チワワを一押しでおすすめし、みなさんにチワワの魅力を紹介する当サイトですが、チワワのミックス犬も最高に可愛いですよ。
我が家にも、ロングコートチワワのビビ（メス）の他に、チアプー（チワワ×プードル）のモコ（オス）を飼っています。
日本でも純血種同士を組み合わせたミックス犬が数年前からブームとなっています。
人気の火つけ役は、海外セレブがこぞって飼いだした事だそうです。
人間の同じ兄弟でも、お父さん似だったりお母さん似だったりして、結構顔つきが違ったりするものです。
ミックス犬は、成長に伴って顔つきが変わりやすいともいわれ、どんな風に成長するか楽しみですね。
今回は、チワワのミックス犬に関しての呼び名や、どんな顔をしているのか、さらに特徴について簡単に紹介します。
まず最初に、ミックス犬と雑種の違いについて知っておくべきです。
どちらも違う犬種同士から生まれた犬種のことを指すため、本来は呼び名が違うだけで、雑種とミックス犬の意味は同じといえます。
しかし近年は明白な区別がなされており、ペットショップ等での販売が開始されるようになってからは、はっきりと定義付けがされています。
ミックス犬とは「F1犬」とも呼ばれ、純血種同士をかけ合わせた犬の事を指します。
・クオーターではなく、純血種から生まれたハーフであること。
・明確な意図により交配を行い、特定の犬を生み出そうとしていること
・意図を持たずに、無作為な交配で生まれた犬
ミックス犬は、公式には犬種として認められていませんが、徐々に認識特徴が確定しだしています。
ミックス犬の最大の魅了は、人気の高い優れた特徴がある純血種同士を掛け合わせる事で、お互いの犬種の見た目や性格などのいいとこ取りができるといったメリットがあるとされることです。
さらに、オンリーワンの個性的な子に育つところに楽しみが生まれます。
ただし、ミックスした犬種の特徴を必ずしも引き継ぐ訳ではないと認識しておくことが大切です。
人間の子どもであっても、ちっとも親に似ていない子だってあるのと同様です。
通常は、母犬に似やすいと言われていますが、当然絶対ではなく、両親の特徴を半分ずつ引き継ぐ、またはどちらかに偏っている、そして最悪どちらの特徴も見あたらない子だっているのです。
あとよく言われるメリットが、体が丈夫だということです。
ミックス犬は、２種類の純血種の遺伝子が掛け合わされているので、雑種強勢という特徴が生じ、もとの純潔犬種より強く病気にかかりにくいまた、能力アップが期待できるとされています。
一般的に昔から雑種が長生きとされてきた理由となります。
ただし、「ミックス犬は病気に強い」と言われていますが、チワワのミックス犬であれば、水頭症などのチワワに多い遺伝疾患が出にくくなるということです。
例えばミックス犬であっても、チワワと同様の超小型犬とのミックスであれば、パテラなどの膝蓋骨脱臼である関節疾患は相変わらず出やすく、体格の遺伝は影響すると知っておきましょう。
このため、中型犬とミックスしたケースでは、関節疾患は純潔チワワよりは出にくくなりますが、ミックスした中型犬よりは出やすくなるわけです。
なので単純にミックス犬が強いと錯覚しないようにしましょう。
チワワミックス犬の最大の魅力は、一番の魅力であるウルウルした大きなクリクリ目の顔立ちが受け継がれることでしょう。
チワワ好きの方は、あのやや短めな鼻も好きな人が多く、大きな目とあの特徴ある鼻をバランスよく受け継がれれば文句なしのはずです。
例えば、トイプードルの目はアーモンドアイと呼ばれてやや小さめですが、チワワとミックスすれば、チワワの特徴であるクリクリで大きな目が引き継がれる可能性があるわけです。
また、短足で胴長のニチュアダックスフンドは、ヘルニアが弱点ですが、チワワと配合すればバランスが良くなるとされています。
この他にもチワワは被毛の長さが一定で止まるため、どんどん毛が伸びる長毛犬種との相性が良いともいわれており、ミックスすることでトリミングの頻度が抑えられます。
ミックス犬には、このようなメリットもあるため、しっかり特徴を把握して選ぶことが大切となります。
特にチワワのミックスは、成長につれて容姿が変わりやすいのが特徴ともいわれています。
どのような変化が生じるか、期待しながら飼ってみるのも楽しそうですね。
ミックス犬の場合、なかなか適正体重が分かりません。
チワワとのミックス犬の場合、当然相手次第なのですが、多くのケースで小型～中型サイズになります。
体重は3～20㎏くらいの範囲と言えるでしょう。
定期健診や予防接種の際にかかりつけの獣医師に尋ねてみたり、おすすめはBCS(ボディ・コンディション・スコア)を参考にして適正体重を調べてみることです。
BCSとは、ワンちゃんの体型を知る目安とされる、ボディ・コンディション・スコアという評価方法のことです。
