紹介していきますが、チワワファンのみなさんと、時にはいろんな疑問点などを情報交換していきたいと思っています。
四角四面に王道の同じことを書いていただけでは価値がありませんからね。
だから基本の正しい情報を柱として紹介した上で、いろんな考え方なども同時に発信していくつもりです。
一つの事象であっても、少し角度を変えるだけでいろんな楽しい違った事実が見えてくるものなのです。
そこから新しい気づきや新たな発見が生まれます。
チワワ好きの飼い主さんたちと一緒に、たくさんのチワワの魅力を見つけていきましょう。
ということで今回は、大好きなチワワと一緒に寝たい人たちのために、本当にワンちゃんと一緒に寝ることがNGなのか一緒に考えていきましょう。
チワワをきちんとしつけるためには、主従関係をしっかり築く必要があります。
これはチワワがオオカミを先祖に持ち、群れ社会に暮らした遺伝子のため、リーダーを必要とするためです。
そのため、チワワが自分がリーダーだと思い、飼い主さんを部下だと感じると、少しも言うことを聞かなくなり、バカにされてしまうからです。
確かにオオカミの群れ社会では、リーダーのオオカミと他のオオカミは一線が引かれており、一緒の場所で寝たりはしないみたいです。
リーダーの威厳を保つためか、寝るときは少し距離をとって、リーダーと部下が体を温め合いながら一緒に寝ることはないそうです。
ここまでで分かることは、体をくっつけて寝るのはNGだが、一緒の部屋に寝る分には問題は無いということです。
つまり寝床は分けろということですね。
あなたのチワワと一緒に寝たいという要求が、同部屋で寝床を並べて寝られればいいレベルであればこれで問題解決です。
しかし多分多くの飼い主さんは、チワワと同じ寝床で枕を並べて眠りたいわけでしょうから、もう少し深く考えていく必要があります。
ワンちゃんのしつけ本には、「犬は集団生活をする生き物なので、飼い主のそばにいることで安心する」とかかれています。
この意味からすれば、チワワは飼い主さんと同じ部屋で寝られれば満足なんでしょうかね。
あなたは愛犬のチワワの行動から、どう印象を受けますか?
ウチのビビは、普段であればお利巧に一人で寝られるし、同部屋に飼い主がいれば大満足って感じです。
ところが先ほど述べたような、情緒不安を感じるような不安行動を起こしたときは、呼んであげれば私の寝床に潜り込んできて、体を引っ付けてきます。
だからこんな時は一緒に寝てあげています。
この時はモコも一緒、必ず2匹一緒にきますね。
体を合わせることで主従関係が築けないというならば、それこそ抱っこもできません。
確かにチワワは体が小さいから、頭の上に持ち上げて、チワワが上から飼い主を眺めるような形で抱いたり、体の上に乗せていたりばかりすると、自分の方がひょっとして偉くないなんて錯覚を起こすかも知れません。
だからまだしつけの最中で、しっかりした主従関係が築けていない段階であれば注意が必要となるでしょうね。
しかし、ウチのビビであれば、待てや伏せなんてくらいのしつけならばできており、いろいろ言うこともしっかり聞きます。
最低限の主従関係は構築できていると自負しています。
従ってたまに一緒に寝ても、問題はないと判断しています。
なお、たまに一緒に寝る程度であれば、日ごろのしつけをきちんと行えば、チワワとの主従関係の構築は問題なく築けます。
ただし、甘やかして主従関係が曖昧になり、逆転してしまっている可能性がある状態であれば、きちんと主従関係が築けるまでは、一緒にチワワとは寝ない方がいいでしょうね。
初めてあなたの家に子犬のチワワがやってきた時には、一緒に寝てあげることをおすすめしたいです。
思い出してみてください。
夜泣きされませんでしたか?
