今年は台風19号などにより、甚大な被害が生じました。
また南海トラフなどの大地震は、いつ起こっても不思議でないと言われています。
実際に毎年多くのみなさんが、緊急避難を実施しています。
したがって、もしもの災害に備えて防災グッズなどを準備しているみなさんも多いことでしょう。
しかしそんなあなたも、家族の一員といえる愛犬のための防災グッズの準備は整っているでしょうか?
さすがにワンちゃんの防災グッズまでは準備していないという方も多いはずです。
災害時の愛犬との同行避難を可能にするためには、愛犬用の防災グッズの準備は必須です。
今回は、いざという時のために必要な、愛犬用の防災グッズついて紹介します。
初めてこれから準備する方に役立ててもらいたいのと同時に、既に準備万端と考える方も、この機会に再度見直しを行ってもらいたいと思います。
多くの家庭で万が一の災害時に備えて、人間用の非常持ち出し袋が準備されているはずです。
愛犬を飼っている家庭であれば、その人間用の非常持ち出し袋の隣に、大事な愛犬の犬用の非常持ち出し袋も一緒に並べてもらいたいと思います。
最低3日分、できれば1週間分の水と食料は必須品となります。
さて、その他にどのようなものが最低必要か、またどのような物があれば便利かなど考えていきたいと思います。
しかしその前に、あなたの家庭のワンちゃんとの同行避難に対する防災意識がどの程度であるのか診断チェックをしてみましょう。
下記の項目について確認してみましょう。
・愛犬用の防災袋を準備できている
・フード&水の備蓄がある
・愛犬を特定可能な迷子札やマイクロチップを常備している
・愛犬と飼い主さんが一緒に写った写真を持っている
・ペット手帳を作成している
・避難用のカートやキャリーバックなどを準備している
・避難場所を把握しており、さらにその行き方を家族で共有できている
・クレートトレーニングが完了している
・トイレトレーニングなど最低限のしつけが完了している
・首輪やハーネス、ウエアなどの装着が平気で慣れている
・社会性が身に付いており、他の人に慣れている
・ご近所とペット情報を共有している
・万が一の緊急時には、愛犬を預かってくれる方がいる
・避妊・去勢手術が済んでいる
上記項目のいくつにチェックできましたか?
あなたの同行避難に対する防災意識が確認できたはずです。
チェック不可だった項目に対して、準備していってもらいたいと思います。
まずは同行避難に対して、少しでも多くの飼い主さんが認識してもらいたいですね。
環境省の「被災動物の救護対策ガイドライン」にも、飼い主の責任として大災害時には、ペットと同行避難することが原則であると明記されています。
したがって、避難をする際には、原則愛犬と一緒に行うべきであると認識しておきましょう。
人間用と犬用両方の防災袋を準備しておきましょう。
常備薬や食べ慣れたフードなど、必需品を事前準備しておきましょう。
防災袋の用意が整っていれば、緊急時にはそれを持って避難すれば良いだけで安心です。
準備が出来ておらず、災害時に慌てて用意していては、必ず大事な必需品が抜けてしまうものです。
緊急時では、人間用品の供給すらままならないのが実態です。
ペット用品の供給などは、まず届かないと思うべきでしょう。
3日分程度のフードと水の確保は必須ですが、有難いことにドッグフードであれば、小袋1つ分あればかなりの日数分となってくれます。
災害時となれば、パニックを起こして、大人しい愛犬でも逃げ出してしまうことがあり得ます。
したがって迷子札を愛犬に付けておくことはとても大切です。
この対策一つで大幅に愛犬の帰還率がUPできます。
その他にも愛犬と一緒に写った写真を持っていることで、飼い主さんである証明にもなります。
また、ペット手帳を作成して、ここに愛犬の写真を貼り、名前、年齢、病気の有無、登録番号、予防接種の情報などを書き込んでおくと役立ちますよ。
普段使用しているカートやキャリーバックで問題ないので、避難用に準備しておくことも必須です。
災害時はリックタイプが、両手が自由に使えて便利かもしれませんね。
