動物好きの方であれば、どうしてもペットが飼いたくなります。
ペットと言って無数に種類があるもの。
まあその中でも一番人気があり一般的な動物がワンコとニャンコでしょう。
私が小学生のころは、ワンコもニャンコも両方飼っていたので、どちらも大好き。
現在は、チワワのビビとチアプー(チワワとトイプーのミックス)のモコを飼っており、チワワにメロメロ状態です。
ワンちゃんを初めて飼おうとあなたが考えた場合、先ずは小型犬・中型犬・大型犬のどの犬種を飼うか決めるのがおすすめです。
絞っていかないと、とにかく目移りしちゃって大変。
はっきり言ってどのタイプのワンちゃんが好きかは、あなたの好みの問題。
簡単に選択の要因となる特徴を言えば、小型犬は室内でも運動量が満たされやすいので、毎日散歩が必要とまで神経質にならなくてもよい分楽ですね。
特にチワワは室内の運動量だけでも十分と言われます。
ただし、チワワであっても適度の散歩は当然必要。
散歩には、社会性が身に付いたり、ストレスが解消できたり、飼い主さんとのスキンシップが向上するなど、いろんな効果が見取れるからです。
チワワのおすすめの散歩のさせ方や、必要な理由、注意点などが知りたい飼い主さんは次の記事を参照してみましょう。
関連記事:「チワワのおすすめの散歩のさせ方!注意ポイントやメリット」
一方中型犬や大型犬では、室内のみの運動では物足りません。
毎日の散歩は必須となってきます。
また単純に餌代が大きく違ってきます。
当たり前ですが、体の大きな大型犬はよく食べます。
つまり、餌代がかかるということを念頭に置く必要があります。
たったこれだけ比較しただけでも、ちょっと大型犬は大変だと感じとれますね。
今の世間の人気が、この当たりを謙虚に物語っています。
小型犬は10kgまで、中型犬は10~20kg、大型犬は20kg以上として、ワンちゃんのベストテンを見れば、大型犬ではゴールデンレトリバー、中型犬では柴犬が入ってくる程度で、後はのきなみ小型犬が占めてしまいます。
チワワの人気はどうかと言えば、大抵ベストスリー入りしています。
不動の人気ナンバーワンは、トイプードルですかね。
それこそテディーベアカットの人気は、一世を風靡した感じでしたからね。
さて星の数ほどある犬種のなかで、あなたがチワワを飼おうと選んでくれたなら、手助けしちゃいますよ。
今回は、チワワの子犬の選び方のポイントとして、注意点や性格&健康チェックの仕方を紹介します。
まず最初に、チワワの購入の仕方を学んでおきましょう。
1歳未満のチワワの子犬をあなたが入手する方法は、大別して「里親になる」と「購入する」の2つ。
里親になるってどういうことと、思った方もいるかも知れませんね。
里親とは、次のようなパターンでチワワを入手すること。
・保護団体から引き取る。
・野良犬だったチワワを保護し迎え入れる。
・知人からもらう。
正直野良犬のチワワを見つけることは難しいでしょうが、悲しいことに結構チワワだって捨てられてしまっているのです。
保護団体にいる品種の多くは雑種が多いですが、人気種のチワワは数が多く飼われているから、捨てられ保護されている可能性も高い犬種です。
メリットは無料だったり、安い値段で手に入れることが出来ること。
ある意味、殺処分を減らすという社会的意味もあることでしょう。
残念ながらデメリットは多く、いろいろあります。
・健康面が不安で未知。
・人馴れしていないケースも多い。
・1歳を過ぎてしまっていることも多い。
・血統書などはない。
チワワにしようとまで決心しているケースでは、なかなか上手く見けるのは困難かも知れません。
雑種でもよくてお金をかけたくない人であれば、保護団体から引き取るのもおすすめです。
また、チワワを知人から譲り受けることが出来る可能性は多少はあり得ます。
当然、子犬のチワワを入手する一般的な方法は、こちらが主となります。