みなさん子犬に泣かれて寝不足になっても、これが当たり前と感じています。
それは犬のしつけ本やネット情報などを読めばそう書いてあるからです。
だからみなさん何の疑問も感じずに、子犬を一人寂しくケージに閉じ込めて夜泣きさせているわけです。
実はチワワクラブの記事の中でも、子犬を初めて飼う時には、夜泣きされて飼い主さんが寝不足なったりしますよと紹介しています。
これは事実なのでそう紹介しているわけです。
つまり、初めて家に向かえた子犬を、一人で夜ケージで寝かせれば、多くのケースで夜泣きされてしまうのです。
ここで、実際の犬社会の様子に目を向けてみましょう。
はたして子犬が泣いた場合には、母犬はどの様な行動をとるのかです。
子犬を産んだ母犬は、子犬が頼りなげにピーピー泣き出せば、たとえ自分が寝ていてもけなげに直ぐに立ち上がって、子犬に寄り添いながら身体をペロペロ舐めてあげます。
そうすると子犬はすぐに落ち着いて泣きやみ、安心した様子で寝息をたてて寝てしまいます。
つまり不安そうに泣き出せば、必ず母犬は子犬の面倒をみてあげるのです。
ところがですよ、面白いことに母犬が子犬の面倒を見るのは、本当に子犬が小さい間のみなんです。
ある程度大きくなれば、もう子犬が鳴いても母犬は面倒をみません。
このように犬社会でもきちんと年齢などを見て、しつけが行われるのです。
どうも3ヶ月あたりがボーダーラインみたいです。
つまり母犬はしっかり判断を下しており、子犬が4ヶ月も経って鳴くのは、今までのように泣いていたのではなく、それは鳴いているだけとしっかり判断しているのです。
このこだわりの泣くと、鳴くの違いに気づいてもらえたでしょうかね。
チワワの子供が人間社会の家で飼われだす時期は、母犬が一人立ちをさせようと仕出す3ヶ月は大体過ぎていますが、初めて見馴れぬ場所に来て、不安で夜泣きしているわけです。
このケースでは、鳴いているのではなく、泣いているわけだから、飼い主さんが是非母犬の代わりをしてあげて欲しいと思います。
このように子犬が本当に不安で悲しく困っている時であれば、飼い主さんが抱いたり、一緒に寝てあげれば夜泣きもせず泣き止むんじゃないかと思います。
まあ当然、まだ子犬も飼い主さんに馴れていませんから、かえって怖がったりする様子がないかなどは確認してくださいね。
子犬と寝てはいけない理由を調べると、「要求吠え」を覚えてしまうからと言われています。
ワンちゃんが無駄吠えをする理由は、この「要求吠え」と「警戒・威嚇吠え」の2つがあると言われます。
要求吠えとはワガママな行動なわけで、チワワが飼い主さんに早く散歩に連れていけとか、早くご飯頂戴なんて具合に要求するために吠えることです。
つまりチワワが自分がリーダーだと思っているから、あなたに命令するわけです。
これは本当にチワワを甘やかせてしまった結果生じるものです。
でも今回取り上げている夜泣きの問題は、本当に子犬が寂しくて不安で泣いてしまっているのです。
いわば心の叫びなわけです。
このような時の子犬の要求に答えてあげても、それが原因で「要求吠え」を覚えてしまうとは思えません。
子犬もいつまでも夜泣きしたりはしません。
環境に馴れてきて落ち着けば、自然に泣かなくなります。
そうなれば、一人で寝かせてあげればいいのです。
そうすれば、「要求吠え」を覚えるどころか、子犬のチワワと飼い主さんの信頼関係がグッと深まることができるはずだと私は思いますが、みなさんは感想どうですか?
私はこれは、バカなたわごとだと思っています。
しかし、真面目な話、アレルギー問題はあり得るのかなとも感じています。
確かにチワワと一緒に夜から朝まで一緒に寝るのは、かなりの時間を共にします。
適度に接してチワワと暮らす分には大丈夫なケースでも、あまりに頻繁に接していると、アレルギーを引き起こしてしまうような飼い主さんも中にはいるかもしれません。
でも、チワワ好きな飼い主さんたちは、休日など一緒にいられる日は、結構ずっと一緒にいたりするものです。
そのような状態で何ともなければ、アレルギー問題もさほど神経質になり過ぎる必要もないと思えます。
・ダニやノミがうつる。
・毛が抜けて布団に付く。
・肛門周りがシーツに触れる。
チワワと一緒に寝ることで問題となる衛生上の問題として、上記のようなことが一般的には言われています。
世の中には、私的には信じられない事なんですが、ワンちゃんが嫌いだったり、苦手な人が存在します。
そのような人であれば、上記のような問題を聞けば震えあがってしまうのかも知れませんね。
でもチワワ好きの飼い主さんたちにとっては、何ら問題にならないのではないでしょうか。
本来、ダニやノミなんていれば、抱っこしたりしているだけでも移りますよ。
何、毛が抜けて布団に付く。
そんなの洗濯すればいいじゃないですか。
洗濯の回数が増える手間と、チワワと一緒に寝るのを天秤にかけて、嫌やだと感じるウエイトが多ければ一緒に寝なければいいだけでしょ。