また、避難場所や避難経路、目印などは事前に家族間で決めておきましょう。
愛犬と一緒に避難生活をするためには、最低限のしつけが必要となります。
避難所では、ワンちゃんは主にハウスやクレートでの生活となります。
このため過度なストレスを感じたり、出してと鳴いたりしないように、慣らしておく必要があります。
また、クレートから出してあげるためには、衛生面の問題からもトイレトレーニングが完了している必要があります。
災害時の防寒対策となるウエアや、保定の必需品となる首輪やリード、ハーネスには慣らしておきましょう。
愛犬に社会性が身についていることもとても大切となります。
飼い主さん以外の他人がいても平気であり、触れられることにも慣れていないと、周りに迷惑をかけたり、ワンちゃん自身がストレスを感じてしまいます。
ご近所さんとは、ペット情報を交換して犬友となっておくことで、お互いに災害時に助け合うことができます。
災害時においては、最悪愛犬と一緒にいられない状況が発生する可能性もあります。
そのようなケースでは、知人や親戚など預かってくれる方を確保しておくと安心できます。
避妊や去勢手術を済ませておくと、トラブル防止に役立ちます。
愛犬と同行避難を行おうとした場合、このような事前対策が大切となってきます。
犬用防災グッズを準備しておくことで、安心して避難生活がおくれます。
また、最低限のしつけの訓練は必須であり、これらのしつけをマスターしていることで、愛犬をストレスから守れるし、回りへの迷惑を最小限に抑えることができます。
引き続き、犬用防災グッズについて詳しくみていきましょう。
災害時の避難に際して必需品となる、犬の防災グッズに関して紹介します。
食べ物を摂取しなければ死んでしまいます。
あたり前ですが、先ずはフードと水をしっかり準備してください。
フードは普段食べ慣れたドッグフードがおすすめです。
開封しなければ、通常フードは1年以上の賞味期限があります。
事前に必ず防災袋の中に入れておきましょう。
ローリングストックが基本となります。
ローリングストックとは、ドッグフードを常日頃賞味期限を確認しながら備蓄して、「食べ回しながら備蓄する」方法です。
我が家で愛用しているドッグフードは「モグワン」です。
いろんなサイトでもナンバーワンとして紹介されることも多い人気フードです。
事前準備のフードとしておすすめしておきます。
興味がある飼い主さんはこちらの「体験レビュー」をチェックしてみてください。
さらに詳しくモグワンの魅了が知りたい場合は、「モグワン感想&解説」をどうぞ。
さらにもう一つ紹介したいドッグフードが「犬心ドッグフード消化器ケア」です。
ワンちゃんたちも、慣れない避難生活でストレスを感じ、胃腸を壊しやすくなります。
そこでオススメしたいフードが、療養食で消化器ケア専門のドッグフードである「犬心ドッグフード消化器ケア」です。
避難生活においては、愛犬のお腹を守ってあげることがとても大切となります。
「犬心ドッグフード消化器ケア」の詳細情報を知りたい方は、次の記事をチェックしてみましょう。
折り畳み式の簡易食器が、場所を取らずコンパクトでオススメです。
また、持ち運ぶためには、軽くて割れない安心シリコン素材のタイプがおすすめです。
首輪やハーネスには、迷子札などの鑑札を付けておくことが大事となります。
また、散歩やお出掛け時を利用して、日ごろから首輪・ハーネス・リードなどの装着に慣らしておく必要があります。
留守番時や部屋にいる際にも、首輪やハーネスを常に付けておく対策も必要ですが、普段常備していない場合は、いざという非常時にサッと持ち出すことが肝心となります。
しかし、いざという緊急時においては、焦って持ち出しを忘れる可能性も高まるため、犬用防災グッズとして、普段使用しているものと同じ物を、防災袋に入れておくのがおすすめです。
災害時には、ドッグウエアも必需品です。
ベストタイプの簡易なものから、手足まで体全体を覆うタイプ、雨を避けるレインコートなど、用途に従いいろんなウエットがあり、犬種やライフスタイルに合わせて選択すべきです。