チェックした項目から、愛犬の体型が５段階のどこに当てはまるのかを知ることにより、 ワンちゃんの体型を管理することができます。
このBCS(ボディ・コンディション・スコア)を参考してみてください。
チワプー(プーチー)とは、「チワワ×トイプードル」のミックス犬のことです。
チワプーは、プードルとチワワの両方の特徴を引き継ぎますが、特にプードルの特徴が強くあらわれることが多いとされています。
性格は、チワワの神経質で怖がりなところと、トイ・プードルの社交性の高いおとなしい性格が混じります。
目がクリクリになります。
被毛は少しカールしたもこもこな感じ。
耳は垂れ耳が多い。
抜け毛は少なめ目だが、チワワ毛質に偏った子はある程度の抜け毛は覚悟すべきといえます。
被毛の色は「ブラウン」「ホワイト」「クリーム」「ブラック」など多種多様。
販売価格は結構幅があり、10〜30万円が目安となります。
体重は3.0～6.0㎏程度。
我が家もチワプーのモコを飼っていますが、現在体重が6.3kg程度で少し太り気味。
甘えん坊ですぐ寄り添ってきます。
目はクリクリ、ややカールした被毛に垂れ耳と、見事に標準特徴を受け継いでいますね。
散歩が苦手で外に出ると固まってしまいますが、少しずつ頑張って出来るように努力しています。
ポメチワ（ポメチー）とは、「チワワ×ポメラニアン」のミックス犬のことです。
ポメチワは、チワワの可愛らしい顔立ちに、ポメラニアンの美しいふわふわの毛並が合わさり、とてもゴージャスな見た目のワンちゃんになります。
どちらも超小型犬のため、成犬時もサイズはあまり大きくはなりません。
両犬種とも吠えぐせがあり、気が強く、さらに噛み癖が出やすいので、しつけは注意してしっかり行う必要があります。
初心者は止めておいた方が無難です。
毛質はポメラニアンに似た子が多く、カラーはバラエティーに富んでいますが、フォーン系、クリーム系、パーティ系あたりが多めです。
ポメラニアンは抜け毛が非常に多く管理が大変ですが、チワワとミックスする事で、ボリュームが少なくなります。
値段は15万円前後が平均相場。
体重は2.5～3.5㎏程度。
チワックスとは、「チワワ×ダックスフンド」のミックス犬のことです。
出典：https://maruone.com/blog/entry/24195
チワックスは、ダックスの胴長短足の特徴とチワワのくりっとしたアップルヘッドが合わさり、体はダックスで顔はチワワ似となり、サイズはダックスよりも小さくなる事が多く、体高が低めになります。
胴長短足が多少バランスよくなり、ヘルニア負担が軽くなります。
性格は、甘えん坊で人懐っこいです。
体重は3.0～6.0㎏。
体の大きさは、ダックスのスタンダード・ミニチュア・カニンヘンなどのサイズより変わってきます。
価格は10~13万円。
チワマルとは、「チワワ×マルチーズ」のミックス犬のことです。
出典：https://wanchan.jp/osusume/detail/13895
チワマルは、ふわふわの被毛で真ん丸な体を包んだ可愛らしいミックス犬です。
抜け毛の多いチワワのデメリットを軽減してくれます。
カラーは、基本マルチーズがホワイトのため、チワワの影響次第で決まってしまいますが、
白が基本となりそこに薄めの色が入ることが多いです。
白黒のツートンもよく見られます。
性格は、甘え上手で遊び好き、成犬になると子犬時代のやんちゃさが抜け、落ち着いてきます。
耳は立ち耳と垂れ耳両方います。
体重は3.0㎏程度です。
価格は15万円前後です。
ヨーチーは、「チワワ×ヨークシャテリア」のミックス犬のことです。
ヨークシャテリアとチワワは、どちらも超小型犬のため、ヨーチーは成犬になっても3㎏程度の子が多いです。
少し大きくなった場合は、ヨークシャテリアに中型テリアの血が入っている可能性があげられます。
頭がよくてしつけがしやすいといわれ、性格は甘えん坊で好奇心旺盛ですが、無駄吠えが多いのでしっかりしつけてください。
外見は毛質や毛色を中心にヨークシャーテリアの影響を受けやすく、顔立ちはチワワ似で、マズルが短くくりくりの大きな瞳をしています。
ブラックタンやブラックタン&ホワイトの毛色パターンが多いですが、結構金色がかったフォーンも多く、チワワの影響も出てきます。
子犬の頃はブラックタンだと思っていても、成長するとブラックカラーの毛が抜け落ちていき、カラーが変化する場合があります。
値段は12～17万円あたりが相場です。
チワパグは、「チワワ×パグ」のミックス犬のことです。
パグの顔立ちに「目」と「マズル」だけ、チワワのパズルを入れ込んだ感じです。
見た目はパグに近い印象となります。
マズルの付け根に1～2本のシワがある子が多く、耳は垂れ耳が多くなります。
