チワワのような小型犬の場合、手軽に愛犬を自転車に乗せて出かけるケースも多いものです。
自転車はとても手軽な移動手段ですから、ちょっと病院へ連れて行ったり、ランチに近くのドッグカフェへ一緒に行ったりできます。
また、ときには足を延ばして愛犬とサイクリングを楽しみ、遠くの公園までチワワを乗せて散歩へ行ったりもできます。
自転車を利用することで、愛犬との行動範囲が広がり、いろいろな場所に一緒にお出かけが可能となります。
しかし危険も伴うため、愛犬の安全のためには、ルールを守り注意する点があります。
今回は、愛犬を自転車に乗せる方法や注意点、さらにおすすめの犬用自転車や役立つグッズについて紹介します。
最近は、愛犬のための安全性が高い、ペット専用の自転車が販売されています。
ワンちゃんを自転車のかごに乗せても大丈夫と思う方もいそうですが、道路交通法について言えば違反ではありません。
ただし、飼い主さんが自転車に乗った状態でリードを持ち、愛犬を散歩させるのは、道路交通法に違反する可能性があります。
後ろのかごのほうが大きくて乗せやすいように思いますが、後部のかごにワンちゃんを入れるのは、運転者から愛犬の様子が見えないため、危険が生じるのでやめておきましょう。
必ず、前かごにチワワを乗せてあげてください。
自転車に乗せることができるワンちゃんの大きさは、小型犬から中型犬までです。
必ずかごの耐荷重を確認してから使用することが大切ですが、一般的な自転車の前かごの耐荷重は、3kg~10kg程度となっています。
ペット専用自転車であれば、前かごに設置できるキャリーやクッションが付属しているものもあり安心です。
ただし、価格は普通の自転車よりはやや高額となってしまいます。
チワワ自転車に乗せる場所は前かごがベストでおすすめです。
ただし、そのまま愛犬をかごに乗せてしまうのは、危険と言えます。
急ブレーキを使ったりすれば、チワワがかごから飛び出してしまうリスクがあります。
このような万が一の危険に備えて、チワワにはハーネスを着用させ、リードを短くしてかごに固定するようにしてください。
首輪だと、落下したケースで宙づりになってしまい、首に強い衝撃がかかるためとても危険です。
自転車のかごにキャリーバックを乗せるのもおすすめです。
当然ですが、自転車のかごにすっぽりと入るキャリーバックでなくてはなりません。
このためサイズに注意してください。
自転車の前かごにキャリーバックを入れて、落下防止のためにベルトで固定すればOKです。
アイリスオーヤマ 低反発ペットマット L ピンク THM-L
2,000円(税込)
路面からの振動を和らげ、愛犬の体の負担を軽減してあげることができます。
低反発マットがおすすめです。
自転車対応 ペットバッグ
価格:3,280円
ペットキャリー PET QUEEN 968833 自転車対応
自転車のカゴに取り付け可能!
価格:5,054円
ドッグスリング マンダリンブラザーズ
犬 スリング チワワ キャリーバッグ
価格:4,104円
チワワなどの極小犬なら、スリングに入れて走ることだってできてしまいます。
自分の体に密着させていられるので安心できます。
なお念のため、落下防止のためにリードはスリングに固定しておきましょう。
このケースでも安全のため、チワワにハーネスを着用させるのがおすすめです。
ペットパラダイス 両面式ペットカート専用飛び出し防止ストラップ
価格:734円
飛出し防止リードを上手く活用すれば安心できますよ。
ペット対応モデル マルイシ ペットポーター 2018年モデル
50,220円(税込)
前かごに愛犬を乗せた時の安定性は抜群。
バッグには開口部が二つあり、見通しと通気性に優れ、メッシュ状になっているため、走行中に中の様子も確認できます。
アイボリー・ダークレッド・ネイビーの3色から選べます。
TOTE BOX(トートボックス)
52,639円(税込)
有名国産メーカーである「ブリヂストン」製のペット用自転車。
ウッド仕様の専用のBOXバスケットを装備しています。
とにかくスピードオーバーは厳禁、ゆっくりのんびり走りましょう。
慣れて来るとついペダルを踏んでしまいがちですが、可愛い愛犬を一緒に乗せていることを自覚して、安全運転に徹しましょう。
急に人や自転車が飛び出してきたケースなど、急ハンドルを切るのも要注意、その拍子でチワワがかごから飛び出してしまうリスクもあると認識して、注意して運転してください。
とにかく段差は要注意です。
ちょっとした段差の衝撃でも、体重の軽いチワワなら、その弾みでポンと跳ねた拍子にかごから落下するリスクがあります。
小さな段差でも見つけた際にはスピードを落として、いつでもすぐ停まれるように、ゆっくり慎重な運転をするように心がけましょう。
前かごに自分の荷物を載せて、後ろかごに愛犬を乗せたりなんてしていないでしょうね。
後ろかごに愛犬を乗せるのはNGです。
愛犬の様子を確認できません。
ワンちゃんは前かごに乗せしっかり見守り、もしも飛び出しそうなケースでは、即座に押えてしまうことが大切となります。
そのためにも愛犬は、様子を見守れる前かごに乗せるようにしてください。
万が一の愛犬の飛び出し防止のために、必ずリードを自転車に固定しておきましょう。
ドライブ用のシートにつける短いリードがおすすめです。
なお、おすすめはハーネスにリードを装着しておくことです。
チワワが飛び降りた時に、首吊り状態になる危険を防ぐことができます。
愛犬の体形に合った大きさのカゴにすることが大切です。
ワンちゃんが、座ったときにすっぽり入ってしまうくらいが理想です。
愛犬の上半身がかごのフチから大きく出るのはNG、落下の危険性が高まります。
時々かごのふちに前肢をかけた状態で乗っているワンちゃんを見かけますが、これはよくありません。
背骨や腰に負担がかかってしまうので止めてくださいね。
また、かごの目が粗いと愛犬の足や爪がはみ出たり、挟まったりてしまって、けがや骨折の原因となるためとても危険です。
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