災害時のウエアは、機能性を重視してセレクトするのがポイントです。
オススメは、大は小を制すではありませんが、犬の手足まですっぽり覆うことができるタイプといえます。
冬場は防寒対策の寒さ避け、夏場であれば日差しや紫外線から身を守れます。
また、抜け毛の予防やカラダの汚れも保護できます。
ただし、準備のみしていてもダメです。
日頃から愛犬に洋服を着せることで、慣れさせておかないと、いきなり災害時に使用してもワンコにストレスをさらに与えることとなってしまうので要注意です。
また、災害時の避難では、靴や靴下も必需品といえます。
被災地では、ガラスの破片などあらゆる危険なモノが散乱しています。
愛犬が素足ではケガのもとです。
外を歩く際には、靴や靴下を履かせる必要があり、必需品となります。
・ペットシート
・犬用おむつ
・マナーベルト
・マナーパンツ
・臭わないウンチ処理袋
最低でも上記トイレグッズは必須です。
しっかりトイレトレーニングが完了しているはずの愛犬でも、環境が変わった場所で生活すればストレスも生じ、粗相をしやすくなっています。
このため、愛犬を避難所などで生活させる際は、衛生面や周りへの配慮からもトイレグッズを忘れてはいけません。
抗菌・除菌・消臭効果のあるスプレーは一つは必要です。
避難時においては、食器を洗ったり、ウエアーやクレートなどを洗って掃除することはまず不可能です。
このため、抗菌・除菌・消臭効果のあるスプレーは、愛犬の身の回りを清潔に保つために必要なものとなります。
愛犬の体を清潔に保ち、傷などの処置が可能な化粧品も必需品です。
ここで避難時には是非常備して欲しい、オススメの万能効果が働く化粧品を紹介します。
犬用化粧水アヴァンスは、痒み・脱毛・乾燥肌・フケなどの皮膚トラブルや、被毛を全身ケアする日本初のワンちゃんの皮膚トラブルに対応した犬用化粧水です。
実はアヴァンスは万能化粧水であり、高い抗炎症作用とアンチエイジング効果を併せ持ち、さまざまな肌ストレスはもちろんのこと、涙やけのケアにも最高であり、その他にも皮膚炎・目やにや耳のケア・脚や肉球の炎症・毛並みへの効果なんて具合に用途が豊富ですごく使いやすく重宝です。
是非一つ手元に置いておけば、オールマイティにお肌のケアに使えるありがたいペット用化粧水です。
このためAVANCE(アヴァンス)が一つあれば、ちょっとしたケガや皮膚トラブルなど全てに対応可能となり、災害時には是非備えておきたい万能薬となります。
犬用化粧水アヴァンスについて詳しく知りたい方は、次の記事を参照してみましょう。
災害時に愛犬を安全に移動させるのにおすすめなのがキャリーバッグです。
小型犬ならば簡単にすっぽりキャリーバッグに入れてしまうことが可能であり、一番安全な移動手段といえます。
リックタイプや肩掛けタイプであれば、両手が使えて安全です。
また、避難所に着いてから、愛犬を安全に待機させるのが、クレートやケージとなります。
愛犬が超小型犬や小型犬であれば、折りたたんで保管することができる、コンパクトなタイプがあり、さほど持ち運びも困難ではありません。
ただし、中型犬や大型犬のサイズとなれば、さすがに持ち運びは大変となりますが、避難所での愛犬の生活を考えた場合、防災グッズとして準備しておいた方が良いといえます。
犬用化粧水アヴァンスや抗菌・除菌・消臭スプレーでも事足りますが、避難生活が長引いたケースなどでは、「docdogドライシャンプー」があれば万全ですね。
愛犬をシャンプー出来ないと、どうして体臭などが気になってきます。
もちろん全身シャンプーなどはほぼ災害時では無理ですが、「docdogドライシャンプー」を使えば水がなくても、部分洗いレベルのシャンプーであれば可能となります。
ドックドッグ 国産オーガニック足元専用シャンプー 【水を使わないタイプ】 犬用 200ml 獣医師・トリマー監修
価格:¥2,420
今回、愛犬の災害対応時の避難生活で、必須の愛犬グッズを紹介しました。
是非参考にして、事前準備を必ず行っておきましょう。
また、避難生活を愛犬と一緒にするためには、最低限のしつけ等も必要であると認識して対応しておきましょう。