購入方法は、ブリーダー・ペットショップ・通信販売(ネットショップ)の3つ。
「通信販売(ネットショップ)」
ワンちゃんの通信販売は、個人的にはあまりおすすめできません。
理由は、メリットよりデメリットの方が大きく感じられるからです。
通信販売のメリットは、お店を一軒一軒見て回る手間がかからないこと。
つまり自宅にいながら、自分の希望の子犬を自由に探すことが出来る点です。
だから、こだわりの毛色の欲しいチワワが決まっており、どうしてもそのチワワが欲しくて、大量に情報を集めて探したいたいような場合であればおすすめかなと思います。
また最近は、通信販売でいろんなペットが購入できます。
だから飼い主と心の交流を必要としない、熱帯魚などであれば、通信販売もおすすめです。
しかし、チワワのようにチワワと飼い主さんの心の交流が必要なペットでは、通信販売は少し疑問が残ってしまいます。
確かに値段は、店頭に並べたりしない分、多少は格安になったりもしますが、必ずしも値段が通信販売だから安くなるわけではないケースも多いです。
一応品種としては純血種が選べますが、最大のネックが実際に届くまでは、健康状態など全てが一切不明な点です。
そして最も気になる点が、購入する前に自分の目で見られないことで、最大のデメリットです。
これからずっとパートナーとして一緒に暮らしていくべきチワワを、一度も自分の目で見ることなしに決定してしまう何て考えられないはずです。
「ブリーダー」
「ペットショップ」
最も頻度が高い購入方法。
身近にあるので、手軽に何度も子犬のチワワを見に行けます。
ペットショップにも程度の差があるので、信頼できるお気に入りのペットショップを見つけるのが大切となります。
見つけるコツと言えるチェックポイントは、まずはウンチの片付け頻度に注意しましょう。
さすがに最近では、そんなウンチをなかなか片付けないなんてショップはなくなりましたが、もしもそんな状況を見つけたならば、ササっとそんな信頼に値しないショップは出てしまいましょう。
最も大事なことは、店員さんに話しかけてみることです。
実際に話してみるのが一番。
そうすれば、ワンちゃんへの愛情や知識の深さが、自然と感じられるものです。
また、親しくなると、いろんな情報を教えてもらえることだってあり得ます。
オス犬かメス犬か決めておくのも有効。
単純にチェックする量が半分に減ります。
チワワも基本は人間の子供の性格と同じです。
女の子は優しいし、男の子の方が活発。
体もオスの方がやや大きめ。
まあ何たって超小型犬だから微量ですけどね。
餌もオスの方が食べます。
長い目でみれば餌代はオスがかかりますね。
飼いやすさでいえば、メスがおすすめです。
オスは去勢していないケースでは、発情期に合わせて攻撃性が高まるとも言われています。
まあそういっても、気にすることはほとんどありません。
メスの場合、子宮や卵巣の腫瘍などという、メス特有の疾病リスクが高まるのは仕方ないところでしょう。
おすすめアドバイスは、ワンちゃんを飼うと考えるのではなく、あなたがもしも赤ちゃんを授かるとした場合、どちらが欲しいと感じるか考えてみましょう。
あなたがこだわりがある場合、その通りにチワワも選んでみれば間違いないものですよ。
実際には、やはり飼いやすさのためメスのチワワの方が人気が高く、じゃっかん値段も少し高めです。
チワワには、短毛のスムースコートと長毛のロングコートの2種類があります。
人気が高いのはロングコートチワワで、特に女子に人気が高いです。
そのため、人気があり需要が高い分、値段も少し高めになります。
ロングコートチワワの方が、毛玉ができやすいので、その分少しブラッシングに手間が生じます。
チワワは寒がりやさんな犬種。
スムースコートチワワは、毛が短い分寒さが応えるので、冬場の散歩などでは、服を着せてあげるなどの注意も必要。
