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チワワがマムシに噛まれた時の対処法!注意点や治療法

愛犬の散歩中に、マムシに噛まれてしまう事故は頻繁によく起こります。
ワンちゃんは動くものに注意を示して追いかけてしまったり、匂いをかぐために近づく習性があるため、蛇にはよく噛まれてしまいます。
マムシは猛毒を持っているため、チワワが噛まれた場合、直ぐに動物病院に連れて行き、治療をしてもらう必要があります。

ワンちゃんは、マムシに噛まれても平気で死なないという噂がありますが本当でしょうか?
また、マムシ以外でも注意すべき蛇はいるのでようか?

今回は、チワワがマムシに噛まれた時の対処法や注意点、治療法などについて紹介します。

マムシに犬が噛まれても死なないという噂は本当?

よくワンちゃんの場合、マムシに噛まれても死ぬことはないと言われていますが、本当なのでしょうか。
どうやらワンちゃんの場合、人間よりはマムシの毒に対して抵抗力は高いようです。
しかし、マムシの毒に耐性があるというわけではなさそうです。

でも昔は、愛犬がマムシに噛まれてもそのまま動物病院にも連れていかず放置するケースが多かったみたいです。
しかしそのようなワンちゃんは、顔がパンパンに腫れあがったそうです。
死ななかったとしても、かなり苦しかったはずです。

このような昔のワンちゃんは、多くが日本古来からいる柴犬などの種類となります。
現代は室内で飼うチワワのような小型犬が人気で、身体が小さい小型犬では、マムシの毒により大事に至るケースも多く、実際マムシに小型犬が噛まれてしまったら死亡する確率の方が高いそうです。

放置するとマムシに噛まれた部位は、毒により皮膚の壊死や化膿が起こり、緊急手術が必要な状態まで悪化し、最悪死に至ってしまうケースもあるのです。
大型犬などはマムシに噛まれても死なないケースもあるみたいですが、体調によっては危険が生じるでしょうし、処置をしてあげなくては苦しみます。
また、小型犬や子犬などは、普通に命を落としてしまうケースが起こるため、ワンちゃんがマムシに噛まれても死なないという噂は誤りと言えます。
したがって、愛犬がマムシに噛まれた場合は、至急動物病院に連れて行くようにしてください。

マムシに愛犬が噛まれた時の症状と対処法

ワンちゃんは、マムシの抗体は持っていません。
したがって噛まれた箇所は腫れ上がり、時間が経てば化膿し皮膚の壊死が起こってしまいます。
適切な治療をおこなわなければ、命に関係してしまいます。
このため、マムシに愛犬が噛まれた時の飼い主さんができる最善の対処法は、とにかく1秒でも早く動物病院に連れて行くことです。

事前連絡を入れておくのがおすすめです。
そうすれば、ケースによっては手術の準備を整えてくれますし、診察の順番も優先してもらえます。

動物病院で行う治療は、体内に毒が回るのを防ぐために、抗生物質、ステロイド剤と抗ヒスタミン剤が投与されます。
この他では、セファランチンと言われる薬を投与することもあります。
また、それに加えて輸血の処置が取られる事も多いです。
これは、マムシの毒は溶血毒のため、全身の血を破壊して、貧血を起こすからです。
愛犬がマムシに噛まれて直ぐに動物病院に連れて行くことができれば、この後傷口の消毒を行って大事にならず大抵完了できます。

蛇の毒と言えば血清を打つ必要があるイメージがあることでしょう。
しかし実際に、マムシ抗毒素血清を置いているような動物病院はあまりありません。
理由はワンちゃんの場合、先ほど紹介した治療で事足りてしまうからです。

しかし時間が経ってしまい、マムシに噛まれた部位が壊死を起こしてしまっているケースでは、緊急手術を行い入院の必要も生じてしまいます。
これらの処置を行えば、よほど放置して悪化させていなければ快方に向かうはずです。

マムシの特徴


マムシの特徴を知っておきましょう。
クサリヘビ科マムシ属の毒蛇で、日本全国どこにでもいます。
全長は45cmから80cmほどの大きさで、小型サイズの蛇と言えます。

頭は三角の形をしているのが特徴で、胴が太く短いずんぐり体型です。
色は濃い褐色~赤茶色。
体には銭形模様といわれる独特の模様があります。
また、柄の真ん中に色の濃い斑点があるのが特徴。

それこそ畦道などにも現れ、田舎であれば頻繁に見かける身近にいる生物だと言えます。
マムシは基本的には臆病者で、おとなしい蛇ですが、注意するべき危険な時期があります。
それが6~9月頃であり、この時期のメスは妊娠しているため、神経質になり攻撃的です。

本来マムシは夜行性ですが、妊娠中のメスは代謝をあげるため日光を浴びたり、昼間でも獲物を求めて活動するため、接触機会が増えるので要注意です。

マムシ以外で愛犬が注意すべき蛇

マムシ以外でチワワが注意すべき蛇はいるのでしょうか?
蛇は基本的に全て注意が必要と認識しておきましょう。
仮に無毒の蛇に噛まれたケースでも、ワンちゃんは患部が腫れ上がり強い痛みを感じてしまいます。
これは、蛇の口内には、多くの細菌や雑菌が潜んでいるからです。
特にアオダイショウにワンちゃんが噛まれてしまうと、無毒の蛇ですが、まるで毒蛇に噛まれたような症状があらわれるとされています。

riasu

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