あなたの愛犬は、もしかしてあなたに向かってほふく前進で近寄ってくるなんてことありますか?
うちのワンコのチワワがほふく前進するのを初めて見た時には、ビックリしたのと同時に思わず笑ってしまいましたね。
お尻歩きならば時々よく行いますが、ほふく前進で近寄ってくるのには本当驚きましたね。
思わず動画で乗せようかなんて思いましたが、調べてみると結構行うワンちゃんも多いようです。
はたしてどんな原因や心理状態で行っているのか、今回は犬が何故ほふく前進をするかの謎について紹介します。
愛犬がほふく前進する様子は愛らしく感じられましが、はたして病気など注意するべきなのでしょうか?
ほふく前進自体には、とくに心配することはありません。
ほふく前進しても、元気にしていれば通常大丈夫です。
ただし、ほふく前進の際に、後ろ足を伸ばす行動が見られたときは少し注意が必要です。
もしかすると、膝蓋骨脱臼(しつがいこつだっきゅう)の恐れがあります。
膝蓋骨脱臼は、小型犬によく起こる病気です。
愛犬が後ろ足を伸ばしていないかだけは、ほふく前進の際にしっかりチェックしてみましょう。
といっても基本ほふく前進時には、普通後足は伸びるので、まったく動かさないか、普段の状態を確認となりますね。
実際にワンちゃんのほふく前進の様子を動画で見てみましょう。
どうですか、何とも見事なもんですね。
するすると上手に流れるように進んで行きますね。
本来それほど大きなこれというほどの原因はないそうです。
だから、ほふく前進をしない犬もいるのです。
通常ほふく前進は、小型犬や中型犬がよく行います。
大型犬はあまりほふく前進をおこなったりしません。
これは単純な原因であり、大型犬のように体大きくて体重が重いと、なかなか簡単にはほふく前進で前に進めないからです。
かといって全く大型犬が、ほふく前進しないわけではなく、ラブラドールレトリーバーが大きな体でなかなか前に進めないのに、一生懸命ほふく前進しているほのぼのした愛らしい姿を以前動画で見たことがあります。
なお、愛犬が飼い主さんめがけて何度もほふく前進するようなケースでは、以前ほふく前進をした時に、飼い主さんが喜んで笑ったりして楽しそうに大声を出したりしたために、飼い主さんに褒められたい、興味を引きたいなどの心理が原因になっていることもあります。
本来伏せをする姿勢が、野生時代の臨戦態勢で野生時代に戻った格好です。
この状態をとって、何かの拍子で前に進んでしまえばほふく前進になります。
嬉しくて興奮している時に自然に野生に飼えり、ほふく前進しやすいそうですよ。
野生時代にワンちゃんが、ほふく前進した可能性があるのが、獲物を捕らえようと、相手に気づかれないようにジリジリと少しずつ前に出て、ほふく前進したケースです。
このように、狩猟系の動物はほふく前進を狩りの時には行います。
猫も注意して見ていると、鳥などを見つけた際には、獲物を捕らえようとジリジリほふく前進していますよ。
散歩の最中に大きな犬などに出会った時には、伏せの体勢になり、そのままほふく前進してそーっと相手を刺激しないように逃げるワンちゃんがもいます。
こんな具合に、怖い相手から逃げる際にもワンちゃんはほふく前進したりします。
最近の微笑ましいよくある動画が、愛犬が赤ちゃんと一緒にハイハイしている様子を撮ったものがあります。
これは赤ちゃんのハイハイの様子をワンちゃんが見て、真似てほふく前進をしていると思えます。
はたしてどういう心理なのでしょうかね。
赤ちゃんを一生懸命に守っている気持ちなのかも知れませんね。
ほふく前進するワンちゃんは可愛いものですね。
独断メリットもありませんが、芸の一つとして愛犬にほふく前進を仕込んでみてはいかかがでしょうか?
愛犬がフセが出来れば思ったより簡単に教えることが可能ですよ。
2. 顔の前に好物のおやつを置きます。
3. 起き上がってしまわないように注意して、おやつを動かしほふく前進するように仕向けます。
4. ほふく前進したら、同時に合図をします。
5. ほふく前進をしたら思いっきり褒めてあげましょう。
この手順で何度か繰り返せば、愛犬が合図でほふく前進ができるようになりますよ。
愛犬が行うほふく前進には、特に大きな意味は存在しません。
それでもほふく前進で愛犬が近寄ってくれば、思わず微笑んでしまいますよね。
もしかして、飼い主さんに褒めてもらおうと行っているならば、何とも愛しくなってしまいますね。
赤ちゃんと一緒に並んでハイハイなんてしていれば、もうたまりませんね。
是非愛犬にほふく前進仕込んでみるのも楽しそうですよ。