チワワの子犬選びのポイントとしてまず最初に、オスにするかメスにするかと、スムースコートかロングコートかを決めてしまいましょう。
チワワの一般的な値段の相場は、20万円前後。
素直にこの相場の値段のチワワを購入しておくのがおすすめです。
チワワの値段を調べていると、ビックリするくらいピンキリの差があります。
高いと100万を超えます。
反対に5万円程度の格安チワワがいたりします。
もちろん値段が付くには、それなりの理由があります。
高い理由としては、貴重な毛色なんていう理由もありますが、ほとんどのケースが血統の良さです。
つまり両親などがチャンピオン犬なわけです。
ブリーダーだったり、ドッグショーにでも出さない限り、普通にチワワを飼っている分には優秀な血統など必要ありません。
優秀な血統であれば、健康である何ていうメリットも特にありません。
しいてあげれば典型的な、チワワの特徴が出る程度。
その程度の理由で、わざわざ高い金額を払う必要などありません。
あなたにどうしても欲しい、こだわりの珍しい毛色があるケースでは、少し高くなっても仕方ないかもしれません。
しかしそのようなことがなければ、相場の金額のチワワを選らぶのがおすすめです。
なお、安いチワワも避けた方が無難。
当然安いなりの理由が存在するわけです。
病気を持っていたりすれば、反対に高くつきます。
また、これから何十年も一緒に暮らしていくチワワが病気がちでは、話になりません。
長生きだってできませんよね。
結局、安物買いの銭失いという言葉が当てはまってしまうものです。
なお、チワワなどワンちゃんは子犬の時期が一番可愛く、みなさん小さな時期から飼いたがります。
そのため、需要が一番高く人気なのが3ヶ月ころ。
3~6ヶ月までが人気で、6ヶ月を超えて売れ残ってしまうと値段が自然と下がってきます。
あなたが少しでも安くチワワを手に入れたいと考え、もしも年齢にあまりこだわらないというのであれば、狙ってみてもいいかも知れません。
チワワの最大の特徴が、多種多様な毛色の違いと言えるでしょう。
そして、毛色によってもチワワの値段が変化します。
値段が高くなるのは、珍しい毛色や毛色の出方が綺麗なケース。
ただしチワワは、七変化犬なんて呼ばれるように、子犬から成犬の時期にかけて毛の色が変化するので、毛色の出方は当てにならない面があります。
特に毛並みや毛艶は、毎日食べるご飯、つまりドッグフードの影響が高いものです。
なので前もって、どんな毛色が人気であり、値段が高いかは調べておくべきでしょう。
希少カラーで値段が高く、人気も高いベストスリーだけ紹介しておきましょう。
・マール
・ホワイトソリッド
・ブラックソリッド
チワワは本当に毛色が豊富で、毛色の違いで違う種類のワンちゃんなのではと思えてしまうくらい個性があります。
そこが人気の一つでもあるわけです。
したがって、前もって必ずネットや図鑑などを使って調べておくことが肝心。
見た目はやはり各々みなさんの好みとなります。
自分が気にいる毛色のチワワを、ある程度前もって絞っておくことが、子犬のチワワを購入するためには絶対必要で、最大のポイントとなります。
チワワの子犬を購入する際の見逃せないチェックポイントが健康であること。
簡単にチェック可能な、最低見逃せない各部位のポイントを紹介します。
「目のチェックポント」
・黒目は適度にきらきらして綺麗。
・瞳が濁っていない。
・白目には充血が生じていない。
・目ヤニが多く出ていない。
・ひどい涙目でない。
・目の周りが赤かったり腫れていない。
・涙やけが起こっていない。
・目をしょぼしょぼさせていない。
・目を痒がる素振りがない。
・目を痛がる素振りがない。
・左右の目の大きさが違わない。
・目がちゃんと見えている。
「口のチェックポント」
・口臭がしない。
・ヨダレが多く出ていない。
・歯茎や舌が健康的なピンク色。
・歯並びが良い。
・遺残乳歯がない。
