愛犬を初めてドックランに連れて行き、ドッグランデビューさせる時には、飼い主さんも緊張するものです。
楽しい時間を過ごしたいものですが、結構トラブルも多いので注意が必要です。
チワワは超小型犬で体格も華奢で、ちょっとした衝撃でもケガををしてしまいやすいので、より注意が必要で心配も増すものです。
初めてのドッグランデビューに際しては、分からないことも多いことでしょう。
そんなドッグラン初心者の飼い主さんのために、今回はドッグランでの必要な持ち物、事前にしておくべきしつけや条件、さらに良く起こる注意すべきトラブルについて紹介します。
ドッグランの人気が高まっていますが、その主な理由は次の通りです。
・愛犬を思いきり自由に運動させてあげられる
・運動不足の解消
・ストレス発散
・社会性を学べる
日常生活においては、散歩は行ってあげれてもノーリードでワンちゃんを自由に運動させて遊ばせてあげることはなかなかできません。
また、他のワンちゃんとの交流もめったに生まれないものです。
このような問題を簡単に解決してくれるのが、ドッグランです。
実はドッグランの種類って、思た以上にいろいろあります。
ドッグランを主体にした施設だけではなく、ドッグカフェやドッグショップ、トリミングサロン、宿泊先、サービスエリアなどに併設されていることも多いです。
有料施設だけではなく、公園などで無料開放されているケースもよくあります。
会員制だったり事前登録が必要なケース、またエリアが小型犬・大型犬に分かれているところもあるので、事前に確認しておくことが大切となります。
愛犬がドッグランを利用できる条件として、ワクチン接種が完了している必要があります。
多くのドッグラン施設で、ワクチンの証明書の提示を求められます。
このため、ワンクチン接種はドッグランを利用するためには必須条件だと知っておきましょう。
また、ヒート中のメス犬はトラブルの元となるため、通常利用できません。
これは常識のマナーでもあるので、飼い主さんは知っておきましょう。
どうしてもヒート中のメス犬にドッグランさせたいケースでは、貸切制度を導入している施設も多いので、確認してみるのがおすすめです。
なお、持ち物を指定していたり、利用登録のために、犬の鑑札・狂犬病予防済票・混合ワクチン接種証明書などが必要なところもあります。
このため、ドッグラン施設のホームページを確認すれば、ルールが記載されているので、必ず読んでから行くことをおすすめします。
チワワにドッグランデビューの前に覚えさせたい、役に立つしつけを紹介します。
リーダートレーニングはしつけの基本です。
リーダートレーニングとは、飼い主を家族という群れの中のリーダーだと認識させることで、主従関係を築く上に必須のしつけとなります。
ワンちゃんは群れで生活していたため、必ずリーダーを求める習性があり、認識できるリーダーがいないケースでは、自分がリーダーになってしまいます。
自分がリーダーだと思い込んでしまうと、飼い主の言うことを聞かなくなってしまい問題犬になるため要注意です。
リーダートレーニングができていれば、ドッグランにおいても飼い主の指示に従うことでトラブル回避に繋がります。
「待て」は、愛犬の行動を抑止できるしつけのため、テンションが上がってしまったり、何か問題行動を起こしそうなときにストップをかけることがきて、ドッグランでのトラブル回避に役に立ちます。
このため、できれば「待て」のしつけを身に付けてからドッグランデビューさせたいものです。
「カム(Come)」などの掛け声で、チワワを飼い主さんの元に戻るしつけの「おいで」も大切です。
トラブルが起こりそうな場面で愛犬を呼び戻すことが可能となります。
「お座り」「伏せ」を覚えていると、テンションが上がったケースなどで、愛犬の気持ちをクールダウンさせることができて効果的です。
ストップ、NOなどの禁止コマンドも大切です。
これらの禁止コマンドは使用頻度が高いです。
何かあれば愛犬の動きを止めるためによく使用するものです。
感染を防ぐために、ワクチン接種や狂犬病の予防接種などの証明書の提示が必要なケースがあります。
事前に確認しておきましょう。
マナーとして、ワンちゃんの排便を片付けるエチケット袋は必ず持参するようにしておきましょう。
なお、中にはエチケット袋を用意してくれるドッグラン施設もあります。
首輪又はハーネスなども忘れないようにしましょう。
水飲み場が準備されているドッグラン施設も多いですが、中には飲めないこともあります。
また、抵抗力の弱い子犬ですから、普段の飲み慣れた水を準備しておくことは、お腹を壊したり、しいては他のワンちゃんの病気が移る危険防止の意味合いからも大切です。
少し荷物になりますが、出来れば使い慣れた自分の器を用意してあげたいですね。
子犬は環境が変わって少し不安な状態だとしても、食べ慣れたいつもの自分の器があれば、安心して食べられるはずです。
また、他のワンちゃんが使用した容器を使用すれば、病気をもらうリスクがあります。
リードはノーリードで遊べるドッグラン施設であっても、忘れずに必ず持って行ってください。
他の施設と併設されていれば、室内を歩くときに必要となります。
またドッグランで遊ばせる時でも、ドッグランデビューであれば、最初はリードをして慣れさせるのが有効です。
ボールなどの道具の持ち込み可能なドッグラン施設の場合、オモチャを準備しておきましょう。