性格は人懐っこくて無駄吠えとかがほとんどありません。
パグは通常「スムースコート」が多いですが、チワワがロングコートだと、ロングコートのチワパグが誕生したりもします。
体重は5kg程度です。
寿命も15年以上と長生きです。
価格は10～15万円程度です。
パピチワは、「チワワ×パピヨン」のミックス犬のことです。
パピチワは、パピヨン特有の優美な飾り毛が出ます。
性格は甘え上手で、飼い主には従順です。
多頭飼いにも向いており、人だけでなく他のペットとも仲良くなれて、小さな子供とも相性バッチリです。
体重は2.5～3kg。
外見的にはパピヨンの特徴である大きな三角形の立ち耳が目立ち、フサフサの尾もパピヨン譲りといえます。
チワワの特徴もバッチリ譲り受け、くるくるの大きな目と短いマズル、さらにアップルヘッドもチワワ似となります。
パピチワの被毛は、成長に従って変化するため楽しみです。
価格は10～15万円程度です。
チワブルは、「チワワ×フレンチブルドッグ」のミックス犬のことです。
チワブルは、見た目はフレンチブルドッグの特徴を多く引き継ぎますが、よく見ればシワはあまりありません。
短い足が特徴的であり、筋肉質なずんぐりむっくりした体格となります。
顔はフレンチブルドッグの特徴のぺちゃ鼻でなくなり、目は大きくくりっとしたチワワ特有の目となります。
耳はほとんどが立ち耳となります。
性格は愛情深く人懐っこく、特に飼い主には甘えん坊であり、フレンチブルドッグの性格が強く出ています。
ミックス犬の中では長生きといえ、寿命は12～18年程度となります。
体重は3.0～6.0㎏程度。
価格は15万円前後あたりです。
出典：https://petopi.net/dog/2595
チワズーは、「チワワ×シーズー」のミックス犬のことです。
チワズーの他にも、「チワチーズ」・「チーズー」・「シーチワ」など、結構いろんな呼ばれ方をしています。
顔立ちはシーズーの特徴が出ていることが多く、丸顔でアーモンド形の目が特徴です。
被毛はストレートのロングが多くマズルは短くなり、耳は直立よりも垂れ耳がやや多くなります。
被毛カラーはブラック・クリームあたりが多いです。
体重は3kg～8kg程度となります。
性格は明るく社交的でフレンドリー、多頭飼いＯＫです。
小さな子供との相性も良く、とても飼いやすいワンちゃんです。
価格は12～16万円あたりが相場です。
キャバチワは、「チワワ×キャバリア・キング・チャールズ・スパニエル」のミックス犬のことです。
キャバチワは、外見はキャバリア似で、体格や毛質はキャバリアの特徴がでます。
一方顔立ちはチワワ似であり、チワワの特徴の大きな瞳、短いノズル、アップルヘッドを併せ持ちます。
被毛のカラーは、ブラックタン・ブレンハイムなどが出ます。
カールした被毛が、耳や尻尾に現れやすく、耳は垂れ耳が多いです。
キャバリアの特徴を受け継ぐと体重が5～6kgと大きめの子になりがちです。
性格は人懐っこく遊び好きで、ボール遊びなどが大好きです。
数は少なめで、あまりペットショップではみかけませんが、価格は12～15万円程度です。
出典：https://m2525.exblog.jp/9077923/
チワピンは、「チワワ×ミニチュアピンシャー」のミックス犬のことです。
チワピンは、活発で社交的な性格で遊び好きのため、多頭飼いにも向いており、しつけもしやすく従順で賢いため、初心者の方におすすめの犬種です。
オビディエンス競技やアジリティ競技などを行ってみるのもおすすめです。
体型はミニピン寄りだと筋肉質で四肢が長い子となります。
反対にチワワ寄りとなった場合は、四肢が短めとなります。
多くの場合、体型はミニチュアピンシャーに似となり、顔はチワワ似が多いです。
目はチワワの特徴が出てクリクリです。
カラーは、人気のブラック&タンカラーの子が多く、その他にはブラック・ホワイト・タン・クリームなどいろいろ出ます。
耳は垂れ耳・立ち耳両方ありますが、立ち耳のチワワとミックスすれば当然立ち耳が生まれやすくなります。
体重は2～8kg程度。
価格は10万前後です。
ペキチーは、「チワワ×ペキニーズ」のミックス犬のことです。
ペキチーは、容姿はペキニーズよりとチワワよりの両パターンが生じます。
これでマズルの長さや耳の特徴が顕著に出ます。
体格もペキニーズに似れば大きくなり、チワワに似れば小さくなりますが、小型犬と超小型犬のためそれほど大きくなることはなく、3kg当たりの子が多いです。
ペキチーはペキニーズに似て一人遊びが得意なので、留守番があまり苦にならず助かります。
しかし一人遊びばかりさせておかず、信頼関係を築くうえでも一緒に遊んで、スキンシップを持つことが大切です。
価格は10～20万円程度です。