・口の中にできものができてない。
・歯垢がついていない。
・食べ方がおかしくない。
「鼻のチェックポント」
・乾いておらず湿り気がある。
・鼻水が垂れていない。
・鼻くそがついていない。
・鼻が変形して歪んでいない。
・咳をしていない。
「耳のチェックポント」
・臭いニオイがしない。
・耳の中が汚れておらず綺麗。
・耳の中に傷がない。
・黒っぽいような分泌物がない。
・耳を頻繁にかかない。
・頭を頻繁に振らない。
・音に敏感に反応する。
「お尻のチェックポント」
・肛門がきれいに締まっている。
・ただれていない。
・条虫が出ていたりしない。
・赤いもの(脱肛)が出ていない。
・尻尾を元気に振れる。
・お尻を舐めてばかりいない。
「皮膚・被毛のチェックポント」
・毛並みや毛艶が良い。
・フケが出ていない。
・抜け毛が多くない。
・湿疹がない。
・皮膚が赤くただれたり腫れたりしていない
・皮膚から出血していない。
・皮膚にかさぶたがない。
・体臭が気にならない。
・頻繁に体をかかない。
・しこりや黒い斑点などがない。
・部分的な脱毛がない。
・ノミのフン(フリーダート)がない。
「足のチェックポント」
・骨格がしっかりしている。
・関節が変形していない。
・ふらついて歩いていない。
・足が腫れていない。
・爪の根本が変色していない。
・足を触って痛がらない。
・元気で走れる。
はっきり言って、見た目では簡単にチワワの性格はチェックできません。
でも、怖がりであまり人馴れしていない。
好奇心が旺盛なタイプか愛嬌があるか。
そして活発なタイプか。
この程度であれば、抱いたり、ちょっと構って一緒に遊んであげるだけでも、結構感じとれるものです。
だからある程度、触らしてもらう必要があります。
いきなり噛みつかれた、無暗やたらと吠えているなんて子では、ちょっと困ってしまいます。
実際に触ってみることが凄く大切になります。
それだけでも、何となく相性が感じられたりもするものです。
実は簡単に子犬の性格がチェック可能なテストがいくつかあります。
一番一般的で有名なのが、盲導犬の訓練のしやすさを判断するための性格チェックテストです。
しかしペットショップなどで、そうそうするわけにもいきませんね。
でもその場で、本当に簡単にできるチェックもあるので3つだけ紹介しておきましょう。
本来であれば、1点~6点まで点数を付けて詳しくチェックするのですが、今回はペット初心者などが飼いやすいとされる反応のみ紹介します。
チワワの子犬をさするだけなら、ペットショップでもできますね。
子犬のそばにしゃがみこみます。
そして、頭から背中にかけてゆっくりとなでてあげます。
その時の反応をチェックして、甘える動作が出るまで待つテストです。
身もだえして手を舐めるような動作が見られればおすすめでOK。
嫌がって押しのけようとしたり、唸る噛む、距離をとって近づかない。
また、お腹まで見せて手を舐めたり、よじ登ってきて、顔まで舐めようとまでする。
このような動作は、あまり飼いやすい性格ではないらしいです。
やはり極端すぎる行動もよくないみたいですね。
チワワの子犬を仰向けにし、胸元を押さえたまま30秒間ホールドするテストです。
少し抵抗した後、落ち着く子がしつけもしやすく良いみたいです。
激しく抵抗して手足をばたつかせ、噛み付く子はダメ。
また、反対にまったく抵抗しなかったり、アイコンタクトも避けないような子もあまり良くないそうです。
チワワの子犬を後ろから抱きかかえた状態で持ち上げて、30秒間ホールドするテストです。
抵抗せずリラックスしている子がOK。
激しく抵抗して噛もうとしたり、抵抗と落ち着きを繰り返する子もNG。
また、全く抵抗しなくて気にもしなかったり、抵抗しないが体が硬くなり緊張している子も問題みたいです。
まあくまで目安ですが、紹介したような子は、初心者でも飼いやすいチワワとなるようです。