ドッグラン施設においては、おやつなどの持ち込みが可能なケースもあります。
事前確認して、可能ならおやつの準備もしておきましょう。
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6時間分のおしっこを吸収できますよ。
ドッグランの施設によって細かいルールが異なります。
今回行こうとしているドッグランの施設ルールを必ず事前に調べておきましょう。
最近はドッグラン施設のホームページをチェックすれば、ルールが記載されています。
ルールを事前確認することでトラブル回避できるので、必ずルールを読んでから行くことをおすすめします。
またチワワのような小型犬の場合、大型犬と一緒にドッグランをするケースでは、大きさやパワーの差から思わぬトラブルや事故を招いてしまうケースがあります。
このため、大型犬エリア・小型犬エリアにエリア分けされている施設を選ぶことも大切です。
また大型犬の場合、大型犬エリアがない場合、入れないこともあるので要注意です。
ドッグランが楽しいと、つい長居して遊んでしまうものです。
しかし、愛犬のドッグランデビューを無事にトラブルなく、楽しく済ませるコツは無理せず短時間とすることです。
ワンちゃんに疲れが出てくると注意力も散漫になり、トラブルを起こすリスクが上昇します。
もっと遊びたいと感じている状態で切り上げるのが無難で大切です。
この状態で止めておけば、チワワもドッグランは楽しいまた来たいと思ってくれるはずです。
目一杯いきなり遊んでしまうと、疲れも残ってしまいますよ。
ドッグランで自由にワンちゃんが遊んでいると、つい安心して気持ちが緩み、愛犬から目を離して友人とのおしゃべりや、スマホに夢中になっていたりしがちなもの、またひどいケースではその場から離れてしまう飼い主さんもみえます。
しかしこれは完全なマナー違反のNG行為だと認識してください。
それこそドッグランで飼い主が愛犬の面倒を見るのは常識、犬の託児施設と勘違いしてはいけません。
飼い主が目を離した隙に起こるトラブルは多いです。
あなたが愛犬から目を離す行為は、凄くリスクが伴う危険行為だと自覚しましょう。
特に初めてのドッグランデビューの際には、愛犬から目を離さないのは当然といえます。
最近はケガなどのトラブルのみならず、愛犬から目を離した隙に誘拐されたなんていう、衝撃の事件が起こっているケースもあります。
信じられませんが、ドッグランを狩場としてワンちゃんの誘拐を狙っているような人物がいたりするのです。
このような面からも、絶対愛犬から目を離すことがないようにすべきです。
関連記事「チワワが盗まれる危険!誘拐パターンと対策方法及び衝撃中国の実例」
前述した最低限のしつけを身につけてから、チワワのドッグランデビューをさせるのがおすすめです。
何もしつけが出来ていない状態や、丸っきり社会性が身についておらず、ワンちゃん同士のコミュニケーションが全くとれない状態でのドッグランデビューは、まだ時期早急だと認識してください。
ドッグランデビューの際には、チワワの体調チェックを行い、万全の状態でデビューさせてあげましょう。
ワンちゃんは自分から体調不良を伝えることができませんから、事前にしっかり飼い主さんが、食欲、排泄、様子などから愛犬の健康状態を見極める必要があります。
体調不良に気づかずにドッグランをさせてしまえば、思わぬ怪我や病気に繋がってしまう可能性があるため要注意です。
また、メス犬の場合、ヒート(発情・生理)の最中でないことが必須条件となるので注意してください。
最低限必要な持ち物があります。
前述したドッグランデビューに必要な持ち物を参考にして、忘れ物をしないように注意しましょう。
じゃれあいから本気のケンカになってしまうこともあります。
他の犬に追いかけ回されることもあります。
ドッグランに慣れないうちは、ケンカが一番の要注意なので、決して愛犬から目を離さず注意していてください。
一度怖い目にあってしまうと、ドッグラン嫌いになってしまう可能性もあります。
「おいで」「カム(Come)」の呼び戻しのしつけが出来ているつもりでも、ドッグランが楽しすぎて、愛犬のテンションが上がりすぎて興奮してしまうと、コマンド指示に従わずに愛犬を呼んでも戻らないケースがあります。
こうなると、愛犬が走り回ってしまい、なかなか捕まえることができなかったりしてしまいます。
結構、ドッグランデビューでは起こりがちなトラブルなので、焦って飼い主さんが転倒して怪我したりしないように注意しましょう。
社会性が十分身についていなかったり、内弁慶な子はなかなかほかの犬と一緒に遊べず、怖がってしまって飼い主さんのそばから離れなかったりしてしまいます。
そのような時は焦らず、リードをつけて歩いてあげたりして、少しずつドッグランの雰囲気に慣らしてあげましょう。
小型犬の場合、大型犬が混じっている場合は要注意です。
一緒に楽しく走り回っていても、パワー差はいかんとしがたいものであり、思わぬ事故に繋がってしまったりするものです。
小型犬エリアがあるドッグランを選ぶのがおすすめです。
ワンちゃんの場合、どうしてもよくマウンティングが起こってしまいます。
マウンティングは、愛犬がする場合もあれば反対にされるケースもあるでしょう。
マウンティングからケンカに発展するケースもあるため、飼い主さんは目を離さず注意して、マウンティングが生じた場合、指示コマンドを使って回避させるようにしてあげましょう。