人間であれば誰しも「健康保険証」を持っていて、病気などで病院で治療を受けた際に、全額負担をしなくてすみます。
実はペットのための「動物健康保険」があるって、あなたは知っていましたか?
愛犬も子犬の時期はすぐ体調を壊したりしてしまうし、お腹が弱い子や、チワワのようにケガに弱い犬種もいます。
動物病院によくお世話になるワンちゃんの場合、動物健康保険を持っていて、3割負担や5割負担で済めば大助かりとなります。
正直、ペットの保険への加入率・認知度は、まだまだ低いのが現状といえます。
今回は、ペットの動物健康保険について分かりやすく紹介します。
実は動物にも健康保険証があり、ペットがケガや病気にかかって病院を利用した際に、人間の健康保険証と同様に、費用の一部を負担して補ってくれるのです。
動物保険証のイメージは、みなさんが普段利用している人間用の健康保険証と同じようなカード型です。
保険会社によっては、愛犬の写真入りの動物健康保険証が受け取れたりしますよ。
ただし、人間の保険証とは少し異なります。
義務なわけではありません。
ペットの動物健康保険証を得るためには、民間のペット保険会社と契約し、動物の保健に加入することで、保険証が発行される仕組みになっています。
正直日本においては、ままだペット保険の加入率は低く、認識度も高くないため、動物健康保険証の存在すら知らない人が多いのです。
最近ペット保険も大手会社のものは、随分充実してきています。
事実、ペットの動物健康保険も、いろいろ選べるくらい種類が増えてきています。
ペット保険会社により、個性豊かな様々な企画のプランがあります。
プランにより補償内容もかなり違ったものとなり、それに合わせて勿論保険料も違います。
基本パターンとして、加入時の犬の年齢によっても保険料が変わり、一般的に年齢が高いほど保険料は高くなります。
この辺りは、人間の保険と同様です。
歳をとるほど、病気にかかる確率が高くなるからです。
ただしワンちゃんの場合、人間よりずっと年を取ってしまうスピードが早いため、毎年見直すようになっていたりもします。
あと注意したいのが、加入しようとしたペット保険会社と、提携している動物病院がどこにあるかです。
動物病院が提携していれば、保険証を掲示するだけで簡単に、プラン内容に沿った支払い額で済ませることができます。
このため、行きつけの動物病院が提携しているのか、また近くに提携している動物病院が存在するのかが重要となります。
提携していない動物病院の場合は、高額な支払いもまず実費で払うことになり大変です。
さらに後日、必要書類をそろえて、ペット保険会社に提出し支払いを請求するなど、かなり面倒な手間がかかってしまいます。
プランによって保険の対象は様々なため、とにかく慎重に選ぶことが大事となります。
通常は、入院費・通院費・手術費用を負担してくれるのが、動物保険証と思えばよいでしょう。
負担額と保証が違ってくるから、プランは本当に慎重に考えて選ぶ必要があります。
例えば、3割負担と5割負担では、ぜんぜん違います。
しかしこれは契約額が違ってくるから、家庭の経済力や愛犬の状態なども考えるべきです。
ただし、ペットの動物健康保険証を持っているだけでも、いざという時を考えると、随分精神的不安は軽減できますよ。
あと注意すべき点が、保険の対象外となる項目があることです。
ワクチン接種などの予防接種・去勢や避妊などのワンちゃんが健康な状態で行う処置などが対象外に該当します。
この辺りの該当項目は、慎重に確認しておきましょう。
保険が効くつもりでいた病気などが、対象外であれば本当に精神的ショックを受けてしまいますからね。
ワンちゃんも、高齢になってしまうと加入ができないケースがあります。
年齢制限は確認しておくべきです。
高齢犬になれば、病気がちとなり動物病院に通う頻度も増えてきます。
そこで保険に加入しようとしたところ、年齢制限にひかかってしまうこともあり得ます。
また保険に加入する前に病気が発症してしまうと、その発症した病気には保険が効かなくなってしまいます。
このため、胃腸や肝臓が弱いなどという愛犬は、加入のタイミングを逃さないことが大切となります。
こんなワンちゃんには、特に保険加入をお勧めしたいですね。
パピー(子犬)の場合は、病院にかかることも多く、値段も安く入れることも多いので、今の時代新しく子犬を飼ったならば、思い切ってそのタイミングで保険加入してもらいたいですね。
愛犬も家族の一員です。
ペット保険も昔と違い、かなり充実してきています。
今の時代は、愛犬も保険に入れておく時代に突入してきたように感じられます。
ミニチュアダックスフンドのように、かなりの確率で足腰を悪くする可能性が高い犬種などはおすすめです。
チワワも、超小型犬でいつもケガとは隣合わせ、心臓なども弱い犬種なので、考えてあげて欲しい犬種といえます。
普段からすぐお腹を壊すなど、頻繁に体調を崩してよく動物病院の世話になっているワンちゃん。
上記のようなワンちゃんたちは是非、保険加入して愛犬のために動物健康保険証を作ってあげて欲しいものです。
一度ペットの動物健康保険に入ってさえしまえば、継続することで、何歳まででも健康保険証を使うことができるから、高齢犬になっても安心できますよ。