チワワ好きな飼い主さんたちは、ブラッシングやシャンプーなどもきちんと愛情をかけてやっていますよ。
だから必要以上に毛も抜けません。
ちなみに、もしもブラッシングが苦手なんて言う飼い主さんがいれば、コツを学べばいいだけ。
そんな人は、次の記事をチェックしてみましょう。
関連記事:「チワワの正しいブラッシング方法!注意点やケアポイントと効果」
これはどうでしょうね。
まあ確かに一理あるかもしれません。
しかしケースバイケース、先ほど述べたように、子犬が初めて来て夜泣きしたケースや、病気で調子が悪い時など、チワワも不安を感じ飼い主さんに寄り添って欲しい時もあるはずです。
だから、そのような時には、チワワと一緒に寝てあげるのは有りだと思います。
当然ですが、毎日べったりで、飼い主さんと一緒でなければ鳴いてしまい、チワワが一人で寝れないという状態にしてしまうのはマズイです。
愛犬の自立は確かに大事です。
人間の子供だって、いつまでも親と一緒に寝ていては困ってしまいます。
そういう意味でも、飼い主さんが注意してあげるべきでしょう。
チワワが飼い主さんと一緒でなければ寝れないのは、毎日甘やかして一緒に寝る飼い主さんの責任だと自覚しましょう。
だから、何かの時にたまに一緒に寝てあげる程度が、丁度いいのではないでしょうか。
チワワも一人で寝ることで、精神的に強いワンちゃんへと育ちやすくなります。
今回は、チワワと一緒に寝たいとのテーマで記事を書いていますが、当然べったり甘やかして毎日一緒に寝るなんて趣旨ではありません。
個体差はありますが、チワワは意外にマイペースで自立心も旺盛な犬種。
ちょっと気配りすれば、直ぐに一人で寝てくれます。
チワワが一人で寝れないようでは、それこそ飼い主さんが、出張や旅行で1日すら家を空けることができません。
ましてや、チワワをペットホテルなどに預けなければならなくなったときには大変です。
この他によく愛犬と一緒に寝ることに対して問題にされるのが、ワンちゃんの危険です。
これはどういうことかと言えば、愛犬と一緒に寝ている時の、人間の無意識の寝返りなどが危険だという指摘です。
チワワは体が特に小さい超小型犬だけに、一抹の不安が付きまといます。
確かに私も自分の寝相まではよく分からないし、こればっかりは制御できませんからね。
チワワの体重が3kg、私が60kgとして、チワワにとっては何と20倍もの重い体重のものが覆いかぶさってくる可能性があるわけです。
これを自分に換算して考えてみれば、地震の時に自分の20倍、それこそ1トンを超すような置物が倒れてきたと考えればその恐ろしさが感じとれます。
しかし人間は酔っぱらってでもいない限り、チワワと一緒に寝ているとインプットされていると、結構寝相にもセーブがかかるものです。
ましてやチワワも何か起これば鳴きますから、目が覚めます。
まあ最も、鳴かしてしまうようなことを生じてしまうとヤバイのかも知れませんけどね。
SIDS(乳幼児突然死症候群)って知ってますか。
実は特に満1歳までの赤ちゃんと、ママが一緒に添い寝すると、SIDSリスクが普段の5倍も高まるそうです。
これはママの呼吸で生じる二酸化炭素と体温が原因。
添い寝で接近した赤ちゃんが、通常より多くのママが出す二酸化酸素を吸ったり、添い寝することで、赤ちゃんの体温が上がりすぎてしまうからだそうです。
まあチワワの場合は、この赤ちゃんの状態よりは安全そうですね。
またさらに赤ちゃんは、まだ寝返りすら出来ない状態だと、添い寝で窒息する危険すらあります。
だからそのSIDSの対策としてなされているのが、大人のベッドの横にベビーベッドを並べて寝る方法。
また、布団で寝る場合は、赤ちゃんの周りを柵などで囲ってあげます。
チワワと一緒に添い寝がするのが心配ならば、この赤ちゃんと同様の対策を取るなんて方法もありますよ。
なおベッドでチワワと一緒に寝るケースでは、落下する心配もあります。
チワワは体が小さく体格が華奢なため、マジで落下させてしまうと、骨折などの危険性が生じてしまうので要注意です。
なお、普段チワワを飼っている部屋であれば、届く範囲のごみ箱などすべて片付けているはずですが、寝室だとチワワが届いてしまう範囲にうっかり物が置いてあるかもしれません。
本当にチワワは好奇心旺盛なイタズラッ子だから、あっという間に餌食になってしまいます。
ましてや、普段ならば目を光らせている飼い主さんはおねんねの最中。
こうなれば、チワワがイタズラをしないはずがありません。
チワワが飼い主さんと寝ることは絶対のNGではありません。
当然紹介したように、メリット・デメリットがあるので飼い主さんが明確に状況把握して、ケースバイケースで判断しましょう。
なお、チワワが初めてお家にやって来て、夜泣きするケースなどでは、一緒に添い寝してあげるのがおすすめです。
View Comments